ロン・ハワード監督の映画「RUSH」が来年2月ロードショーってNEWSが聞こえてきましたが(アメリカでは明日公開)、その1976年にデビューしたのが日本でもお馴染みのドン・ニコルズさん率いるシャドウのDN8です。
デビュー戦予選3位、決勝4位と華々しく活躍したものの大型スポンサーUOPが前年で援助打ち切りで資金不足に陥ったのとデザイナーのトニー・サウスゲートの離脱で以後成績不振をかこったんですが、思い出すのは、翌1977年の悲劇と栄光ですな。
この写真はかのオート・スポーツそのままですが、この表紙が何を物語っているかは知っている人ならば、(この表紙がなんのコメントもなく掲載レースを小さく載せているが如く)なんの言葉も必要としないで理解できるかと思います。
レーサーと死は常に隣りあわせと言うのは周知の事実としても、この表紙のレースでの悲劇は理不尽を思わざるを得ません。
DN8と言えばこの悲劇を避けて通る事は出来ないのですが、その点をクロ-ズアップしたいわけではなく、1シーズン2台体制でドライバーが計7人もこの車を操ったって話。
シャドウ・チームは1977年初頭は昨年デビューの車をそのまま走らせていたんですが、第3戦からサイドポンツーンを変更した改良型を登場させたもののエースのトム・プライスが事故死。チームメイトのレンツォ・ゾルジがそのショックを引きずって引退と悲劇に見舞われます。
そこで、F-1シートからあぶれていた有力ドライバーのアラン・ジョーンズをリクルート。第6戦のモナコからは新鋭リカルド・パトレーセをデビューさせた。
マシンはサイド・ポンツーンを再度改良し、フロントにオイルクーラーを配置した再改良型を投入。
ここまでを確認の写真。
まづは、R.ゾルジの改良型
次にA.ジョーンズの再改良型。
車重と重量配分において、再改良型の方が良さそう。改良型はスカートもついているので、グランド・エフェクトを意識しているように見えるが、最改良しているトコロを見ると真似だけで、仕組みを理解が足らなかったかと。
で、これで話が終わったら、なんも面白くないのですが、かのパトレーゼさん、実はまだ大学に籍を置いている上にF-2などにもエントリーしているので、F-1を欠席?することもしばしばで、代役が登場と相成ります。
こちらは、ジャッキー・オリバーさん。古参のドライバーですが、その昔、シャドウに在籍して活躍した方です。
今に例えるとザウバーに久しぶりにハイドフェルトが乗るようなモンです。
こちらは、J.P.ジャリエさん。昨年まで在籍していました。速さには定評がある人です。現在だと可夢偉が復帰するようなモンです。
こちらはA.メルツァリオさん。かのフェラーリでワークス・ドライバーだった方です。F-1史上もっともフェラーリがどん底の時のドライバーでもちろん未勝利です。いろんな意味で記憶に残る人なんで、今で言うとアレジくらいにはしたいんですが、成績だとイタリアンって事もあってN.ラリーニあたりでしょうか。小さい方で、座高低いのにポジション上げずに乗っているので正面から見るとヘルメットの位置がずいぶん低いのが特徴なのですが、このミニカーはその点良く出来ています。
ってな具合に7人も乗ってます。結局、アラン以外は話にならなかったんですが、ナントそのアランがチーム史上唯一の勝利をこの年のオーストリーGPであげています。
最近はそんなドラマチックな話ないですよねぇ~。
開幕時点でシートが無いのに、途中で乗る事になって、そのチームに初優勝をもたらすなんてね。
その後、アランさんは、かの有名なウィリアムズ(この時は、得体の知れないC級チーム。今で言うとマルシャか)に移籍して、3年後には世界チャンピオンですよ。
また、かのパトレーゼさんもF-1出走回数256回(歴代2位)、優勝6回と大成します。
これからの人と斜陽がかった人が交錯してるなぁと思いますが、無くなったプライスさんが生きていれば、どうなったんだろうと、その方が気になります。(ノンチャンピオン戦のF-1では優勝しています。)
