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デヴィッド・ペイチのお仕事

はい、ご無沙汰の探し歩記です。ネタも時間もありませんでした。すみません。

早、8月ですが、9日から夏季休業ナモノで前半にもう一回くらい書ければよいかなぁって感じです。

さてさて、今回のネタはプロデューサー、デヴィッド・ペイチのお仕事を紹介って事でヨロシクです。

まあ、言わずと知れたTOTOのオリジナルメンバーで鍵盤弾きの方ですが、セッションミュージシャンの傍らプロデュース業もこなすと言う感じです。有名なのはシェリル・リンの「GotToBeReal」でしょうか。

あらためて周知のシェリル・リンを紹介するまでもないので、下記珍品(かな?)をご紹介。

お皿はコレですな。

察するに、デヴィッドさんのお父様:マーティ・ペイチ(JAZZアレンジャーの大御所)に下記企画が持ち込まれて、息子にも手伝ってもらったんじゃないかと。

え~サラ・ヴォーンSarahVaughanが歌うビートルズBeatlesです。正直、レコ会社の企画は場合によってはファンの立場ではなくて安易な発想だったりもするので、折角才能あるミュージシャンが集まって駄作になってしまうケースもあって如何なものかとよく思います。

JAZZヴォーカル界の3本指に数えられるサラ・ヴォーンにビートルズを歌わせるナントもゴージャスな”企画”ですが、正直誰が買うんでしょうか。まず、ビートルズfanは無理でしょう。少なくとも本アルバムに収録されている曲全曲知っているfanなら買わない。さらに、かたくななビートルズマニアなら尚更100%買わないと断言します。マニアの方々はまずカバーを認めることは無い、絶対にない。ジョージのミスった部分がそのままレコードになっているところもミスに忠実に演奏する事を望む人たちですから。

ビートルズからロックfanになった人たちも厳しいでしょう。ロックじゃないですから。

つまりこれで洋楽fanの少なく見積もっても60%は買わない。

サラ・ヴォーンfanも多分買わないだろう。あの”枯葉”のサラ・ヴォーンをこのアルバムに求める事は間違っていますから。

失礼を承知で言うと本アルバムの印象は”イージーリスニング”例えば、JAZZで聞くビ-トルズ。だったら、サラ・ヴォーンとTOTO使う事無いだろう。

しかし、そこはサラ・ヴォーンとTOTOですよ。耳がぴくぴくする瞬間・展開もあったりするところがミソ。よく聴くと”イージー・リスニング”しているのは”お父様”プロデュースの部分だけ。

デヴィッドさんのお仕事は正直美味しかったりします。ただ、英国の陰鬱に引きずられているビートルズのメロはソウル系アレンジには合わない。原曲をよく知っている自分も歌い出しまでのアレンジにノリノリで、歌が始まったりするとちょっとガク!ッとします。

とは言え、1曲目の「GetBack」。まるでアース(E.W.&F)じゃ、あ~りませんか。2曲目「AndILoveHer」。メロウなエレピに導かれて、歌い出しはジョージ・ベンソンの「マスカレード」ですな。女性でコレだけの低音をここまで聞かせるのは流石サラ・ヴォーンです。中盤のコーラス部分は洗練されたスタイリスティックス。4曲目「TheFoolOnTheHill」のエンディングは「ジョージーポージー」まんまですな。

http://www.youtube.com/watch?v=xwxEq_EvPBQ

http://www.youtube.com/watch?v=hwQQJFMv5Lo

http://www.youtube.com/watch?v=SiK46AKnvp8

と聴き所少なくありません。

選曲をもっと練って、全面的にデヴィッドさんプロデュースにしたら名盤だろうなぁ。

更新日時 : 2011年08月02日 | この記事へのリンク : 

