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個人的衝撃の一枚・・・ZABADAK

ごぶサタデー、サンデー、今日は祝日マンデー。入居が繁忙期で良い事なのですが、ハハハ忙しくて可笑しくなっておりますトシです。

最近CD購入はしているのですが、じっくり聴く時間がない。

で、結局過去の回想にならざるを得ないんですが、発売から20以上経っていても鮮度が落ちていない(今聞いてもいい感じ)作品と言うのはご紹介の価値ありってことでお付き合い頂ければと思います。

ZABADAKと書いてザバダックと読む。今現在も活動しておりまして、コアなファンが多くいるユニット(と言うかソロプロジェクト)です。

そのデビュー作がコレ。

1986年の事ですが、当時ミュートマ・ジャパンって夜中11時30分からJ-POPのPVをたれ流す(一切DJとか邪魔なのが入らない。・・・と思ったがイントロにちょっと入るが映像に関してはPVのみ)番組がありまして(今もある?)、J-POP回帰(1984年辺りから日本のプログレからJ-POPに戻り始めた)に走っていた自分の情報源だったんですね。で、その番組でこのアルバムの一曲「オハイオ殺人事件」ってのオンエアされまして、衝撃を受けて→LP購入→ライブに行くという展開にあいなりました。オンエアからライブに行くまでの期間としては、鈴木結女さんにつぐ早さ。それも立て続けに2回も行くトコロなんざ難波弘之さんに匹敵する入れ込みようでした。

http://www.youtube.com/watch?v=4i_lNuufNfQ

当時、プログレッシブ・ロックに大変な入れ込みようだった自分ですが、その頃はいわゆるプログレ氷河期(って個人的に呼んでます。)でして、かつて名盤を怒涛のようにリリースしていた英国の大御所バンドは、解散かポップ路線に走って新作には期待が出来ず(プログレと言う意味では)、当時から3年くらい前にヨーロッパの名作群がキングレコードによって発掘されたヨーロピアン・ロックシリーズも早くも廃盤・プレミアになっており、英国プログレの名盤をアラカタ買ったりレンタルしたりで、聴いてしまった後が続かない、餓鬼状態の自分でした。

で、ちょっとでもプログレっぽかったりすると狂喜乱舞(例えば前回ブログのカーペンターズだったり)なんですね。

今では、ある意味ZABADAKをプログレの範疇で語ることはそれほど変ではないかと思いますが、当時少ない情報源であるミニコミ誌(一般の音楽誌でプログレが語られる事はほとんどありませんでした。)では一切ZABADAKに関する情報が伝わってこなかったので、多分プログレとしては見られていなかった。

で、で、個人的にはかなりプログレしていると思ったし、曲やメロがかなり良い。ツボですな、ツボ。デビューアルバムは5曲入りのミニアルバムだったんですが、もちろん捨て曲無しの上に、「オハイオ~」を上回る名曲「ポーランド」を収録、さらには上野洋子さんの天使の歌声(誇張無しです。多分異論もないと思います。)ですから。ちなみに「オハイオ~」はリーダーたる吉良さんの歌、「ポーランド」はインスト。

 http://www.youtube.com/watch?v=viNvAbDhKh8

民俗音楽のファンである吉良さんのメロディは、ヨーロッパのそれもクラシック以前の雰囲気を持っている感じです。また、ドラムの残響音など非常に音の響きに拘っています。楽器もリーコーダー(小学校で習うあの楽器ですな。)をはじめ、木琴、木管などの多彩なパーカッションを絶妙に配置するセンスなど今聞いても感動を呼ぶ一枚ですね。また吉良さんのギターサウンドもQUEENのブライアン・メイばりに大変凝った感じやハードロック系では出てこないプログレ特有(といっても良い)の乾いた感じの軽いディストーションだったり、アコギだったりとこれまたヴァリエーションが凄い。

http://www.youtube.com/watch?v=J2loVTvzbsE

今でも上智大学学園祭でのリハーサル(野外ステージだったので大学外でも聞こえる)で聞こえてきた「ハイドインザブッシュ」に鳥肌が立ったのを覚えています。因みに最初のライブは白金だかのレストラン、2回目が学園祭。

「ハイドインザブッシュ」はコレ(2ndミニアルバム)

