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音楽徒然草 その4・・・フルートでロック!?

前回はCamel キャメルって事で、メル・コリンズの項でも書きましたがこのバンドはフルートが結構フューチャーされたおりまして、今回はフルートが活躍するバンド、アルバム紹介。

キャメルで有名なのはコレ。

曲はコレ

http://www.youtube.com/watch?v=VEu1cele7BI

まあ~見事にキャメル節と言うか、素晴らしい。このアルバムは有名なスノーグースの物語をコンセプトにまるまる1枚を使って作られた傑作です。是非、全曲の流れを堪能して頂きたい作品。

続いては、同じく英国のバンド、ジェスロ・タルです。中黒をどこに入れるか・・・・ジェス・ロタルとか間違えそうです。(ファンならそんなコたァないか・笑)

近年発売されたワイト島のライヴ盤のジャケがコレ。

コレ、足を上げているのがポイント。有名っちゃあ有名なポーズですな。イアン・アンダースンが若くて別人のようですが、他のアルバムではこんな感じでなもんで。

で、多作な方々なもので、コレというと色々あるのですが、反則ワザの批判覚悟でコレ。

曲はコレ

 http://www.youtube.com/watch?v=poy89VS19LE

な~んでかは、分かる人はすぐ分かるんですが、このアルバムだけかのエディ・ジョブソンが参加しておりまして、よりU.K.とかのプログレ寄りになっているからで、ハイ、個人的趣味に走っておりますな。やはりタル寄りになるとこちらでしょうか。

http://www.youtube.com/watch?v=iWJgJkVL0xM

さてさて次はオランダのフォーカス。オランダはイギリスから見ると海を隔てているんですが、例のパーレーツ・ラジオが聞こえる場所なもんで、英国ロックの影響が顕著なんですね。で、そのオランダから出てきた世界的ロックバンドが”フォーカス”。全米のチャートで100位位内にインするくらいですから。で、その世界的ヒット曲がコレ。

http://www.youtube.com/watch?v=g4ouPGGLI6Q

ヒットしたもんで、YouTubeもいっぱい出てきますな。タイトルが「悪魔の呪文」。アルバムはコレ。

なんでこんな曲が大ヒットと思わないわけではないですが、プログレが世界的にウケていた稀有な時代の象徴かと。それにしてもコミカルで、コレを勧めるのは正直勇気要りました。もっとコレ!って曲有るんですが、なにせ長い。

フルート吹いているのが、タイス・ヴァン・レアって上のジャケの右端の人。タルのイアン・アンダースンと共に”唾飛ばし”系の代表って感じです。クラシックの人が見たら卒倒モンですな。フルートもロックするとこうなるって事でしょうか。

最後に、フランスのアジア・ミノールをご紹介。

  う~んジャケ小さい。80年代の数あるプログレの中でも最上位に置かれるジャケのセンスとサウンドです。LPでも持っていますが、このアートワークはLPじゃないとと声高に言いたい一品です。

そのアルバム1曲めがコレ。

http://www.youtube.com/watch?v=rl2LRrgUFdc

イントロのリズム出しから、緩急激しい展開、楽器の配置など文句のつけようがありません。プログレはかくあるべしと言いたくなるお手本のような曲です。メインヴォイスがフルートって事ですが、聴きこんであっという間に時間が過ぎてしまう程個人的には魅力的な曲です。

いや~、やはりフルートでくくるとプログレばっかりや~。

更新日時 : 2012年12月01日 | この記事へのリンク : 

音楽徒然草~3

え~先日はゴンザレスからココモって話でした。

”ココモ”って言うとかのビーチボーイズのヒット曲を思い浮かべますが、そのヒットから遡ること10年前に存在した英国のファンク・バンド。

なんでも、ゴンザレス、ココモ、アヴェレイジ・ホワイト・バンドが当時の3大英国ファンク・バンドってことらしいです。

アヴェレイジ・ホワイト・バンド以外は知る人ぞ知るって感じでしょうか。

ゴンザレスは2000年くらいにレコ店で見つけて知ったんですが、ココモは1980年代に売っていた故北村昌士さんの名著「キング・クリムゾン-至高の音宇宙を求めて-」(コレはクリムゾンFan必携の”バイブル”。もう一度言います”バイブル”)