更新日時 : 2013年09月19日 | この記事へのリンク :
ウチの3歳の娘が
「骸骨を乗せた宇宙ステーション、今でも地球を回ってい~る。」
と機嫌よく歌ったりしていますが、何にも知らない人が聞いたら”変な子供”だと思いますよねぇ。
コレ、実は先日発売された難波弘之の新作
「Childhood's End~幼年期の終り~ 」
ってアルバムの「でも誰もいない~骸骨を乗せた宇宙ステーション 」って曲のサビ部分です。
http://www.youtube.com/watch?v=F2K2SihiRnc
SF作家でもある難波さんの近未来予想図である人類滅亡(例えば致死率100%の細菌感染とか)を歌っていて
詩の一節では「地球は救われた~でも誰もいない~」とあって、つまりは人類が滅亡して地球は救われたって事で、これは脱原発を言いたいのだと思います。
難波さんは福島のトヨタネッツの協力でFUKUSHIMA RECORDっての立ち上げてこのCD売れない時代に精力的に発売を手がけて復興に尽力したりもしています。
深いと言うか、シュールと言うかですが、子供の送り迎えでこのCDかけたら、子供にウケまして・・・・メロディが良いんでしょうなぁ。(童謡に近いとも言える。)
それに続いて歌っているのが
「空に~あこがれて~、空を~駆けてゆく~」
ご存知「ひこうき雲」ですな。
さすがに3歳の子供に意味を知れとは言えませんな。
意味ご存じない方は、下記読んで頂ければと思います。
(ちょっと加筆してます。)
更新日時 : 2013年09月08日 | この記事へのリンク :
巷で話題の朝の連ドラ”あまちゃん”ですが、皆さんご存知ですか。
30年来の朝の連ドラFANとして久しぶりの大ヒット!で欠かさず見ています。
クドカン凄いです。個人的にはここ10年くらいのTVドラマで文句なしNo.1ですね。(朝ドラと大河以外は、ほとんどドラマ見てませんが、新聞のドラマレビューとかネットニュース見て話題モノはチョコチョコチェックしてます・・・「ミタ」とか、「マルモ」とか・・・が、それら全てを凌駕していると個人的には思います。)
話し始めると長いので略しますが、キャストが素晴らしい!。ただギャラだけが”豪華”などっかのドラマと対極にある出演者の技術とセンスにただただひれ伏すしかなく、余計な事考えずに感情移入して感動できるドラマは他に思いつきません。
古田新太さんが「(クドカンの)脚本はアドリブ入れる隙がなく完璧なので演じ手としてはある意味遣り甲斐がない。」と仰っていたように、マニアックなギャグもてんこ盛りで、一字一句聞き逃さないともったいない。例えば、副駅長の吉田君がベンさんに突っ込むセリフで「和田勉と一時違いっ!(ベンさんは小田勉)」ってのがありましたが、2秒くらいで他に2つくらい突っ込みがあるセリフなので、聞き逃しやすい。
潜水土木課の磯野先生はアドリブ入れたそうです。「おめぇいい身体してんなぁ~」と台本にないセリフいれて種市君が驚きつつ「そんなことねっす」と返した。
花巻さんの「分かる人だけ分かればいい」セリフの前のギャグは(レディ・ガガとクイーンのRadioGaGaとか)毎度爆笑モノです。
そんな、”あまちゃん”が昨日、今日と山場を迎えました。(朝の連ドラは3月から9月末までなので、山場を持っていく時期は8月末か9月頭が多い)
昨日は、鈴鹿ひろ美が映画「潮騒のメモリー」の最重要場面でアドリヴをして天野アキに限りなく地に近い演技をさせたシーン。薬師丸さんホントお上手。それに応える玲奈ちゃんが天才ぶりを発揮と実に見ごたえあるシーンでした。
今日はレコーディングで天野春子(小泉今日子)が歌っているトコロへ鈴鹿ひろ美がブースに入ってきて、事がばれて、春子にひろ美と太巻が謝るシーン。(ココに至っては春子が主人公だったかと錯覚を起こすが、それがクドカンの意図するトコロであろう事はFANなら容易に想像がつく。)
上記の二つのシーンを如何に感動させるかを目的として、これまでの流れが構成されていたんだなぁと思います。凄い構成力です。