1979年ダイヤトーンポップスベストテンよりその2

さてさて、昨日に続き、ヴィンテージイヤー1979年の注目曲その2は
デイズ・ゴー・ダウン/ジェリー・ラファティです。
1日のブログで2曲の予定が2日に渡ってしまいました。この頃の事は語ると長いモンで。
で、ヴィンテージといわれるヒット曲を適当に並べてみると
My Sharona Knack
Bad Girls
Donna Summer
Le Freak Chic
Da Ya Think I'm Sexy
Rod Stewart
Reunited
Peaches&Herb
I Will Survive
Gloria Gaynor
Hot Stuff
Donna Summer
Y.M.C.A.
Village People
Ring My Bell Anita Wa
rd
Sad Eyes Robert John
Breakfast In America Supertramp
I Was Made For Loving You Kiss
Voulez-Vous ABBA
Honesty Billy Joel
Don't Stop Me Now Queen
Heart Of Glass Blondie
I Was Made For Dancin' Leif Garrett
Chiquitita ABBA
Goodnight Tonight Paul McCartney & Wings
Dream Police Cheap Trick
Heartache Tonight Eagles
Tragedy Bee Gees
Hot Stuff Donna Summer
Sultans Of Swing Dire Straits
Blue Morning, Blue Day Foreigner
Last Train To London Electric Light Orchestra
Wanted Dooleys
Sunday Girl Blondie
Shine A Little Love Electric Light Orchestra
People Of The South Wind Kansas
Don't Cry Out Loud Rita Cooledge
Chuck E's In Love Rickie Lee Jones
Let's Go Cars
Star Earth, Wind & Fire
I Don't Like Mondays Boomtown Ratts
Pop Muzik 
Since You Been Gone Rainbow
Sail On Commodores
Don't Stop 'Til You Get Enough Michael Jackson
You're Only Lonely J. D. Souther
Victim Of Love Elton John
We Don't Talk Anymore Cliff Richard
Tusk Fleetwood Mac
Babe Styx
Send One Your Love Stevie Wonder
No More Tears (Enough Is Enough) Donna Summer & Barbra Streisand
A Man I'll Never Be Boston
September Earth, Wind & Fire
Hold The Line TOTO
Lotta Love Nicolette Larson
I'll Supply The Love TOTO
What You Won't Do For Love Bobby Caldwell
Love You Inside Out Bee Gees
Rise HerbAlpert
WahtAFoolBelieves DoobieBrothers
Escape RupertHolmes
I'll Never Love This Way Again Dionne Warrick
DirtyWhiteBoy Foreigner
PleaseDon'tGo K.C.&TheSunshineBand
Broken Hearted Me  AnneMurrey
Better Love Next Time  Dr.Hook
ThisIsIt KennyLoggins
etc・・・まだまだありますが・・・。
で、ジェリー・ラファティさんの「デイズ・ゴー・ダウン」です。
アルバムはコレ。
 
2in1の下がアルバム”NightOwl”で上記曲収録です。
上のアルバムがラファティさん最大のヒット曲「霧のベイカーストリート」を含む”CityToCity”です。
アレンジは「霧の~」が良いですが、メロは「デイズ~」の方が良いです。
1970年頃すでに”グラスゴーのポール・マッカートニー”と言われる程のメロディメーカーだったそうで(ネットで調べました。「デイズ~」以降目だったヒットが無いにもかかわらずこの方も熱烈なファンが多いようで。)ハンブルバムズと言う名のユニットでアルバムを残しています。コレ。
 
その後、スティーラーズ・ホイールと言うバンドで3枚アルバムを残して、ソロで「霧の~」のヒットを飛ばします。スティーラーズはコレ。
 
ピアノのコード弾きで静かに弾き語る感じから転調してアップテンポなポップソングになる展開と全体的にとてもメロディアスな曲調が印象的です。
残念な事にジェリー・ラファティさんは今年の1月4日に亡くなってしまいました

更新日時 : 2011年07月08日 | この記事へのリンク : 