にアルバム・レヴューが掲載されていたので知っとりました。要はクリムゾンに参加したメンバーの他に参加したアルバムを乗っけていたんですが、プログレやクリムゾンの音楽に全く無縁なアルバムを掲載しているところが尊敬に値しますな。当時のゴリゴリのプログレ野郎でアホな自分はとりあえずプログレを期待して”ココモ”を買うという愚挙にでましたが、「これはこれで良いな」と。ははっ。(ブリン・ハワースは全く無視でした)

KOKOMOのデビュー作は『ファンキー・マシーン★ココモ1号』

http://www.youtube.com/watch?v=-AJCHQhXIJU

ゴンザに比べるとクールな感じですが、こちらもクラブ受け間違いなしです。よりヴォーカルに比重がある点もゴンザと違う感じ。もっとヴォーカル・メインにするとアヴェレイジ・ホワイト・バンドになるか。玄人ウケな分、ヒットしなかったんでしょうなぁ。

メル・コリンズさんはクリムゾンからいきなりココモ移籍ではないんですが、ここまで音楽性が違うバンドに在籍ってのも面白いですよねぇ。まあ~クリムゾンでもライヴではファンキーに吹いていたそうですから。

で、メル・コリンズさんはその後またプログレ・バンドのキャメルに参加します。キャメルはリーダーのアンディ・ラティマーさんがギターも弾くけどフルートも吹くもんで、メル・コリンズと場合によってはツイン・フルートになってしまうという世にも珍しい編成になったかと。

クリムゾン特有の攻撃性や破壊性はキャメルにはありません。叙情的な雰囲気とメロディアスなサウンドが特徴的でして、またまた音楽性の違うバンドって事で。メル・コリンズさん参加のアルバムではコレ。

http://www.youtube.com/watch?v=GKK7jzwxbhw

名曲「Echoes」です。同名のCamelカバーバンドが日本に居たりします。

いいフレーズですよね。まさにキャメルって感じです。

因みにメル・コリンズがいた頃のライヴ映像がコレ。

http://www.youtube.com/watch?v=G486fTtdk5g&feature=related

中央のギターがアンディ・ラテイマーで左隣りの白いのがメル・コリンズ。ベースはリチャード・シンクレアか。オールスターズですな。

メル・コリンズさん、いきなりソプラノ・サックスでケニーG.ですか?って感じで笑えますが、オープニングからフューチャーされまくりで人気の高さと大物扱いが感じられますなぁ。

更新日時 : 2012年11月18日 | この記事へのリンク : 

音楽徒然草~その2

前回はパイロット分裂後の2作品をご紹介しましたが、今回もその流れで探し歩記。

パイロットの「TwoTheCrowd」もそうですが、イギリスにもAORっぽい作品がゴロゴロありまして(AORと言うとアメリカって感じですが)。カラッとした西海岸に比べると英国独特の湿っぽさというか、英国らしい雰囲気があったりしてそこがコレまた好かったりします。

まず、コレ。

いや~いいジャケットですよねぇ。間違いなくジャケ買いしますね。

1979年発売ですよ。いや~これまた縁起がいい(笑)。素晴らしいですな。

クリス・レインボウさんです。オリジナルアルバムは今作品がラストの3枚しかありませんが、他人の作品に参加が多くあります。

このアルバムはAOR本には必ずと言ってよいほど紹介されている折り紙つきの作品ですが、一人多重コーラスからビーチボーイズ・フォロワーとしてもその筋のファンには知られたシンガーソングライターです。(本人もブライアン・ウィルソンを敬愛してやまない。)

英国の至宝とまで言われた美声を最大限に生かしたメロとアレンジで他の追随を許しません。女性の場合は”美声”はよく話題になりますが、男性で美声ってのは(好みによるかもしれませんが)珍しい。

で、実は多くの洋楽ファンは彼の美声を間違いなく耳にしているんです。かのアラン・パーソンズ・プロジェクトの曲でコーラスを多く担当、バラードではリード・ヴォーカルをとったりしています。