普段の朝ドラだと山場以降は、優勝が決まったペナントレースの如く、消化試合と相成るんですが、そこはクドカン、残る一ヶ月をNHKの意図する復興へ持って行くわけで、見逃せません。
はてさて、ココまで読んで、どこが”音楽探し歩紀”なのか。ここからですな。
今日のストーリーは主人公天野アキが歌入れをするスタジオでの話し。途中で太巻の差し金で天野春子が歌うんですが、この曲は春子が鈴鹿ひろ美の影武者として20年前にレコーディングした曲「潮騒のメモリー」。
巷ではあのキョンキョンが”ん10年ぶり”にアイドルして歌った上に当時のまんまのアイドル声だったとドラマの面白さ以上に話題沸騰となった事件でもあります。
コレ
オリコン1位だそうですよ。
で、ウチのカミサンも含め、多くの人は47歳になっても当時のアイドル声で歌えるんだぁ~と感動を呼んでましたが、今日は天野アキこと能年玲奈ちゃんが歌うとやはり歳はごまかせないなぁと。
20年前の天野春子を演じていること自体は凄いことなんですけど、演じているのと地で歌うのはこうも違うのかと。(その点、玲奈ちゃんの演技にも言えていることなんですが・・・・。)例えが難しいですが、物真似・・・青木隆冶が徳永英明を歌って、どちらも素晴らしいが、やはり徳永さんの生が良いと言ったトコロでしょうか。
更新日時 : 2013年08月30日 | この記事へのリンク :
情熱大陸 SPECIAL LIVE SUMMER TIME BONANZA'13
http://www.youtube.com/watch?v=03dIkL68Mic
ということで、またまたライヴ・リポートです。
気温39℃の中、野外コンサートです。前日まで3日間子供を海に連れて行っていたので、4日連続この酷暑の中、屋外に居るという・・・バカですな。
とは言うものの、ビール飲みながら草ッパラにごろ寝して楽しいライヴを堪能できる機会もそうそう無いもので。
出演メンバーはお馴染みの葉加瀬太郎を中心に、シングライクトーキング、角松敏生、のAOR系、ゴスペラーズ、マーチン(鈴木雅之)、憂歌団のソウル系、美里、F-BLOOD(藤井フミヤ兄弟)の懐かし系、宮沢和史、押尾コータローのワールド系など、大人向けのアーティストばかりでおじさんは楽しかったです。
その昔、大ファンだった渡辺美里さんですが、ゴスペラーズ、藤井フミヤに続いて登場。葉加瀬さんと押尾さんバックに大江千里作曲の「TenYears」を歌って、その次がかの「MyRevolution」。これ聴いたら、自分でも驚いたんですが、泣いてしまいました。
難波さんも森川さんもライヴは何度も行っているのに、美里は1回も行ったこと無いんですね。チケット買ったのに大学のゼミの打ち合わせが長引いて行き損なった事が一度。この事件は自分の中では3大後悔事件の一つで、ライブが先に決まっていた事だし、研究実験のメンバーは3人いたから自分が抜けても後でフォローは効くし、他のメンバーもミーティング欠席もあったし、なんか当時の気が弱い自分が情けないと言うか。
そんな思い出があったせいか分かりませんが、涙ぼろぼろ流してしまいました。
http://www.youtube.com/watch?v=CRAEwsydo_g
これをきっかけに涙もろくなったのか、
宮沢和史さんの「島唄」
http://www.youtube.com/watch?v=yYldR0yjBjA
マーチンの「恋人」
http://www.youtube.com/watch?v=gJgMFshhCfQ
でも泣いてしまいました。
閑話休題
押尾コータローさん凄かったです。
一人でこのサウンドの厚みはなんで?って感じでした。
どうして同じ”押尾”でこうも違うんだろうと、誰とは言いませんが、有名人でも天と地ですな。
他にも前述の通り、多くのアーティストが出ていましたが、個人的には印象にあまり残らないと言うか・・・・すみません、憂歌団の時寝てました。ゴスペラーズは歌お上手ですよね~マンハッタン・トランスファー思い出しました。