1979年ダイヤトーンポップスベストテンよりその1

1979年というと歴史的に何があったかとかすぐには出てこないのですが、当時のF1レース全戦の優勝者、出走メンバー(名前車種カーナンバー)とか、オリコンチャートで1位とった曲がなんだとかはすぐ思い出すんですが・・・。
個人的には、この年から洋楽を聴くようになったモンで割りとマイナーな曲でもよく覚えていたりします。
ネットで”1979洋楽”と言う感じで情報を紐解くと、洋楽ファンにとってこの年はヴィンテージ・イヤーだそうで、後に残る名曲のオンパレードだとか。
自分、個人的にはもちろん聞き始めなんで聴く曲全てにおいて良いに近い評価、つまりはそれまで邦楽95%(CMとかで洋楽を聞く分5%)だからクオリティにおいてレベルが違う(当時の話、アレンジとか西洋音楽を手本にしていた邦楽ヒット曲なので、後追いなのでレベルが低い。)洋楽曲の魅力に惹かれるのは当然なので「全部イイ」になってしまい、1979年のヒット洋楽は当然に”名曲のオンパレード”になります。
さらに実際に名曲のオンパレードだとしたら、巡り会いの幸運を感じないわけに行きません。奇跡とも言えます。
いや~、1979語ると長くなっていけませんなぁ。
で、TVでポップスベスト10やってませんからラジオになるわけで、ステレオなのは当時FMだけ、さらに言うと民放FMは首都圏でさえ1局、つまりFM-東京だけ。で、洋画のチャート番組も1つなので必然的にダイヤトーン・ポップスベスト10になるわけです。もちろん聴きながらエアチェックして60分カセットの片面が埋まると言った展開で、チャートインした曲は個人的にすべてヘヴィローテーション、すべて名曲。
で、今では語られる事のない名曲にスポットを当てようかな、ってのが今回の”探し歩記”。(ホント前置き長いなぁ~)
「DoItOrDie」(ドゥ・イット・オア・ダイ)/アトランタ・リズム・セクション
が推薦曲です。
全米チャート最高位19位、ポップスベストテンでは最高位8位くらいかと思います。
いわゆるサザンロックのカテゴリーでアルバム全体では、その雰囲気なんですが、この曲はちょっと違います。SSW~AOR風なんだけど、静かなるバンドサウンドというか。タイトルの意味は「死ぬ気で頑張ってみなよ」。静かに語りかけるように強く励ますって感じでしょうか。
またまた大げさに言わせてもらうと個人的にイーグルスの「言い出せなくて」に匹敵するかと。
で、サザン・ロックの連中が・・・例えば38スペシャルとかが「想い焦がれて」(これは名曲!)・・・書く曲とどこか違う香りがする感じがして、調べてみました。
すると、実は”クラッシクスⅣ”と言うブルーアイドソウルのグループのソングライティングチームが作ったのが、アトランタリズムセクションとの事。・・・語られる事のない名曲といいつつ、ネット上ではいっぱい語られてました!。
なるほどなぁ~、サザンロックとブルーアイドソウルは違うわな。ARSの面子もアトランタのスタジオミュージシャンなのでアトランタのTOTOか!!。演奏もそつないわな。
”DoIt~”のアルバムがコレ
”負け犬”ってタイトルです。メンバーの意図・コンセプトがなんとなくわかりますが、このジャケは売れないだろう~。
クラシックスⅣはコチラ
ベストしか今はCD手に入らないかと思いますが、コレなかなかイケてます。

更新日時 : 2011年07月07日 | この記事へのリンク : 

クレイグ・ランク

早、夏の到来って感じのここ数日ですが、如何お過ごしでしょうか?。

こう気温が上がるとAOR以外は聞きたくなくなるというか、たかだか30分車に乗るのにもCD5枚くらい持ち込む有様・・・。

で、今回ご紹介がクレイグ・ランクさんです。

いや~ジャケット見ただけで盛り上がりますなぁ~。ちなみにオリジナルジャケットはコレ。

・・・・・。

実はタイトルもオリジナルが「KeepTheFlame」で国内が「TrueLove」。

1983年発売・・・AOR全盛期ですな・・・のアルバムのリイシューになります。

音楽探歩記ではAORうんかんぬん色々と言ってますが、実はこの頃1983年ころから”プログレ”にうつつを抜かすようになり、AORからは遠ざかっていまして、このアルバムも当時は知りませんでした。(ですが、1979年くらいからチャートで洋楽を聴いていたので、場合によってはチャートの半数をAORが占める時代なので自然と好みはその方向が強いです。)

1990年代後半からAORのリイシューが本格化してきたので本やネットを頼りにココ10年くらい収集に勤しんでいるわけですが、久しぶりの大当たりがこのアルバムというわけです。

この前年に発売されたアルバムを、実は4~5年前にLPで入手したのですが、まだ聞いておりませんでした。あまりヤフオクとかで見かけないのと値段がちょっと高かったかと思います。

で、今年の4月にCD化された本アルバムを購入したわけですが、話によると1988年にその2枚のアルバムからセレクトされたベスト?CDがコレクターズアイテム化してそのレア度からヤフオクで5ケタついたらしい。まあ、値段でサウンドが計れると思いませんが、このアルバム素晴らしいです。

