いや~可愛いですね。
いきなり会社の前にこんなのが止まっていてビックリ。
「- 環境未来都市の推進のため、低炭素型次世代交通の推進に向けて -
「次世代郊外まちづくり」の取組として、
東急田園都市線沿線エリアで
超小型モビリティモニター調査を実施!
~ 子育て世代の一般家庭でモニター体験 ~」
ってのが実施されておりまして。詳細はココ。
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2013/_STORY/130212-01-j.html
ちょっと写真取らせてもらいました。
なんか、ナンバー取ってあるけど「特区」扱いで、横浜市以外は行ってはイケないらしい。今んトコロは”軽”扱いなのね。
ガルウィングのドアがカッコ良いんだけど、スカスカして寒いらしい。屋根付きバイクと考えた方がよさそうだな。
これ後ろ。
とは言え、サスペンションは手堅いのが付いてます。車重が500kg無いんで、これで十分でしょう。
真ん中のコイル見たいのが充電器に接続するコードです。そう、コレ電気自動車。なんの音もせずにス~っと走りだすんで見てて不思議な感じです。後ろから来ても多分わかりません。センサーが付いていて人の5m以内に近づくと動物の鳴き声(例えば犬)をスピーカーから流すとかした方が安全かと思います。
室内?はご覧の通り開放感にあふれています。
可愛いのはいいんだけど荷物載らないなぁ。
更新日時 : 2013年02月24日 | この記事へのリンク :
先日、こんなCDをネットで買いました。
はい、ご存知マイケル・フランクスさんですね。ただ~熱心なフランクスFANの方々でもこのジャケは?かも。
と言うのは、所謂パイレート盤、ハッキリ言うと海賊盤。しかし、ジャケよく出来てますな。オリジナルと言っても分からない。
1993年の日本でのライヴです。一応インフォメーションだと
Recorded Live at Tokyo Blue Note,Tokyo,Japan 2nd July 1993
となっております。
また、「放送用マスター・ソースより完全ノー・カット収録。」とありますが、カットあります。1曲目粋なり(マイケル・フランクスだからこれくらい洒落ないと・笑)フェイドアウト。多分アナウンスなどがかぶさっていたんでしょう。個人的にはカット不要と思うんですけどね。って事は映像ありか。
ありました。
http://www.youtube.com/watch?v=UF6Koc_wfuo
(正直、見てもそれほど面白くありません。)
で、何がどうしたかというと、”音がいい”。ビックリしました。コレは中身もオフィシャル級かと。このライヴ直前のアルバムがコレ。
「ドラゴンフライサマー」ってタイトルですが、直訳だと「夏のトンボ」でしょうが、それではマイケルの雰囲気は伝わりません。夏の風物詩と言うか、小洒落ないと。この人、一般的には”ふやけた”とか”ふにゃけた”ヴォーカルと言う感じですが、それが良いところな稀有な人です。脱力系って言うんですかね、最近ではスローライフ系とか。自分が十代、もしくは二十代前半だと無視してただろうなぁと思います。1993年といえば、まさにその頃なもんで。とっころが、40代後半の”今”は良いですなぁ~和む。が、しか~し、このアルバムはジェフ・ローバー、イエロー・ジャケッツ、スティーブ・カーン、ギル・ゴールドスタインにベン・シドランですよ。スッゴイ。バックの演奏はキレてます。(良い意味で、ですよ。)基本、ヴォーカルスタイル、曲想はデビュー当時からほとんど変化ないですが、バックが違うとえらく違う。よく、個性的なヴォーカルはバックが変わってもイメージが変わりませんが、この人はサウンドに溶け込んじゃうんで、真逆ですな。そこがまた良いんだから、凄いですね。
さてさて、そんな「夏トンボ」を引っさげての来日ですが、やはりバックが凄い。で、音が良い。カッコイイ。言うことなしです。
実は最近オーディオイジってまして、D/Aコンバーター導入したり、ケーブル替えたりでCDの情報を最大限に引き出そうと楽しい事しているんですが、このライヴCDをチェック用として使う事にしました。(普通はパイレート盤を試聴用なんて有り得ません。元々音が良い録音をチェック用とします。流石に音が良いパイレート盤とはいえオフィシャルの良録音にはかないません。)