更新日時 : 2013年08月16日 | この記事へのリンク :
さてさて、今年も恒例のたまプラーザ夏祭りですが、無事天気にも恵まれ・・・・初日午後8時から土砂降り・・・・だいたい恵まれ楽しい2日間かと思います。
中央商店街、駅前商店会でのイベントも大盛り上がりで、いつもなら即日実況リポートなんですが、弊社もラムネの出店、不動産屋も開店と忙しく、その中ちょっと抜け出してライヴを見に行くなど多忙で、遅くなりました。
今年の目玉はなんと言っても本邦初登場の”ラ・バスガイドス”。
事前情報が全く無い中で、ラムネ売りながら見てましたが、いや~面白かった。
ま、ちょっと見てくださいな。
http://www.youtube.com/watch?v=U8QcolFEUx8
これ、DVDを編集したものですが、ほぼ全容が分かるかと思いますが、まず、バスガイドの服装が斬新。当時のディスコヒットに関係ない日本語の詩を乗せるって発想が面白い。少人数なのに見事に当時のサウンドを再現(ツボを押さえています)。歌が上手い。真ん中の年配のお姉さんのMCが面白い。
で、副産物でこんなの発見。
まずはバスガイド・ヴァージョン
http://www.youtube.com/watch?v=08Mj8m_WbCg
オリジナル・アラベスク・ヴァージョン
http://www.youtube.com/watch?v=hz7DuRvtEEU
さて、何が分かったかと言うと、イントロが「踊る・ポン○コリン」。なんで今まで気が付かなかったかなぁ。リズムギターとかそのまんま。
前回に続いて、懐かしいメロディの再現におじさんは感動でした。
8月18日にたまプラーザ駅のPLAZA HALLで17:00頃からライヴあるそうです。見に行きたいな~、仕事だなぁ~。
さてさて、今年も日本が世界に誇る大阪のおっちゃん、ドラマーの菅沼さんのライヴもありました。
サトコさんも登場しましたが、今年の目玉はパーカッショニストの”はたけやま裕”さん。
凄いパフォーマンスでした。
太鼓の魅力の一つに派手な動きがあると思うのですが・・・・例えばギターにしろ鍵盤にしろ動きに制限あるかと思うんですよ。と言うのはアクション派手にすると細かい動き出来ないじゃないですか。
椅子から転げ落ちんとばかりに激しかったです。
動画ありました。(これご近所の某○○ですな。)
http://www.youtube.com/watch?v=uTnWEF2rxDU
お綺麗でど派手パフォーマンスで言う事無しです。
因みに当日演奏の演目でご紹介したいのがコレ。
http://www.youtube.com/watch?v=-KuhJayzCy8
コレ、チック・コリアがオリジナルなんですけど、多くの方がカバーしています。
・・・簡単にカバーできない難曲なんですけど・・・。
オススメはコレ。
http://www.youtube.com/watch?v=lY-uLLNFh_4
奇跡のヴォーカル・ヴァージョンです。かのアル・ジャロウさんです。
更新日時 : 2013年08月02日 | この記事へのリンク :
お久しぶり~の探し歩記ですぅ~珍しくLIVEリポートですぅ~楽しかったですぅ~。
なんと言っても曲が
・ブギーワンダーランド~EW&F
・アフリカ~TOTO
・マイシャローナ~ザ・ナック
・ダンシング・クイーン~ABBA
・ホット・スタッフ~ドナ・サマー
・ロック・ウィズ・ユー~マイケル・ジャクソン
・今夜はブギウギ~テイスト・オブ・ハニー
・恋のサバイバル~グロリア・ゲイナー
・エンドレス・ラヴ~ダイアナ・ロス&ライオネル・リッチー
・コパカバーナ~バニー・マニロウ
・カーマは気まぐれ~カルチャー・クラブ
・悲しき願い~サンタ・エスメラルダ
・プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック~ワイルド・チェリー
・愛するデューク~スティーヴィー・ワンダー