2枚目もミニアルバムってのが珍しいと言うか、売れてなかったので予算的に難しかったのかなとか。

さてさて、個人的にはプログレの切り口で紹介しましたが、実は当時からCMや映画音楽など”絵”のバックでは大変な売れっ子だったZABADAKでして、どこかで必ずその音は誰もが耳にしていたかと思います。つまりけして難しい音ではありません。

とは言いつつもプログレFANも満足なCDがコレ。

メジャーレコード会社との契約以外で発売された、インディーズ第一弾のミニアルバム(またまた)ですが、自由に売れ線に縛られる事のない状況が作り出した一枚とも言えるのではないでしょうか。

3曲収録のうち、組曲が2曲。クラシカルなシーケンス風なキーボードをバックにプログレ乾きギターがメロディアスに畳み掛ける様はまさに王道です。

更新日時 : 2011年09月19日 | この記事へのリンク : 

ドラムを叩く女性と言えば・・・

ご近所にド○カ○のバックで叩くスーパードラマーSATOKOさんがいらっしゃいますが、今日は別ネタです。

え~カレンと言えば、姪っ子にそんな名前をつけられた可愛い娘が居ますが、バトン彼女のジェシカさんの妹が道端カレンさんと言うところが現在では有名なんでしょうか?。

さてさて、我々アラフォー(と言うか50歳の方が近くなってしまった。)世代にとっては、カレン・カーペンターですな。

彼女がドラマーであった事はわりと知られている事実かと思います。

で、話題にするほどかと言うと、それだけの事があると思います。

たとえば、プロ、アマ問わずドラマー必携の書「リズム&ドラムmagazin」の表紙になったりしています。

とか、ライブを見たことのあるファンならば、彼女が叩いているシーンは目にしているはずです。何千、何万という観客の前で演奏(例えば聖子ちゃんがピアノを弾くとかそういったレベルの話ではありません。)出来ることでさえ凄いと思いますが、実際ホントお上手なんですよ。

で、で、実はその実力が伺えるナンバーがあったりします。この情報はある意味”解禁”と個人的に思うのですが、もう20年ほど前に仲間内で個人的必聴曲を持ち寄って視聴会をした事があるんですね。

そこでクラブDJなんかをやっている音楽通をうならせた曲がそれになります。もちろん私なんかより曲数は多く知っている方々でしたが、カーペンターズってトコロに落とし穴と言うか、印象でグルーヴィなナンバーがあるはずがないって先入観なんでしょう。ノーマークなんで、何故コレがカーペンターズって事も驚きに拍車をかけたかと思います。

コレ、デビュー作なんですが、この中の「All I Can Do」と言うナンバーがその曲になります。

http://www.youtube.com/watch?v=JB657W91rX4

時代を感じさせるエレピにロール系(表彰式や注目の人登場場面の前奏で太鼓がタララララと細かい音をつなげて演奏するアレ)のフィルかましまくりドラムにベースもグルーヴィにブイブイ言っているジャズロック的な曲です。中間部には3声のコーラスがアーって入ってきてクラシック的な雰囲気を出してきて、「プログレ?」と思わず思ってしまう私です(笑)・・・・って事で最初に聞いたときはなんとプログレしてるんだぁと感動したんですが、グルーヴィなトコロはDJにもアピールするという”優れもの”だったんですね。

本来、DJは”踊れる曲”を探すわけですが、プログレは真反対な曲のオンパレードなモンで、カーペンターズ以上に”プログレ”ってだけでDJさんは拒否反応なんですが、実は”踊れる”曲もあったりします。(個人的には、クリムゾンだろうが、ELPだろうが踊れると思ってます。)

可笑しいのは、プログレアルバム紹介本とレアグルーヴ紹介本の両方にリストアップされるアルバムなんてものあります。優れものですな。

更新日時 : 2011年08月23日 | この記事へのリンク : 

”復活の日”~CDドライブの話

え~お休みを挟んでまたまたご無沙汰の探し歩記ですが、今回は新たな板のご紹介は無いものですみません。

え~このところ自宅の壁面を占拠しているCD群を整理してアルバム全部は聞かないとか、ブックレットは見ないとかのCDをPCに取り込んで編集して焼く作業を行ってました。

まあ、いわゆる”賞味期限切れ”・・・・昔はよく聴いたが”飽きた”もしくは今聞いても感動しない・・・ってことでしょうか。作品の良し悪しを云々する場合に”賞味期限”も加味されるとは作り手も大変だなぁと思うと同時に自分が年を取った事を実感。