アラン・パーソンズ・プロジェクトと言えば、パイロットのデヴィッド・パットンもメイン・ヴォーカルとしてヒット作に参加していますし、クリスさんともどもキャメルにも参加しているなど、共通点多しです。

このアルバムには、サイモン・フィリップス、モ・フォスター、パイロットのイアン・ベアーンスンなど錚々たるメンバーがバックをつとめていてその点も非の打ち所なしですな。

http://www.youtube.com/watch?v=NoQOAwEI-XQ&feature=related

さて、同様に英国AORっぽいオススメの次はブリン・ハワースさん。

これまた良いジャケですな。写真にちょこッと文字入れしただけですが、ブリンさんがあまりに様になっているので格好イイ。

スライド使っているなぁと分かった方居らっしゃると思いますが、実はデビュー当時はアメリカ南部のスワップロックを演じてまして、その筋の方には知られていたかも?。と言うか、知ってる人いる?。

これは、レコ店でかかっていた曲に見事に引っ掛かって買いました。即買いでした。ってくらいこのアルバムの1曲めに刺されちゃいまして。

コレですな。

http://www.youtube.com/watch?v=6cHaUfcFCNU

ああた(貴方)!このイントロどうですかっ!。AOR以外の何でもない。さりげないピアノにホーンセクションが絡む瞬間なんて鳥肌モノです。

あ~久しぶりに聞いてもコーフンしますな。素晴らしい。

これね、メロも良いんですが、AORのポイントはプロダクションにありですから、アレンジですな。ゴンザレスってバンドのスティーヴ・グレゴリーさんがホーンアレンジって事で、コレが効いている。

ゴンザレスは英国のスタジオ・ミュージシャンの集合体で一言で言えばファンク・バンドですが、ラテン風味、ソウル風味など多ジャンルわたるエッセンスを織り込んだサウンドで異彩を放つ素晴らしいグループです。こんな感じ。

http://www.youtube.com/watch?v=qf9-Nq8qGQE&feature=related

アルバムはコレ。

初期2作品はフリーソウルFanにはかなりアピール度高いのではないでしょうか。

話は、ブリン・ハワースさんに戻りますが、デビュー作には元キング・クリムゾンのゴードン・ハスケルさんやメル・コリンズさんが参加してまして(ゴードン・ハスケルはその昔ブリン・ハワースとバンド同じくしていた、メル・コリンズは何でも屋なんでどこにも顔出す)お名前は存じてましたが、知った当時はゴリゴリのプログレFan時代だったので、”プログレ無関係”との事であれば全く興味なしでした。

さてさて、その何でも屋、元キング・クリムゾンのメル・コリンズが居たゴンザレスと並び称されるファンク・バンド”ココモ”もオススメなんですが、・・・・・この調子じゃ終わらないがな(笑)。また次回!。

更新日時 : 2012年11月11日 | この記事へのリンク : 

音楽徒然草~

ネタ不足なモンで、色々考えていたんですけどね、コレといった決定打が無い。ない。まあ~ブログなんて”決定打”もなんも無いだろうとも思うのですが、小ネタは書いても面白く無いというか、自分が読んで面白くないモノを他の人が読んでも面白くないだろうと。

そんでもまあ~ブログは日記みたいなモンだからとりあえず思いついた事を書けば良いのではと言う立場に立って考えてみると、色々考えた事を書いてみるかと”強引に”探し歩記です。

かの森川美穂さんがかつて在籍していた事務所に”オフィスとんで”ってのありましたが、”オフィスとんで”は円広志さんが作った事務所で、その名前はかの大ヒット曲”夢想花の歌詞「とんで、とんで・・・(9回)」からきています。

「とんで、とんで・・・」の歌詞の続きは「回って、回って、回~る~」なんですが、同じ連呼系歌詞で同じ頃に「回る回る回転木馬」と言う歌詞でちょこッとヒットしたのが、知る人ぞ知る越美晴の”LoveStep”。