・スタンド・バイ・ミー~ベンEキング
・I Don't Want To Miss A Thing~エアロスミス
などなど。
どうでしょう~見たいと思いませんか。
コレが新百合ヶ丘でMusicチャージ2000円で見れるんですよ。
見てきました。歌も演奏も大変上手くて、曲順の構成、MC等のエンターティナーぶりも最高でたっぷりと楽しませて頂きました。
以下思った事。
○やはりLIVEは知っている曲ばかりでないと行けない。
○ヴォーカルが20代だと声が若くて当時の声を彷彿とさせて、張り、艶、瞬発力、勢いで無茶するところなど、今、当時のアーティストが歌っても再現不可能な事をやっているなぁと感動。
○若い方々(このバンドのメンバー年齢20代から30代前半だそうです。)がおじさんおばさん向けの曲をこんなに演ってくれてありがたい。
そうそう、ジャクソンシスターズの「ミラクルズ」なんてかなりマニアックな曲も演ってくれて嬉しかったですねぇ~。
http://www.youtube.com/watch?v=hBBzrHXu1Fg
ルート66
http://www.livehouseroute66.jp/
http://www.youtube.com/watch?v=u7yuOCq9z_o&feature=related
リリーベイビーズ
http://lilybabies.boo.jp/rep.htm
http://www.youtube.com/watch?v=Mgmh1GIFftI
http://www.youtube.com/watch?v=ef_iWepznII
更新日時 : 2013年07月27日 | この記事へのリンク :
先日、めったに見ないTVで宮崎駿の「風立ちぬ」って映画の宣伝が流れていて耳にしたのが、荒井由実の「ひこうき雲」。
まあ~既に皆さん耳にされていて、J-POPの世界で女王と呼ばれているユーミンですから、知らない人はいないかと思います。
なんであえてこんな有名曲ってトコロですが、実際「ひこうき雲」聞いたことがありますか?。(歌詞の内容まで理解できるくらい)
かの”ウィキペディア”によると
~高校三年生の頃に近くの高層団地での高校生同士の飛び降り心中事件があり、TVで報道されているのを見たことで、高校一年生の頃に小学校の同級生男子が筋ジストロフィで亡くなったことを思い出して書かれた夭逝をモチーフとした曲。松任谷本人は自殺はしないとしながらも自殺・死に対しての一種の理解と羨望が歌われている。(松任谷由実『ルージュの伝言』 角川書店、1984年)~
あらためて聞きますが、「ひこうき雲」が上記の内容だとご存知でしたか?。
メロディが秀逸で素晴らしい歌詞だと思います。
今回「風立ちぬ」では、”飛行機”に引っ掛けたトコロ大ですが、詩の意味するトコロも当然にイメージしているからだと思います。(戦争の時代だし、ヒロインが病気とか)
さて、このコラム声を大にして何が言いたいかというと
今のJ-POPは聞いておりませんが、コレまでも大半のJ-POPが”LoveSONG ”か体制(時代)批判の歌ばかり。(まあ~J-POPに限ったことではありませんが)
人の気持ちの代弁が歌だとすると、シンガーソングライターは性欲旺盛な人と世の中に不満だらけの人しかいないんじゃないかと思っちゃいます。
人間は五感あり(人によっては第六感)、喜怒哀楽の感情を持っているわけで、さらに感受性豊かで多彩な感情を抱くわけだから、色恋以外のドラマがあり、千差満別な感じ方があるわけで、色恋不平不満しか歌にならないとしたら偏りすぎでしょう。
ある意味、LoveSONGは楽ですよね。似たような歌いっぱいあるし、歌にしやすいのも分かるけど、LoveSONGばっかりのアーティストは感受性に乏しいか、手抜きかと。
つまり色恋より遥かに他の事(色恋以外)で感動する事の多い自分はLoveSONGが跋扈する状況はつまらない。多すぎるLoveSONGのほとんどは”つまらない。