それはそうと、昨年のブログで(勝手に盛り上がっていた)CDドライブ・・・・コレですな。

が、壊れました。ガーン!(これ懐かしいと思った方、アラフォー)。

確かに、人から借りるは、レンタルするわ、自分のCDを焼くわでこき使ったからなぁ。

で、修理しようとしたらメーカーの修理受付期間終了。またまたガーン!!。CDドライブに対する世間の風は冷たい。

仕方無しに、またオクるしかないモンで買いましたよ。コレ。

こんなのがオクには出てるんですねぇ。下がYAMAHAのCWR-F1、上がPlextorのPremiumⅡ。どちらもCDドライブの名機と言われたマシンです。

もうYAMAHAは壊れても修理できないので、もう一機搭載ってのは保険と言うか、なんと言うか。

で、コレはPC本体埋め込みではなくて別物。こうする事によって電源が別になるので音質的にも良い。しかし、目立つのでカミサンには小言を言われるかも(言われました。)

ってことでCDドライブ"復活の日”でした。

こんなもありましたねぇ。小松左京さん合掌。

更新日時 : 2011年08月20日 | この記事へのリンク : 

Yesの新作とドラマチックなYesとの出会い

前回も書かさせて頂きましたが、ネタが最近無くてねぇ~今回取り上げのYesの新作についても取り上げるまでもないかと、思っていたのですが、あんまり拘っていると探し歩記の投稿出来ないかなぁと。

で、まあ過去の作品との絡みもあるので個人的な回想録ってことでお付き合い願います。

Amazonで買物していると、”お客様のお勧め商品”てのがまあ~たくさん画面上に羅列されて嫌でも見る羽目になるのですが、新作情報としてこのところ役に立ってもいたります。

そこで発見したのがYesの新作「FlY From Here」です。これが結構評判良かったのと、これまでの常識では考えられなかった「Drama」期のメンバーでの製作とあって即買いでした。

え~、Yesファンには有名な話ですが、アルバム「Drama」は賛否両論ある作品でしてこれまでメイン・ヴォーカルのジョン・アンダースンが参加していないYes史上唯一のアルバムでありました。

話が長くなりますが、Yesはメンバーの出入りが激しい・・・これまで参加している面子が離散集合を繰り返す・・・もはや脱退、加入ではなくて、前作は参加しているけど今作は不参加とかそんな感じでYesの名の下に、ある一定の人達の一部がチームを作って作品製作やライヴをするという歴史をくり返してきました。例えるとレギュラーメンバーが20人居て、今回の試合に出場するのは9人とか、そんな感じでしょうか。

で、今回の作品は一応レギュラーメンバー(過去作品に参加歴あり)だが、基本的に試合には自分から出ないだろうと思われる人が参加していると。それが「Drama」に参加しているジェフリー・ダウンズなんですね。まあ~このブログでも取り上げる事の多いAsia,バグルズのあの人ですね。

で、「Drama」ですが、個人的にはYesのアルバムのBest5に入りますね。(1960年代から今だ現役でYesの名の下に活動できる人たちが沢山いるからアルバムだけでも30作近くある)

これがジャケですが、やはりロジャー・ディーンはそそりますな。

このアルバムもリマスタだ、ボトラだとでCDだけでも3枚買ってます。は~、まっしゃあないか。

先に「Drama」について話すと、前作「Tormato」後、出戻ったリック・ウエイクマンと結成時からのオリジナルメンバーであるジョン・アンダースンが離脱、に「ラジオスターの悲劇」の大ヒットでデビューから話題の”バグルズ”の二人、トレヴァー・ホーンとジェフリー・ダウンズが加入(今考えても驚きの展開ですが、かの二人はYesの大ファン)して作られた作品がこのアルバム。

旧来のYesファンに言わせると華麗なるリックの鍵盤と叙情性あふれるアンダースンのヴォーカルがないと。まあ、そこまで拘っている方は一生「こわれもの」と「危機」を聞いていればよろしいかと。

一見ミスマッチなYesとバグルズの合体ですが、バグルズの斬新かつポップなメロディとYesの大仰なアレンジの融合は1曲をとってもアルバム全体でも緩急ついた躍動感ある見事なロックとしての完成度を誇っております。