1曲目で「おおっと」となって最後まで聞きとおしてしまいました。

メロ良し、アレンジ良し、捨て曲なしです。

 http://www.youtube.com/watch?v=2Q1Xwpb70Sw

今回のCD化にあたりボーナス・トラック4曲収録ですが、そのボーナス曲もクオリティ落ちません。ボーナス曲にクリスマスソングがあるのですが、個人的に山下達郎のあの曲に匹敵するのでは、な・い・か・と、大げさに言わせてもらいます。(というかこの人と達郎さんの好みが似ててコーラスワークとか雰囲気醸し出している。発売順で言うとこちらが先)

http://www.youtube.com/watch?v=dlauU9-EeBY

クレイグ・ランクさんはカナダの方で、本国では1974年からチャートインするヒット曲をリリースしてますが、当時の国内レコード会社のディレクターに見いださなかったらこうして耳にしなかったかもしれません。また、今回のリイシューは韓国のレーベルとの共同作業で、意外と日本と感性近いのかなぁと(プログレでも韓国で先にリイシューされた例あり。)。

更新日時 : 2011年06月26日 | この記事へのリンク : 

Jazzyなクリストファー・クロス

クリストファー・クロス・・・いたなぁ、そんな人。って懐かしの洋楽FANにとってはいろんな意味で記憶に残るシンガーかもしれませんが、現役で近年来日もされております。

そんな彼の近況を伝える素晴らしいCDがコレ。

 

よく見ると”絵”なんですが、どうも”写真”を画像処理して”絵”にしたっぽい。と云うのはブックレットのメンバーの”絵”もすべてこのタッチでいかにも写真っぽい。この”絵”にしたってギターに鍵盤が映り込んでいるところなどがそんなかんじです。

で、このアルバムですが、これまでの曲をアコースティックにJazzyにアレンジしてスタジオセッションしている内容です。

感想:ここまでJazzyなアレンジが似合う曲だと思いませんでした。Jazzyといってもコテコテでないトコロがミソでしょうか。

やっぱり素材(曲、メロ)が良いと料理(アレンジ)のし甲斐があるというか、素材を生かした料理をするとより感動するというか。

2008年にビルボードライブ東京での演奏も同じフォ-マットだったらしい。

1999年に発売されたライブDVDも持っていてそれも良かったのですが、今はこのアルバムが良いですね。

単に”Jazzで聞く△■”とか”今風アレンジでナツメロと化した”ケースとは対極にあるセンスとクオリティを持った作品です。

更新日時 : 2011年06月25日 | この記事へのリンク : 

現代のサーフ・ミュージック~コルビー・キャレイ

5月も後半に入り夏日が二日続いて初夏かなぁ~と・・・今年は気温の上がり方が遅いですよねぇ~。

で、気温が上がると聴きたくなる音楽ががらっと変わると言うか、急に聴きたくなる。ある意味暑さに対して気分的に音楽に爽やかさを求めてしまうんでしょう。・・・これって無意識に省エネしてるんだなぁと、地震云々関係なくですよ。なぜか・・・仕事先はともかく自宅でエアコンつけるなんて結婚してカミさんが使うようになってからなもんで、(まあ8月生まれって事で暑さには強い。)エアコン無しが”普通”なもんで。

で、まあ夏に聴きたくなる音楽も色々ありまして”ココ”最近ネットで試聴してお勧めな盤をちょっとご紹介。

”ココ”ですな、”ココ”。

はい、ちょっと洒落てみたつもりですが、”ココ”ことコルビー・キャレイさんです。

現役な洋楽FANの方は、なぜ今頃コレかと思われるかもしれませんが、おじさんは最近の(邦楽だけでなく)洋楽も聞かないんですわ。

理由としては、①情報を入手する時間がない(これはFMを結構聴く、大型店で試聴するなど)②1970年代、1980年代に聞きまくって耳が肥えてちょっとした新鮮味や美メロでもさほどの感動がない。(この点、感性が古いとか言われます。)ま、それは置いといて。

あるサイトの試聴コーナーで耳にして久しぶりに旬の活躍している(全米チャートのベスト10、グラミーノミネート)新人のアルバムを買いました。

まあ~ジャケからして好感度高いですよね。最近は天が二物を与えすぎているのか、器量よしで歌がお上手でいい曲書くんですから。

気に入った理由はデジタル楽器が使われていない、声が良い、曲も良い。気温に対して聴きたくなる気分に非常にマッチしたんでしょうけど、キャッチーなメロディがひたすら爽やかなバックに乗って流れるという感じでBGMになりそうだけど、メロのフックに耳がひっかるんですね。