コレですな。

http://www.youtube.com/watch?v=vOfpFppDwAY

越美晴さんのファーストは結構好きです。まあ~1978年ころの話ですんで、当然と言えばそうですが。コレですな。

聞いてもかなりイケてます。本人の楽曲も良いのですが、バックがフュージョン系の人達で素晴らしい。よかったらぜひ聞いてください。

このジャケットみて思い出すのが、ウイリアム・ライオールの唯一のアルバム「SoloCasting」

両方共、せっかくの美形フェエスに絵がかぶっている。まあ~背景の紫~ピンクも含めてジャケット・パクリですな。(もちろん下が最初)

ウイリアム・ライオールさんは、知る人ぞ知る(かな?)パイロットのオリジナル・メンバー。パイロットと云えばBeatlesフォロワーとしてはかのBadFingerと並ぶ存在で、Beatles無き70年代Beatlesファンの耳を潤したグループとしてファンの間では知られています。そのパイロットで鍵盤と作曲担当がこの人。

このソロ作もかの”サージェント~”辺りの影響大です。Beatlesに駄作が無いように(あえて言ってます。)パイロットにも駄作のたぐいは無いのですが、このソロ作も同様でポップなメロは大変素晴らしいです。アレンジも(サージェント同様に、良い意味で)凝っていて、作品としての完成度高いです。バックもフィル・コリンズとか、凄いメンツで固めているので文句なしですな。

因みにシングル曲はコレ。

http://www.youtube.com/watch?v=vfKHCntJMcI

こちらは是非聴いて頂きたい。

で、ライオールさんが脱退した後のパイロットですが、残ったメンバーで作った作品がコレ。

Two’sACrowdってタイトルがGENESISの「そして3人が残った」を思わせますが、邦題は「新たなる離陸」とかなり前向きな感じですね。この作品はあまりプロモーションされずに当時はあまり話題にならなかったんですが、数年前に世界初CD化されたこともあり、ネット上では激賞の嵐です。噂に違わず大変素晴らしい作品です。メロ、演奏、アレンジ、どれをとっても文句のつけようがありません。

まあ~その後のアラン・パーソンズ・プロジェクトへのメンバー(二人共)参加を考えると然りというか。勿論、このアルバムもアラン・パーソンズのプロデュースです。

結局、ライオールさんが抜けた事で俄然やる気になったというか、お互いに刺激合う関係になったというか。普通はバンド分裂は悪い結果を生むんですけどね。そんなトコロもBeatlesフォロワーなんでしょうか。

パイロットを聞いていて思うのは、Beatlesフォロワーのお手本と言うか、Beatlesを聴いて影響を受けたのは間違い無いですが、Beatlesだけを聴いて曲を作っているわけではなく、Beatlesが影響受けたアーティストも聴いてその関連性も理解した上で自分たちの曲に活かしているかと思います。なので似ても非なるものになる。無論、育った環境がそうゆう事であるとも思いますが、日本のアーティストはその点、彼らには及びません。売れている人でルーツがしっかりしているのは桑田さんとか山下さんくらいじゃないでしょうか。

ま、聞いてくださいな。

http://www.youtube.com/watch?v=l-vZfQWcU74

な~んだ、結局いつもの探し歩記になったじゃん。

更新日時 : 2012年11月03日 | この記事へのリンク : 

佐藤博さんが

佐藤博さんが亡くなりました。

突然のことでビックリです。尾崎亜美さんと小原礼さんの番組やライヴで元気に演奏した姿を拝見したのが、昨年の話ですから。

山下達郎さんとか村上ポンタさんとか、著名ミュージシャンが絶賛していた鍵盤奏者と言えばよろしいでしょうか。

個人的には難波さんという孤高の存在がありまして・・・昔から名前を知っていても取り立てて扱うほどではなかったのですが、このところ評価が高いというか、良さがわかってきた感じです。

2ndアルバムの「Times」がCD化された時のライナーノーツ読むと当時の関西の音楽シーンで自分よりも下手な鍵盤弾きはいないとおっしゃってまして、その立場から自らのオリジナルを追求してきて、比類なき存在感を得ることになったのかと思いますが、お陰で素晴らしい音楽に出会えることになったファンは幸せかと思います。ヒットを狙うのではなくあくまで自分のやりたいことを形にしてきたので記録より記憶に残る作品が多く残ったのではないかと思います。