Yesとしては、メンバーの離脱は痛かったが、残る3人の創作意欲は今だ旺盛であったのとバグルズは憧れの人たちとの競演ができるって事の参画意識でこの融合が成功したのではないでしょうか。

さてさて、アルバム評はそんなところですが、個人的に思い入れがあるこのアルバムの回顧録を以下お時間ある方はお付き合いください。

Yesを初めて聞いたのはこのアルバムの「InToTheLens」って曲でこのアルバムのハイライトとも言える素晴らしいナンバーです。1980年の事です。何故、ヒットチャートにも100位前後位しか登場しなかったこの曲に引っかかったかと言うとですね、当時NHK-FMでクロスオーバーイレブンと言う番組がありまして、その番組の冒頭にかかったのがこの曲で2曲目がクラフトワークの「Autobahn」でありまして当時どちらも知らない曲(クラフトワーク自体は別曲で知っておりました)で、InTo~が8分、Auto~が22分、足したら30分。当時、貧乏な中坊ですから、60分のカセットテープも出来るだけ満タンに録音したいモンで、片面の残りが6分を切ると残り分数を測って、出来るだけ残り分数に近い曲をそこに収める事に(セコクも)普請しておりました。そこで、FM番組表で見つけたこの組み合わせに「おおっ!これは!!」と。さらに片面に2曲とはレアな。

で、夜中の11時からラジカセの前でスタンバって2曲エアチェックできたわけです。

ところがですよ、SONYのCHF60分テープが不良品で磁気部分が剥がれるというトラブルに見舞われてラジカセのヘッドが汚れる事もあり、泣く泣くテープは捨てる事に。

で、まあInTo~の印象は良かったんですが、自分の中ではさらに一人歩きして個人的に”幻の名曲”に。

それから経ること3年。同じクラスに”プログレおタク”一歩手前の友人が居まして”聴け”とELPのカセット・テープを渡されて聞かせられる羽目に。その時はな~んとも思わなかったんですね。(今ではELP大ファン)というか、曲が長いわ、歌部分が極端に少ないわでよく分からないってのが正直なところ。プログレのオススメは他にはYesとの事。

で、で、カセット返した後、NHK-FMの”軽音楽をあなたに”で毎日プログレ特集が組まれまして、一日2時間ワンアーティストの曲をかけまくると。そこでかのYesも入っていたのでクリムゾンやらELP、フロイドなんかと一緒にエアチェックしたわけです。つまり”幻の名曲”も手に入ると考えたわけですな。ところが、先ほども申しました通り「Drama」は低評価ですから1曲もかかりません。さらに”幻の名曲”の曲目を忘れていた(FM誌は今だにとってあるので当時も調べれば判明したんですが・・・)モンで2時間エアチェックした曲を全て聴いて探したわけですが、「あれ~?おかしいな?」と何度も聞く羽目に。何度も聴いて、「コレいいかも」ってズボッってYes(プログレ)にはまってしまいましたとさ。昔とっぷりトビのくそ。

さてさて、新作ですが、「Drama」のアウトテイクの域を出てません。「Drama」を聴いて激賞出来る方は聴いてもいいかもって感じです。

更新日時 : 2011年08月07日 | この記事へのリンク : 

デヴィッド・ペイチのお仕事

はい、ご無沙汰の探し歩記です。ネタも時間もありませんでした。すみません。

早、8月ですが、9日から夏季休業ナモノで前半にもう一回くらい書ければよいかなぁって感じです。

さてさて、今回のネタはプロデューサー、デヴィッド・ペイチのお仕事を紹介って事でヨロシクです。

まあ、言わずと知れたTOTOのオリジナルメンバーで鍵盤弾きの方ですが、セッションミュージシャンの傍らプロデュース業もこなすと言う感じです。有名なのはシェリル・リンの「GotToBeReal」でしょうか。

あらためて周知のシェリル・リンを紹介するまでもないので、下記珍品(かな?)をご紹介。

お皿はコレですな。

察するに、デヴィッドさんのお父様:マーティ・ペイチ(JAZZアレンジャーの大御所)に下記企画が持ち込まれて、息子にも手伝ってもらったんじゃないかと。

え~サラ・ヴォーンSarahVaughanが歌うビートルズBeatlesです。正直、レコ会社の企画は場合によってはファンの立場ではなくて安易な発想だったりもするので、折角才能あるミュージシャンが集まって駄作になってしまうケースもあって如何なものかとよく思います。