さてさて、で、本題の”サーフミュージック”ですが、この手の音楽が”今”の”サーフミュージック”なんだそうです。なるほどな~とも思いますが、60年代は”テケテケテケ”のヴェンチャ-ズ、70年代はパブロ・クルーズとかセシリオ&カポノとか”ハワイ”や”西海岸”関連の方々と言った感じなのですが、”今”はサーフィンがスローライフやロハスと言ったライフスタイルとしてのイメージが強くなって「穏やかで温かみのある自然な感じ」の音楽と結びついたらしいです。”オーガニック”とも言われています。

個人的には”明るい”70年代回帰な感じでしょうか。リッキー・リー・ジョーンズを明るくした感じと言うか。ただ、当時ほどの個性とインパクトは感じないですけどね。

2nd

もお勧めです。

ジャケ買いして成功な例ですな。南の海に行きたくなります。

更新日時 : 2011年05月23日 | この記事へのリンク : 

1987SenceOfWonder

え~全く最近のネタではないのですが、最近プログレネタの話できる友人と話す機会がいくつかありまして、ちょっと(と言うかまたまた)思い出話ですな。

以前のブログで難波弘之さんの事紹介しましたが、今回は第二弾になります。

彼がリーダーのバンドがSenceOfWonderと言いまして、もう20年以上前ですがよくライブ行ってました。まあ~ライブ見に行って”何演っても許せる・・・カバーとか、物真似とか”のはこのバンドと森川美穂くらいでしょうか。

で、このバンドは3人編成である事がほとんどで(32年活動していて4人編成期は1年くらい)、3人とは言えメンバー・チェンジあるんですね。

で、自分が最もよくライブ見に行っていた時期のメンバーでSenceOfWonderのライブをやるとネットでニュースを見つけたのが2008年8月の事。記事を読むと難波さんが網膜はく離で本当は5月予定のライブが延期されたとの事。難波さんには申し訳ないがよくぞ延期してくれた。(まあFANとはいえ四六時中情報チェックなんて忙しい40代パパには出来ません。)で、見に行く事に。

再結成なんてのは普通の事ですが、現役バンドがかつての編成でライブやるなんてYESか難波さんくらいしか出来ない芸当です・笑。

文字多いなぁ~で、当時のメンバーのアルバムがコレ。

味も素っ気もないジャケですが、この時の面子のアルバムはコレだけです。

個人的な難波Albumランクだと7~8番目ですが、人生でワンアーティストのライブを複数追っかけるのはこの時期のこのアーティストだけなモンで、それだけに思い入れがあるというか、それだけ面白かったかと思います。

ですので、2008年に1987SenceOfWonderを見れたのは良かったですね。

基本デジタル機材に頼らず”手足”で音を作るアナログに拘っているのと、トリオならではのコンビネーションの良さが当時と変わらず素晴らしかったです。違うのは”見た目”(爆)と”暴走”が無い事でしょうか(実はこの暴走がライブの面白いところでもありますが)。

”見た目”

・・・シンバルがチャイナばっかり・笑。ドラムの”小森啓資”さんです。昔に比べるずいぶん音数減りましたが、それでも”おかず多目”。

手前のサングラスの方が”小室和幸”さんと言いまして、個人的に音楽界の”小室”と言えばこの人です。リッケンバッカーがうなりをあげて引きまくりの上に女性の音域でコーラス決める凄い人です。もう一度言いますが、音楽界で”小室”と言えばこの人です。

いや~書いているだけで聴きたくなりますわ。帰って子供が寝たら聴こうっと。

更新日時 : 2011年04月29日 | この記事へのリンク : 

UK~ジョン・ウェットン、エディ・ジョブソン来日公演

行ってきましたよ、U.K.。って言うとイギリスに行ったのかと思われますが、U.K.と言う名のバンドのLIVEに行ってきました。

いや~色々と感慨深いと言うか、これまで再結成の噂が出ては消え、また消えてと、この目で見るまでは信じない状態で昨日でしたもんで。

まあ~それだけ見たかったって事でしょうが、久しぶりにワクワクしましたね。

ライブを見に行くのは2008年のSenceOfWonder以来でしょうか。その前が2007の再結成ASIA、その前がさらに2~3年前遡ってカミさんと行ったマドンナ。ってな感じでライブは2~3年に一回程度。