また、こんな事もおっしゃってます。鍵盤を弾き始めたのが、年齢的に遅く、クラシックを習っているミュージシャンに技術的なコンプレックスがあるんですが、細野晴臣さんと言葉同じくして、習っていなくて「変な癖がつかなくて良かった」と。”習っていたら「失うものも大きい」と。

なるほどなぁと(難波さんは幼少からクラシック習いなんですが・・・・)思いました。

ジャパニーズAORの傑作と言われているアルバム「awakening」ですが、その収録曲「YOU'RE MY BABY」を聴いたポンタ氏が「こんな人間くさい”打ち込み”を作れるヤツは他にはいない」と驚愕したそうです。

http://www.youtube.com/watch?v=9DJEdUDoMRE

ご冥福をお祈りします。

更新日時 : 2012年10月28日 | この記事へのリンク : 

記憶に残るF-1マシン その2 BRM P160B

さてさて、今回はBRM P160Bって事で、なんでまた通なクルマをと思いの方、趣味が合いますなぁ。

カッコイイのかカッコ悪いのか微妙なトコロがコレまた好きなんですが、(格好で言えばP160の方がスッキリしていてヤードレーカラーとのマッチングも決まっていてGoodです。)それでいてそこそこ速いってのが良いですな。(160シリーズはグランプリ計4勝)

やはり70年代F-1マシンは個性的で何年経っても色褪せないというか、記憶に残るんですよねぇ。

この車の特徴としては、サイドが燃料タンク、フロントオイルクーラー、リヤエンドにラジエターの配置でしょうか。実車見ないとわかりませんよねぇ。

これは、雨のモナコ仕様なのでタイヤがレインなのはご愛嬌として、全体的フォルムは海洋生物(例えばマンタとか)っぽくありませんか。空力をグランドエフェクトに向ける前は空気抵抗をいかに減らすかに普請していたので魚っぽくなるのは必然といえます。

とは言え、ダウンフォースも必要ですからでかいウイングがありますし、その下のラジエター(タコ口みたいなダクトはラジエターに送るエアのインダクションボックスです。)と空気抵抗物もいっぱいです。

爺っぽい言い方をすると「若い奴にはこの良さはわかるメェ」って事になりますが、形通りの”スルメイカ・・・三角頭じゃないですよ、胴体ですよ”振り(味のあるってこと)は他の追随を許しません(個人的にですが)。

それとアアタ(貴方)、自社エンジンですよ。この年は、自社エンジン使っているのは他にフェラーリとマトラぐらいですよ。(テクノってのがいましたが、予選通過もままらないシロモノであえて除外)。現代だって、フェラーリとメルセデスぐらいでしょう。

極めつけは、ドライバー・ラインナップ。

このクルマで自身唯一のGP優勝を遂げたのが、J-Pベルトワーズ。長い間フランスのエースとしてF-1やスポーツカーレースに活躍していたがF-1ではジャッキー・スチワートの影に隠れ(今で言うとアロンソの影に隠れた誰かさん)未勝利だったのが、雨のモナコでブッチギリの感動的な勝利を飾ったのがこのクルマで、彼自身の唯一の勝利でしたが、BRMとしてはGP17勝のウチの最後の勝利ということになります。この年は、この優勝のみが唯一の入賞!(この落差も最高にウケる)。

(信じられないでしょうけど、モナコのヘアピン立ち上がりです。)

天才との呼び声も高かったのがヘルムート・マルコ。ルマン24時間レースので優勝もさることながら、F-1でのデビュー2年目でベルトワーズを凌ぐ速さを見せたものの、フランスGPで”小石”がバイザーを貫通して失明(に近い視力低下)。現在、かのRBRのアドバイザーと言えば誰でもわかるあの人です。翌年、同じオーストリア人のニキ・ラウダがBRM入りしてフェラーリへのステップ・アップを果たしたのと対照的ではある。

P160シリーズで言えば、この人も自身唯一のGP勝利を歴史に残る1位から5位までが0.61秒差のイタリアGPのウィナー、ピーター・ゲシン。160Bにも搭乗して6位一回のポイント1点でシーズンを終えています。昨年永眠。

とにかく興味深い論点の多いBRM P160Bであります。

更新日時 : 2012年10月20日 | この記事へのリンク : 

渡辺美里って聞いていましたか?