ユーミンにしたって、松任谷さんになってから”売れる”方にシフトして、”LoveSONG ”増産に走りますが、個人的に”LoveSONG ”でいいなぁ~と思えるのはほんの一部です。
が、
まあ~”売れる方向”にシフトしてそうなんだから、リスナーが要求しているわけで、個人的に”つまんねぇ”LoveSONGを多くの人々は”良い良い”って言っているわけで、孤立したアンチLoveSONGな私はそんな音楽シーンを冷めた目で見続け早30年。
ジブリに取り上げられて、多くの人の耳に「ひこうき雲」が届いて、あ~”LoveSONG ”以外にも良い曲あるんだなぁ~と思う人増えないかなぁ~無理だろうな~(こころの中で鳴り響く「無理だ」by爆風スランプ)
更新日時 : 2013年06月30日 | この記事へのリンク :
先日、子供がそばで”太鼓の達人”をやってまして、聞こえてきた音楽に”耳ピク”で「なんて曲?」と聞いたら”バーニングフォース・メドレー”だそうな。フムフム、これりゃゲームかアニメだなと思いつつ、探したら出てきました。
中々イケてるプログレだったので時代を感じさせるジャケですが、ついついオクってしまいました。
で、聞いたらなんかあんまりそうでもない。ウチのシステムだと、録音の良し悪しも結構分かるもんで、こりゃ録音もイマイチだなぁ~でも時代を考えるとゲームサウンドだし仕方がないか~ってことは、”太鼓の達人”仕様がヨロシか?。
って事で借りましたコレ。
コレだよコレ。コレ、笑えるジャケですが、なめちゃイケません。まあ音ゲーなんで音は大事なんでしょうけど、選曲CD作ってカーステヘヴィロ(ヘヴィ・ローテーション)してしまいました。
子供の”太鼓の達人”で聴いた事あるんで、免疫あっても驚きでした。繰り返しますが、こんなジャケでもプログレ&フュージョンFANは聞かないと損します。
どうせ機械で音作ってるんだろうと思わせがちですが、機械で作っていたとしても、あれこの曲スクエア?と本気で思わせる曲とかあります。
http://www.youtube.com/watch?v=irfoHHUgMp0
オリジナル曲も”ええっ!?”って曲が多いんですが、先程のバーニングフォース・メドレーにしても元々の曲をお上手にアレンジして”耳ピク”曲に仕上げて”音”イイです。
http://www.youtube.com/watch?v=G3gZ2Kis0YM
さらに、クラシック曲のアレンジが見事です。たとえば”トッカータとフーガ”・・・・コレってクラシックの中で最もプログレしている曲(というか、コレが元になったプログレが多いというか)なんですが、コレがべ~スとドラムが入ってそのまんまプログレと化してます。一聴してコレはオーケストラ無しのニュートロルスと言われれば多くのプログレFANは信じるでしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=O1jQSbHU-dE
更には幻想即興曲
http://www.youtube.com/watch?v=AquH9p5B8FU
ん~ここまで来ると担当者は相当のプログレ好きなんではないかと、思わざるを得ません。(選曲、アレンジ)
しかし、流石に、どプログレ・・・タルカスとかを”達人”には選曲出来ないんだろう・・・・20分近くあるからなぁ~。でもUK・・・OnlyThingsSheNeedsとか入れてくれないかなぁ~。
http://www.youtube.com/watch?v=EF29ueaivFQ
更新日時 : 2013年06月02日 | この記事へのリンク :
昨日の「題名のない音楽会」見ましたか?。
ご存じ無い方もいらっしゃるかと思いますが、昭和39年から始まったクラシック音楽の番組。コンサートホールで管弦楽団(オーケストラ)をバックに指揮者=司会者&アシスタントが曲を紹介して演奏すると言うのがお決まりのパターンだったのですが・・・。
で、今回は「ジミー・ペイジ特集!」。