ASIAにしてもSenceOfWonder、今回のU.K.でも全曲歌はもちろん、イントロから間奏のフレーズまで大体覚えているアーティストじゃないとまずライブには行かないもんで・・・。

ライブの告知がコレ

で、どうだったかと言うと

まず、ジョンの声ガラガラ・・・この方の場合前回のASIAの時もそうでしたが飲み過ぎで来日3日目くらいに調子悪くなる。それに加えてアルバムや30年前の来日では他のメンバーがコーラスしているのに、今回はジョンしか歌ってない。さすがにMCはほとんどエディがやってましたが、司会者のマイクよろしく状態でステージ下手にぽつんと立っているスタンドに来ては喋るって感じ。歌わなくてもキーボードの前に設置した方がかっこいい。

で、コーラス・パートは応援のつもりで大声で私が歌ってました。(周りの人煩かったろうなぁ~スミマセン。・・・・コーラスつけないエディが悪い。)

やっぱりインストパートが半分近いプログレとは言え、歌バンであることには変わりなく、ジョンの不調は痛かった。

その分、ベースは頑張っていたようで、周りの客が演奏は今日が一番良いと話してた。とは言え、手も病み上がりで絶好調にはまだまだ。ドラムのバスドラが大きくベースラインがはっきりしなかったのも残念。

そのドラムのマルコさんですが、各方面から引っ張りダコとあってさすがの腕まえでした。前任のビルさんやテリーさんの良いところ上手く捉えているなぁと感心でした。ただ、最近のライブで思うんですが、低音のエコーは粒立ちが不鮮明になるのでせっかくの音数やバスドラのフレーズも伝わりにくいんじゃないかと。

ギターのアレックスさんは、前任のアランさんの演奏を忠実に再現しておりましたが、微妙に後ノリで、殺気立ったアランさんとはちょっと違う感じがしました。それとエディさんに気を使っているのか、エレクトリック・ヴァイオリンが出てくると音量下がり気味で、大先輩を前に萎縮してるって感じでした。後半ノリノリのクリムゾン・ナンバーやトリオ編成時代(ギターレス)の曲でのフォロー具合はとても高感度高かったです。

で、主人公と言えるエディさんですが、当時を彷彿とさせる演奏は素晴らしかったです。(単独のヴァイオリンソロはなんだかなぁ~でしたが。)

まぁ~なんと言っても曲が良いですね。つまらない小言を言ってしまいましたが、好きな曲を2時間半!大音量で聞けたのでそれは楽しかったです。

で、なにかアルバムを紹介って事ですが、U.K.はオリジナルアルバム2枚にライブアルバム1枚が当時の全てです。(ですんで2時間半もやれば残り2曲しかありません。)で、それを紹介ってのもなんか芸が無い。

で、コチラ。

 

U.K.のライブ盤は「NightAfterNight」と言う日本公演の正規アルバムが存在しますが、コレは最近でたとりあえず正規っぽいライブアルバムです。

U.K.はオリジナルアルバム1枚目と2枚目ではメンバーが違いまして、「Night~」は2枚目の面子になります。で、上記は1枚目のメンバー。で、で、これがFANにとっては大変な違いで「Night~」は1980年当時発売されていますので、1枚目のメンバーでのライブがどうだったか、とても興味の沸く話題だったんですが、それがこうして聞けるようになった。

で、内容はどうかと言うと、良いですわ~。アラン・ホールズワースのギターがいい感じに鳴ってます。

この音源、実は1992年くらいに聞いておりました。非常に有名な海賊盤です。どう有名かと言うと”音質”が良すぎ。たぶんライン録音なんでしょうけど、バランスが絶妙。この音より悪い音質の正規ライブ盤けっこうあります。ブートはコチラ。

なんでブートが正規発売に?ってのは分かりませんが、上の黒いジャケットはAmazonとかで手に入ります。

更新日時 : 2011年04月19日 | この記事へのリンク : 

ブリンドル~カーラ・ボノフ、アンドリュー・ゴールド・・・

え~ご無沙汰しておりました探し歩記です。このところなかなか探し歩いた音があまり無くて過去の思い出的な作品の紹介が多かったのですが、久しぶりのヒットが今回のCDです。