え~またまたなんで美里なのか。聞いていたかって、あれだけヒットしたんだから聞いているのは当然なんですか、レコード、CD買ってまで聞いていたかな?と言う感じです。

なんとなくなんですけど、(レコ買ってまでして)聖子ちゃんや明菜を「昔は聞いていたよ」と今、誰かに話すのは気恥ずかしくなくても、「美里聞いていたよ」と話すのは、なんとなく気恥ずかしい。実際に聖子ちゃんや明菜は聞いていませんでしたけどね。聖子ちゃんや明菜は中学生時代だったけど、美里は大学時代だったからかなぁ。というのは、中坊の時はまだ子供で無邪気だったのに、大学だと将来の事考えて色々悩み、また、まだ彼女が居ないとかまだ青臭いもがいている自分がいて、そんな自分と美里の歌がかなりシンクロする部分があってよく聞いていたからそんな青い自分を思い出して気恥ずかしんじゃないかと思う。実際、あるときから(彼女が出来たとか、仕事に自身が持てた時とか)パタリと美里聞かなくなったなぁ。

(森川美穂は歌詞にシンクロする事は無かった。)

実は最近LD(レーザーディスク)のソフトをオクってまして・・・・ヤフオクで売ること・・・LD→HD→ブルーレイと映像を落とす作業の最中にひっさしぶりに美里のライヴを見たんですが、正直、こいつスゲエって思いまして。

あれだけ絶叫系の曲をパワフルにあの量をこなすってのはどんだけ喉強いの~~~。先日、カルメン・マキさんなどロック系の女性ヴォーカルの話をしましたが、美里それ以上かもって思いました。

やはり、当時のライヴ見に行ってないことがその(本当の)凄さに気が付かなかった原因でありLDを見て残念しきりです。(数少ない”人生は後悔”の一つ)

曲も群を抜いて良かった。小室や岡村靖幸、大江千里など後の時代を作るクリエイターが力作を提供してましたから。なので、当時は小室ファンでもありました。(後にTRFなどでヒットメーカーとなったときの楽曲は美里時代の曲をテンポアップして拡大再生産したやり方に腹がたって個人的には”クソ”扱いです。)

って事で最近美里聞いています。思うことはシングルヒットした”マイ・レボリューション”などとその他のアルバム収録曲が同じくらい覚えいていること。つまりそれだけアルバム聞いていたんですよねぇ。

美里聞いていた人いらっしゃいますか?。

更新日時 : 2012年10月12日 | この記事へのリンク : 

可夢偉表彰台おめでとう!

え~何と言うか、ホッとしたと言うか。

TV見てて壊れんなよ~って人事なのに”ハラハラ”してしまった。

正直、表彰台取れるとしたら鈴鹿だろうなぁとも思ってましたが、ダメだったらショックも大きいのでフリー走行から予選まで情報シャットアウトしていました。しかし友人が予選3位とメールくれたのでTV見ることにしました。

あとで知ったのですが、フリー走行13位からの予選3位ですから綱渡りですよねぇ~。もっとドキドキしたかもしれないので情報シャットアウトは正解だったかな。

それにしてもフリーからのジャンプアップは”そんなにもクルマが違ったんだ!”と驚かざるを得ません。今時のクルマはこんなにも繊細なんですねぇ。

今回の鈴鹿だけ見ると、なんでペレスがマクラーレン?と正直思いますが、運なんでしょうなぁ。まあ~それを言ってしまうと、今回の可夢偉の3位もバトンの降格が無ければ分からなかったしねぇ。ウエーバーの接触もしかり。

とは言え奇を衒わず、ガチンコ勝負で表彰台は可夢偉のなせる技であり、全く凄いとしか言えません。もちろん、今シーズンの可夢偉の戦い方は2位や3位狙いではなく優勝狙いであり、(それで)これまでの経緯があるので、鈴鹿での結果は当然、必然だったかもしれませんが、今回のレースの流れを見ているとその不屈の精神に感嘆するばかりです。ペレスの表彰台より遥かに感動ですな。