JAZZヴォーカル界の3本指に数えられるサラ・ヴォーンにビートルズを歌わせるナントもゴージャスな”企画”ですが、正直誰が買うんでしょうか。まず、ビートルズfanは無理でしょう。少なくとも本アルバムに収録されている曲全曲知っているfanなら買わない。さらに、かたくななビートルズマニアなら尚更100%買わないと断言します。マニアの方々はまずカバーを認めることは無い、絶対にない。ジョージのミスった部分がそのままレコードになっているところもミスに忠実に演奏する事を望む人たちですから。

ビートルズからロックfanになった人たちも厳しいでしょう。ロックじゃないですから。

つまりこれで洋楽fanの少なく見積もっても60%は買わない。

サラ・ヴォーンfanも多分買わないだろう。あの”枯葉”のサラ・ヴォーンをこのアルバムに求める事は間違っていますから。

失礼を承知で言うと本アルバムの印象は”イージーリスニング”例えば、JAZZで聞くビ-トルズ。だったら、サラ・ヴォーンとTOTO使う事無いだろう。

しかし、そこはサラ・ヴォーンとTOTOですよ。耳がぴくぴくする瞬間・展開もあったりするところがミソ。よく聴くと”イージー・リスニング”しているのは”お父様”プロデュースの部分だけ。

デヴィッドさんのお仕事は正直美味しかったりします。ただ、英国の陰鬱に引きずられているビートルズのメロはソウル系アレンジには合わない。原曲をよく知っている自分も歌い出しまでのアレンジにノリノリで、歌が始まったりするとちょっとガク!ッとします。

とは言え、1曲目の「GetBack」。まるでアース(E.W.&F)じゃ、あ~りませんか。2曲目「AndILoveHer」。メロウなエレピに導かれて、歌い出しはジョージ・ベンソンの「マスカレード」ですな。女性でコレだけの低音をここまで聞かせるのは流石サラ・ヴォーンです。中盤のコーラス部分は洗練されたスタイリスティックス。4曲目「TheFoolOnTheHill」のエンディングは「ジョージーポージー」まんまですな。

http://www.youtube.com/watch?v=xwxEq_EvPBQ

http://www.youtube.com/watch?v=hwQQJFMv5Lo

http://www.youtube.com/watch?v=SiK46AKnvp8

と聴き所少なくありません。

選曲をもっと練って、全面的にデヴィッドさんプロデュースにしたら名盤だろうなぁ。

更新日時 : 2011年08月02日 | この記事へのリンク : 

1979年ダイヤトーンポップスベストテンよりその2

さてさて、昨日に続き、ヴィンテージイヤー1979年の注目曲その2は
デイズ・ゴー・ダウン/ジェリー・ラファティです。
1日のブログで2曲の予定が2日に渡ってしまいました。この頃の事は語ると長いモンで。
で、ヴィンテージといわれるヒット曲を適当に並べてみると
My Sharona Knack
Bad Girls
Donna Summer
Le Freak Chic
Da Ya Think I'm Sexy
Rod Stewart
Reunited
Peaches&Herb
I Will Survive
Gloria Gaynor
Hot Stuff
Donna Summer
Y.M.C.A.
Village People
Ring My Bell Anita Wa
rd
Sad Eyes Robert John
Breakfast In America Supertramp
I Was Made For Loving You Kiss
Voulez-Vous ABBA
Honesty Billy Joel
Don't Stop Me Now Queen
Heart Of Glass Blondie
I Was Made For Dancin' Leif Garrett
Chiquitita ABBA
Goodnight Tonight Paul McCartney & Wings
Dream Police Cheap Trick
Heartache Tonight Eagles
Tragedy Bee Gees
Hot Stuff Donna Summer
Sultans Of Swing Dire Straits
Blue Morning, Blue Day Foreigner
Last Train To London Electric Light Orchestra
Wanted Dooleys
Sunday Girl Blondie
Shine A Little Love Electric Light Orchestra
People Of The South Wind Kansas
Don't Cry Out Loud Rita Cooledge
Chuck E's In Love Rickie Lee Jones
Let's Go Cars
Star Earth, Wind & Fire
I Don't Like Mondays Boomtown Ratts
Pop Muzik 
Since You Been Gone Rainbow
Sail On Commodores
Don't Stop 'Til You Get Enough Michael Jackson
You're Only Lonely J. D. Souther
Victim Of Love Elton John
We Don't Talk Anymore Cliff Richard
Tusk Fleetwood Mac
Babe Styx
Send One Your Love Stevie Wonder
No More Tears (Enough Is Enough) Donna Summer & Barbra Streisand
A Man I'll Never Be Boston
September Earth, Wind & Fire
Hold The Line TOTO
Lotta Love Nicolette Larson
I'll Supply The Love TOTO
What You Won't Do For Love Bobby Caldwell
Love You Inside Out Bee Gees
Rise HerbAlpert
WahtAFoolBelieves DoobieBrothers
Escape RupertHolmes
I'll Never Love This Way Again Dionne Warrick
DirtyWhiteBoy Foreigner
PleaseDon'tGo K.C.&TheSunshineBand
Broken Hearted Me  AnneMurrey
Better Love Next Time  Dr.Hook
ThisIsIt KennyLoggins
etc・・・まだまだありますが・・・。
で、ジェリー・ラファティさんの「デイズ・ゴー・ダウン」です。
アルバムはコレ。
 