カーラ・ボノフ、アンドリュー・ゴールドと言えばAORファンや1980年前後の洋楽ファンにはなじみ深いアーティストかと思います。どちらも本人のアルバムのヒットも有名ですが、他のアーティストに提供した曲のクオリティも大変高いというかソングライティングには定評のある方々です。

彼らが同じバンドに所属していた事を最近知りまして・・・・こんな重要な事しらなかったなんて・・・・で、早速購入しました。

カーラ、アンドリュー以外のメンバーもケニー・エドワーズ(リンダ・ロンシュタットがいたストーン・ポニーズのメンバーでリンダのバックメンバー)、ウエンディ・ウォルドマン(カーラ同様ウエストコースト系のシンガーソングライター)と歌良し曲良しの方々でして、推して知るべしって感じですか。

ん~写真が小さくてすみませんが、左からケニー、カーラ、アンドリュー、ウェンディです。 

アルバムはコレ

 

ジャケに大きく4人の名前が書かれているから分かるようにそれぞれの知名度が高いと。

で、音ですが一言で言って素晴らしいです。

この年齢になって分かるんではないかと思うのですが、コレが中学生、高校生くらいだと聞き流してしまったと思える・・・キャッチーで一聴して耳に残るフックのあるメロディが多くない・・・しみじみ聞き入ってしまうと言うか大人向けと言うか。

いわゆる全盛期と言われる時期から10年以上経って新作ですと買ってがっかりなんてのはよくある話ですが、年くって年相応に耳に響く音楽を作ってくれるとはありがたい事です。

さらに言わせて頂くと、過去を思わせる作品が出来ましたと買っても当時の雰囲気の再現は不可能で、当時の音楽を耳にしたければ当時作られた音楽を聴くしかないと断言してきましたが、コレ結構当時を感じます。 

まあ、この作品が作られたのが1995年ですから、今より当時に近い。それと声が変わっていないんでしょうねぇ。コーラスも素晴らしいですね。

で、実は彼らは1970年頃にバンドを結成してシングル1枚で解散した過去があるんですね。なので売れた人が集まりましたではなくて、再結成だった。当時写真がコレ。

 

当時の活動を続けていたらどうなっていたんでしょうか。その後のメンバーのソロ作品に愛着があるので、解散は必然としておきますが、再結成後の上記アルバムを聞くと1970年当時録音していたであろうアルバムの音も気になってしまいます。

因みに2001年にセカンドが発売されてコレもまた評価高いらしいです。

ケニーさんは残念ながら昨年8月に亡くなってしまいました。

更新日時 : 2011年04月17日 | この記事へのリンク : 

さわやかな朝に似合う~ドン・ブラウン

このところは気温も高くなってきて、朝に雨戸を開けるとさわやかな感じかと思います。そんなときに似合うCDの一つがコレです。

ジャケットも雰囲気よく出来ていて作品としての完成度の高さをうかがわせます。

ドライブ向きと言うより朝食時のBGMってなかんじです。でも、イージーリスニングほど心地良すぎて印象に残らないわけではありません。

 http://www.youtube.com/watch?v=SSYO7eRcteU

イントロからフックの効いたアレンジと印象に残るメロディの1曲目からキラートラックなのでジャケ良しもあって個人的に記憶に残るアルバムなのですが、全体を聴くとシリアスなナンバーありで、全部が朝に似合うと言うわけではありません。

なぜかと言うと・・・・理由はアーティスト側の考えとしか言い様がないのですが、時代背景ってことで・・・・この作品は1975年発売で、一般的にAORと言われる言葉が使われる前の事になります。作品のカラーを統一的にAORし始めるのは2年後くらいからになります。

で、上のジャケットの左側がドン・ブラウンさんで、彼の2年後のソロアルバムが下記です。

しずかな佇まいが良い感じのジャケットです。

サウンドはブラウンスミスの音をさらにAOR化させた感じで、バックのメンバーもFusion系スタジオミュージシャンの凄腕を起用してさらに完成度を高めています。

1曲目からまたまたスムース和み系のAORキラートラック登場です。2曲目がタイトルナンバーでこれまたハイトーンのサビメロがちょっと泣きが入っている感じでとても良いです。

http://www.youtube.com/watch?v=jvc7zg5AUXk 

こちらはさすがにAOR全盛期に近いので全体的に同じカラーです。エレピの音もGood。

どちらもこれからの時期、特にオススメですな。

更新日時 : 2011年03月20日 | この記事へのリンク : 




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