これからも可夢偉の戦い方は変わらないと思うので今シーズンの残りも表彰台は無いんじゃないかと思います。

惜しむらくは、ペレスのマクラーレン入りを見ても言えていることですが、下位チームに3年居てはトップチーム入りは無いと言う事です。

つまり、フロックではなくて実力で表彰台ゲットした事で、日本人F1ドライバーの結果としては一つステップアップしたわけです。その上は優勝しかない。それにはトップチームにはいるか、ベッテル並の実力をつけるしかないわけです。ということで、それは不可能なので、可夢偉の役割としては、ここまでじゃないかと思うんです。

それ以上、可夢偉に期待するのは酷だと思います。

まずはメデタシメデタシですね。

更新日時 : 2012年10月11日 | この記事へのリンク : 

記憶に残るF-1マシン~ヘスケス308B

さてさて、記憶に残るF-1マシン。第一回はヘスケス308Bです。このマシンはたった一回ですが、このチーム唯一の勝利をあげたグランプリウィナーカーであります。

レーサーはかのジェームス・ハント。レース王国イギリスの大いなる期待を一身に受けていた新鋭。プレッシャーなど、どこ吹く風って感じで意に介さない大胆不敵な野郎。

おおっと脱線、クルマの話でした。

アレクサンダー・ヘスケス卿と言うお金持ちさんが、作ったプライベート・チームがヘスケス・レーシング。初年度は”市販車”マーチを買って参戦して、翌年からオリジナルマシン第一号308を作成して、翌々年にこのクルマを作ってで優勝と順調なサクセスストーリーですなぁ。

デザイナーはかのポッスルスウエイト博士。彼がF-1の世界に名前を轟かすことに成るクルマってことでもあります。

当時は今では”当たり前”のウイング・ノーズと今では”誰も知らない”スポーツカー・ノーズ(代表車は以前本ブログ「記憶に残るドライバー:ブランビラ」の回で取り上げたマーチ751)が混在しておりまして、このヘスケス308Bはスポーツカー・ノーズ+フロントイウングという画期的なアイディアを具現化したマシン。

いや~70年代ですなぁ。このショットはまさに唯一の優勝をとげたオランダGPの時かと思いますが、背の高いインダクションボックス、フロントタイヤへの空気抵抗を減らすせり上がりフロントノーズ、馬鹿でかいリヤタイア、弾丸ミラーなど懐かしいねぇ。

1975年はシーズン中盤からかのニキ・ラウダがGPを席巻しており、そんな時に見事ストップ・ザ・ラウダを果たしたのが308Bとハントなんですねぇ。このレースも2位は数秒差でラウダですから。まあ~最強横綱を倒した小結ってところでしょうか。

この308Bは以後、優勝は無くても表彰台の常連でこの年のチーム順位は4位と参戦3年目のチームとは思えない活躍をしたのですが、アレクサンダーさんのお金が無くなってシーズン終了後1月もしないうちにグランプリ撤退表明!。さてさて、乗るクルマが無くなってしまったハント君ですが、その後マクラーレンから声がかかり、翌年1976年は、ラウダとの死闘を制してなんとワールド・チャンピオンになってしまうから人生分かりません。

なんともドラマチックというか、アレクサンダーさんが「や~メタ!」って言ったから翌年のラウダVSハント対決が実現したんですからねぇ。この対決、来年には映画化だそうですよ「Rush」(監督ロン・ハワード)

http://www.rushmovie.com/   ←こちらです。

さてさて、チームは、他のスタッフにより3年ほど延命しますが、ノーポイント。もちろん、ポッスルスウエイト博士もそんな場所で才能を埋もれさすわけには行かないので”ウルフ”に移籍してかの名車WR-1を制作します。個人的にはWR-1大好きなんで、本来ならば第一回はコレでも良かったんですが、どちらが70年代っぽいかというと308Bだし、1勝しかしていないとか話題性は308かと。それに308BとWR-1似てるんですよね~デザイナーが一緒だから当然ですが~なのでオリジナルは308Bかなぁと。発展系がWR-1ですな。因みにWR-1発表時はコレ。