2in1の下がアルバム”NightOwl”で上記曲収録です。
上のアルバムがラファティさん最大のヒット曲「霧のベイカーストリート」を含む”CityToCity”です。
アレンジは「霧の~」が良いですが、メロは「デイズ~」の方が良いです。
1970年頃すでに”グラスゴーのポール・マッカートニー”と言われる程のメロディメーカーだったそうで(ネットで調べました。「デイズ~」以降目だったヒットが無いにもかかわらずこの方も熱烈なファンが多いようで。)ハンブルバムズと言う名のユニットでアルバムを残しています。コレ。
 
その後、スティーラーズ・ホイールと言うバンドで3枚アルバムを残して、ソロで「霧の~」のヒットを飛ばします。スティーラーズはコレ。
 
ピアノのコード弾きで静かに弾き語る感じから転調してアップテンポなポップソングになる展開と全体的にとてもメロディアスな曲調が印象的です。
残念な事にジェリー・ラファティさんは今年の1月4日に亡くなってしまいました

更新日時 : 2011年07月08日 | この記事へのリンク : 

1979年ダイヤトーンポップスベストテンよりその1

1979年というと歴史的に何があったかとかすぐには出てこないのですが、当時のF1レース全戦の優勝者、出走メンバー(名前車種カーナンバー)とか、オリコンチャートで1位とった曲がなんだとかはすぐ思い出すんですが・・・。
個人的には、この年から洋楽を聴くようになったモンで割りとマイナーな曲でもよく覚えていたりします。
ネットで”1979洋楽”と言う感じで情報を紐解くと、洋楽ファンにとってこの年はヴィンテージ・イヤーだそうで、後に残る名曲のオンパレードだとか。
自分、個人的にはもちろん聞き始めなんで聴く曲全てにおいて良いに近い評価、つまりはそれまで邦楽95%(CMとかで洋楽を聞く分5%)だからクオリティにおいてレベルが違う(当時の話、アレンジとか西洋音楽を手本にしていた邦楽ヒット曲なので、後追いなのでレベルが低い。)洋楽曲の魅力に惹かれるのは当然なので「全部イイ」になってしまい、1979年のヒット洋楽は当然に”名曲のオンパレード”になります。
さらに実際に名曲のオンパレードだとしたら、巡り会いの幸運を感じないわけに行きません。奇跡とも言えます。
いや~、1979語ると長くなっていけませんなぁ。
で、TVでポップスベスト10やってませんからラジオになるわけで、ステレオなのは当時FMだけ、さらに言うと民放FMは首都圏でさえ1局、つまりFM-東京だけ。で、洋画のチャート番組も1つなので必然的にダイヤトーン・ポップスベスト10になるわけです。もちろん聴きながらエアチェックして60分カセットの片面が埋まると言った展開で、チャートインした曲は個人的にすべてヘヴィローテーション、すべて名曲。
で、今では語られる事のない名曲にスポットを当てようかな、ってのが今回の”探し歩記”。(ホント前置き長いなぁ~)
「DoItOrDie」(ドゥ・イット・オア・ダイ)/アトランタ・リズム・セクション
が推薦曲です。
全米チャート最高位19位、ポップスベストテンでは最高位8位くらいかと思います。
いわゆるサザンロックのカテゴリーでアルバム全体では、その雰囲気なんですが、この曲はちょっと違います。SSW~AOR風なんだけど、静かなるバンドサウンドというか。タイトルの意味は「死ぬ気で頑張ってみなよ」。静かに語りかけるように強く励ますって感じでしょうか。
またまた大げさに言わせてもらうと個人的にイーグルスの「言い出せなくて」に匹敵するかと。
で、サザン・ロックの連中が・・・例えば38スペシャルとかが「想い焦がれて」(これは名曲!)・・・書く曲とどこか違う香りがする感じがして、調べてみました。
すると、実は”クラッシクスⅣ”と言うブルーアイドソウルのグループのソングライティングチームが作ったのが、アトランタリズムセクションとの事。・・・語られる事のない名曲といいつつ、ネット上ではいっぱい語られてました!。
なるほどなぁ~、サザンロックとブルーアイドソウルは違うわな。ARSの面子もアトランタのスタジオミュージシャンなのでアトランタのTOTOか!!。演奏もそつないわな。
”DoIt~”のアルバムがコレ
”負け犬”ってタイトルです。メンバーの意図・コンセプトがなんとなくわかりますが、このジャケは売れないだろう~。
クラシックスⅣはコチラ
ベストしか今はCD手に入らないかと思いますが、コレなかなかイケてます。