実は、その前の時間の番組が「ドキドキ・プリキュア!」。コレここ3年ぐらい最も見ている民放の番組です。もちろんアニオタではありません。子供が、録画してあるコレを飽きずに何度も見ているから、必然的に目にしているだけです。(因みに自分からすすんで民放の番組を見るのは1年間で10時間も無いかと思います。)
で、たまたま、昨日が会社を休んだ日曜日(年末年始、夏季休業、GW除いて1年間に日曜日は2~3日しか休まない。)録画でなくて、生で「ドキドキ~」を見ていて、子供が「ドキドキ~」終わってチャンネルチェンジをしようとしたところ「ちょ~~~っと待ったぁ!」。次時間の番組宣伝を見て、思わず叫んでしまいました。
まあ~たかだか30分番組でCM抜けば23分。それでも、ローリー、よっちゃん(野村義男)、佐野史郎ゲストですから、面白くない訳がない。出来れば2時間はやって欲しかったが、たまたま、見れただけでも幸せってトコロでしょうか。
バカ息子がジミー・ペイジって「地味なの?」と言ってくれたり、司会の佐渡さん(司会の佐渡裕~現在日本で最も有名な指揮者)が実はクラプトンFANでZepファンはイージーリスニングと化したクラプトンに対して否定的で(よっちゃんや佐野史郎さんの発言で「クラプトンFANは頂けない」とか有り)、佐渡発言「クラプトンは好き」にプロデューサーがドキドキだったとか、ネタも色々あり、予想通り面白かったです。
ゲストは3人ともギター弾きなんで、しゃべっているんだか、弾いているんだか、ゴチャゴチャで、それでいて話もギターも上手いんだからスゴイ。
よっちゃんは、自分と世代がかぶるんですが、「”ロサンゼルス”のサントラで初めてジミー・ペイジ知ったんですよ。」と言ってました。この話、僕はよく理解が出来るんですが、アーティストのファーストコンタクトがどの曲かどうかでかなり印象が違う。前もこのコラムで書きましたが、年齢上、最初にそのアーティストのベストな曲から聴く事ができるのは不可能と言ってもよい。自分も”ハードロックの王者”のフレコミで”天国への階段”ですから。そん次に”胸いっぱいの愛を”ですよ。蜂がブンブン飛んでいて「なんじゃこりゃ」ですよ。かのサントラ”ロサンゼルス”でジミー・ペイジはスゴイと思ったよっちゃんのセンスは凄いと思いますよ。僕も好きでサントラ持ってます。
で、演奏されたのが、お決まりの「天国への階段」
驚いたのは、佐渡さんがリコーダー、それも2本吹き!。見事でした。
子供がそれ見て、「あ~、この人(佐渡裕)音楽の教科書載っている~」。今頃気がついたか。
http://www.youtube.com/watch?v=WN-JE_O5I-o
佐渡さん、”タルカス”も演っているし、要チェックですな。
http://www.youtube.com/watch?v=s6pjN9Id-jw&list=PLPXLXdPqLwMi3eW9ooJtpaiE1dCiEMRTa
更新日時 : 2013年05月27日 | この記事へのリンク :
ニルソンというと、かのスタンダード・ナンバー「ウィズアウト・ユー」で有名な方がいらっしゃいますが、こちらは北欧のアイドル(だったそうです。)トミー・ニルソンさんです。
流石にお綺麗な方で。
コレが1982年ですから、今は・・・・。
で、コレがアイドルと侮るなかれで、かなりクオリティー高いAORとしてイケてます。
何と言っても、面子がマイケル・ランドウ、マイク・ポーカロ、マイク・ベアード・・・・まんまTOTOですな。
さらに作曲アレンジ、バックコーラスにペイジズのお二人と強力です。
知らなかったんですが、日本でもしっかりとAORで売られていたそうで・・・。
はあ~これからの季節聴きたくなるジャケですな。ソソルと言うか。
http://www.youtube.com/watch?v=AHZCuMzNADw
こんな感じです。
L.A.と母国スウェーデンでの録音との事ですが、イントロからしてABBAそっくりな曲が有ったりしてご愛嬌です。
やっぱ夏はコレですなぁ。
更新日時 : 2013年05月19日 | この記事へのリンク :