更新日時 : 2012年09月29日 | この記事へのリンク : 

プログレって知ってますか?宇宙戦艦ヤマトとELP

そりゃ~TOYOTAのクルマでしょう~って(笑)。(そんなクルマを知っている人もある意味マニアック)

正式?にはプログレッシヴ・ロックと言いますが、1970年代に一部で流行ったロック音楽って感じでしょうか。

なんで今更?と思った方もいらっしゃるかと思いますが、そう言う方はよくご存知なンでしょう。

本ブログでも再三対象になるアルバムを取り上げたりもしているので、自分でも今更感ありありなんですが、最近こんな本買いまして。

個人的には、プログレ関連の本は100冊を超え、CD、LP、VHS、LD、DVD,ブルーレイ等の作品は総数たぶん4桁近い・・・たりもするので”今更”こんな本が出ても普通は買わないんですが、インタビュー受けている人が興味深かったんで買いました。

以前、NHK大河ドラマ「平清盛」でELPのタルカスが使われているって事で登場の吉松隆さん。「・・・・かくれプログレFANが続々出てきたんですよ・・・・」

”かくれプログレFAN”・・・・なぜプログレFANは隠れていたのか。別に隠れていたわけではないですが、あえて”プログレFAN”だと他人に公言しない。

理由1:洋楽リスナーでもプログレは知らない。(この場合、Yesのロンリー・ハートやASIAのヒート・オブ・ザ・モーメントは知っていても、それらのメンバーがかつて”プログレ”を演っていた事並びに”プログレ”と呼ばれたジャンルの存在、音楽自体知らない。)

理由2:聞いても理解するのに時間がかかる(上記本で錦織健さんも、ELPは一聴しても良いとは思わなかったのに、その後何回か聞いていると突然良さがわかるようになった。と語っている。自分も全く同じだった。)もんで、聞かせても”ウケ”ないからあえて勧めない。(基本、そんな面倒な事をあえてしようとする人はいないであろう。プログレFANは”試される系”・・・「これは良いから」と人に進められると一聴して分からなくてモ何度も聞く”修行”をしてしまう人達のことbyみうらじゅん、だそうです。)

理由3:人格否定されるかもしれない(プログレを”知っている人”~この場合はジャンルも音楽自体も知っているが好きではない人、たぶん勧められて気に入らなかった。 に対して自分のイメージを悪くする)。プログレは暗い重い長いイメージがあり70年代後半から80年代はプログレ好きはオタクで暗い人と思われていた。特に80年代は軽薄短小時代軽チャーだったので軽チャーな人には”お前の人生も暗いだろう”とバカにされていた。以前居た会社は音楽好きが多く、自分は「◯◯君プログレ好きなんだって~そんな感じだよね~」と言われた事がある。たぶんオタクっぽかったんだろう。

したがってプログレを語れる友達が居ないので、この手の共通の趣味を持つ人がいると逆に話さずにはおれない。→続々と出てきたわけだ

エンターティナー振りも素晴らしい宮川彬良さん「・・・宇宙戦艦ヤマトの作曲をしている父に「・・・パパー、これELPに似てない」と言った事がある。」

なるほど~振り返るとめっちゃインスパイアされている。自分の頭の中で”ヤマト”鳴らして、一人で電車でほくそ笑んでしまいました。

 コレと  コレ

なるほどね~。

 http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=JFal0CC4Cmw

 さらに”みうらじゅん”さん。「・・・・(坂本冬美の)「また君に恋してる」で、あの曲の一番重要な、使ってはイケない禁じ手のフレーズをパクっているでしょ・・・全くサビの部分でしょ(両方とも)・・・・これは”アカン”・・・・。」

いや~、頭で「また君に~」が鳴って、がっくし。な~んで気が付かなかったんだろう。私としたことが・・・

コレとコレ

びっくりですがな。参ったなーやられたな~。

http://www.youtube.com/watch?v=j1m1l00eaDg

更新日時 : 2012年09月20日 | この記事へのリンク : 




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