更新日時 : 2011年07月07日 | この記事へのリンク : 

クレイグ・ランク

早、夏の到来って感じのここ数日ですが、如何お過ごしでしょうか?。

こう気温が上がるとAOR以外は聞きたくなくなるというか、たかだか30分車に乗るのにもCD5枚くらい持ち込む有様・・・。

で、今回ご紹介がクレイグ・ランクさんです。

いや~ジャケット見ただけで盛り上がりますなぁ~。ちなみにオリジナルジャケットはコレ。

・・・・・。

実はタイトルもオリジナルが「KeepTheFlame」で国内が「TrueLove」。

1983年発売・・・AOR全盛期ですな・・・のアルバムのリイシューになります。

音楽探歩記ではAORうんかんぬん色々と言ってますが、実はこの頃1983年ころから”プログレ”にうつつを抜かすようになり、AORからは遠ざかっていまして、このアルバムも当時は知りませんでした。(ですが、1979年くらいからチャートで洋楽を聴いていたので、場合によってはチャートの半数をAORが占める時代なので自然と好みはその方向が強いです。)

1990年代後半からAORのリイシューが本格化してきたので本やネットを頼りにココ10年くらい収集に勤しんでいるわけですが、久しぶりの大当たりがこのアルバムというわけです。

この前年に発売されたアルバムを、実は4~5年前にLPで入手したのですが、まだ聞いておりませんでした。あまりヤフオクとかで見かけないのと値段がちょっと高かったかと思います。

で、今年の4月にCD化された本アルバムを購入したわけですが、話によると1988年にその2枚のアルバムからセレクトされたベスト?CDがコレクターズアイテム化してそのレア度からヤフオクで5ケタついたらしい。まあ、値段でサウンドが計れると思いませんが、このアルバム素晴らしいです。

1曲目で「おおっと」となって最後まで聞きとおしてしまいました。

メロ良し、アレンジ良し、捨て曲なしです。

 http://www.youtube.com/watch?v=2Q1Xwpb70Sw

今回のCD化にあたりボーナス・トラック4曲収録ですが、そのボーナス曲もクオリティ落ちません。ボーナス曲にクリスマスソングがあるのですが、個人的に山下達郎のあの曲に匹敵するのでは、な・い・か・と、大げさに言わせてもらいます。(というかこの人と達郎さんの好みが似ててコーラスワークとか雰囲気醸し出している。発売順で言うとこちらが先)

http://www.youtube.com/watch?v=dlauU9-EeBY

クレイグ・ランクさんはカナダの方で、本国では1974年からチャートインするヒット曲をリリースしてますが、当時の国内レコード会社のディレクターに見いださなかったらこうして耳にしなかったかもしれません。また、今回のリイシューは韓国のレーベルとの共同作業で、意外と日本と感性近いのかなぁと(プログレでも韓国で先にリイシューされた例あり。)。

更新日時 : 2011年06月26日 | この記事へのリンク : 

Jazzyなクリストファー・クロス

クリストファー・クロス・・・いたなぁ、そんな人。って懐かしの洋楽FANにとってはいろんな意味で記憶に残るシンガーかもしれませんが、現役で近年来日もされております。

そんな彼の近況を伝える素晴らしいCDがコレ。

 

よく見ると”絵”なんですが、どうも”写真”を画像処理して”絵”にしたっぽい。と云うのはブックレットのメンバーの”絵”もすべてこのタッチでいかにも写真っぽい。この”絵”にしたってギターに鍵盤が映り込んでいるところなどがそんなかんじです。

で、このアルバムですが、これまでの曲をアコースティックにJazzyにアレンジしてスタジオセッションしている内容です。

感想:ここまでJazzyなアレンジが似合う曲だと思いませんでした。Jazzyといってもコテコテでないトコロがミソでしょうか。

やっぱり素材(曲、メロ)が良いと料理(アレンジ)のし甲斐があるというか、素材を生かした料理をするとより感動するというか。

2008年にビルボードライブ東京での演奏も同じフォ-マットだったらしい。

1999年に発売されたライブDVDも持っていてそれも良かったのですが、今はこのアルバムが良いですね。

単に”Jazzで聞く△■”とか”今風アレンジでナツメロと化した”ケースとは対極にあるセンスとクオリティを持った作品です。

更新日時 : 2011年06月25日 | この記事へのリンク : 

現代のサーフ・ミュージック~コルビー・キャレイ

5月も後半に入り夏日が二日続いて初夏かなぁ~と・・・今年は気温の上がり方が遅いですよねぇ~。

で、気温が上がると聴きたくなる音楽ががらっと変わると言うか、急に聴きたくなる。ある意味暑さに対して気分的に音楽に爽やかさを求めてしまうんでしょう。・・・これって無意識に省エネしてるんだなぁと、地震云々関係なくですよ。なぜか・・・仕事先はともかく自宅でエアコンつけるなんて結婚してカミさんが使うようになってからなもんで、(まあ8月生まれって事で暑さには強い。)エアコン無しが”普通”なもんで。

で、まあ夏に聴きたくなる音楽も色々ありまして”ココ”最近ネットで試聴してお勧めな盤をちょっとご紹介。

”ココ”ですな、”ココ”。

はい、ちょっと洒落てみたつもりですが、”ココ”ことコルビー・キャレイさんです。

現役な洋楽FANの方は、なぜ今頃コレかと思われるかもしれませんが、おじさんは最近の(邦楽だけでなく)洋楽も聞かないんですわ。

理由としては、①情報を入手する時間がない(これはFMを結構聴く、大型店で試聴するなど)②1970年代、1980年代に聞きまくって耳が肥えてちょっとした新鮮味や美メロでもさほどの感動がない。(この点、感性が古いとか言われます。)ま、それは置いといて。

あるサイトの試聴コーナーで耳にして久しぶりに旬の活躍している(全米チャートのベスト10、グラミーノミネート)新人のアルバムを買いました。

まあ~ジャケからして好感度高いですよね。最近は天が二物を与えすぎているのか、器量よしで歌がお上手でいい曲書くんですから。

気に入った理由はデジタル楽器が使われていない、声が良い、曲も良い。気温に対して聴きたくなる気分に非常にマッチしたんでしょうけど、キャッチーなメロディがひたすら爽やかなバックに乗って流れるという感じでBGMになりそうだけど、メロのフックに耳がひっかるんですね。

さてさて、で、本題の”サーフミュージック”ですが、この手の音楽が”今”の”サーフミュージック”なんだそうです。なるほどな~とも思いますが、60年代は”テケテケテケ”のヴェンチャ-ズ、70年代はパブロ・クルーズとかセシリオ&カポノとか”ハワイ”や”西海岸”関連の方々と言った感じなのですが、”今”はサーフィンがスローライフやロハスと言ったライフスタイルとしてのイメージが強くなって「穏やかで温かみのある自然な感じ」の音楽と結びついたらしいです。”オーガニック”とも言われています。

個人的には”明るい”70年代回帰な感じでしょうか。リッキー・リー・ジョーンズを明るくした感じと言うか。ただ、当時ほどの個性とインパクトは感じないですけどね。

2nd

もお勧めです。

ジャケ買いして成功な例ですな。南の海に行きたくなります。

更新日時 : 2011年05月23日 | この記事へのリンク : 




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