で、最近の成果として、”オフィシャル級”から”オフィシャルで間違いないよね~”まで来ました。下手にイコライズして商品化されたライヴ物より、なんにも手を加えていない”素”な音の方が良いなぁと思わせる”音”です。
更新日時 : 2013年02月23日 | この記事へのリンク :
まあ~皆さん同じかと思うんですが。
(トイレの神様なんてのもありましたが)「ロマンスの神様」ってのがバカ売れしたのが、1993年ころだったかな。
当時、サッポロにいまして”耳タコ”でしたね~。
実はデビュー当時から知っておりまして(「ロマンスの~」収録のアルバムは3枚目ですが)デビュー作から初期3枚は持ってます。
2nd、3rdは捨て曲なしの名盤だと今でも思っていますが、最近は聴いておりません。
思い出したのは、年末のドラマ「JIN-仁-」の再放送と、NHK-BS時代劇「火怨・北の英雄・アテルイ伝」に大沢たかおが出てきて、あ~そう言えばと。
個人的ベスト・ソングは「二人のBirthday」(ロマンスの前のシングル)でしょうか。
これ持っている人は少ないだろうなぁ。
アルバムは勿論「ロマンスの~」収録のコレだから
皆さんご承知でしょうが、シングルはレアだなぁ。
オマケにヴァージョンが違う。自分はシングル・ヴァージョンが好きです。アレンジが鷺巣詩郎さんなんですよね。そんなトコロも◎。
http://nicoviewer.net/sm8271844 ・・・コレはアルバム・ヴァージョンです。
アルバム、リマスターしないんですかね。
広瀬香美さんというと、膨大な数の楽曲提供がありまして、歌手というより作曲家を言ったほうが実情に合うかと思います。かの森川美穂にもシングル曲提供しているんですよ。(実は、会って話したことがあるんですが、失礼なことに”森川大好き発言”をしてしまいました。それを聞いた香美さんは「こないだ森川さんに曲書きましたよ~(当シングル発売前の事です。)」とお答え下さりました。良い人です。)
(最近、オーディオいじってまして)
チェックで聴いてみるか。
(これ、褒め言葉ですよ。チェックで聴くというのは、大好きで”耳タコ”でないと判断出来ないってことですから。)
更新日時 : 2013年02月16日 | この記事へのリンク :
まあ~、ガールポップなんて言葉は既に死語の世界かもしれませんが、90年代は美里を始め、プリプリとか一世風靡してたんですけどねぇ。プリプリは再結成で紅白で元気なお姿を拝見させていただきましたが、言葉は死んでもアーティストは死なずってことでしょうか。
ご紹介のこの人達は結構ハードなサウンドなんでShow-Yaも想起させるんですが、Show-Yaもガールポップにくくられることもあったし、見た目はねぇ、ほらアメリカのガールポップっぽいもんで。
ん~ガールポップというより、ビバリーヒルズ青春白書に出てきそうな、お金持ちでお上品なお嬢様って感じですな。
基本中身の無い”見た目”アーティストに対しては虫酸が走るほど嫌悪しているんですが、なんか”見た目”が違うと”音”も違って聴こえるなぁ~なんて思ってしまったりしています。けっして中身が無いわけじゃないんですが、より良く聴こえる。なんか「コーラスもひたすら綺麗だなぁ~」、「メロ美しいなぁ~」てな具合。
中身と言いましたが、ここで紹介するだけのクオリティは保証します。日本のガールポップ連中と比べるのは失礼なくらいお上手です。(失礼しました。)
ナントですね、カンサスの「伝承」をカバーしております。あのムサイ男連中の「伝承」を結構忠実にコピーしておりますが、いや~見た目で印象全く違います。
http://www.youtube.com/watch?v=LHvm1xmk5lc
この曲をカバーしたことで、彼女たちへの印象がぐっと良くなったのは事実ですが、アルバム全体でも聴きこむとなるほどよく出来ています。まあ~ダン・ハフとかバックアップしていますし、外さないですよねぇ。
今活動していないのかなぁ。Show-Yaも演っているんだし(このお姉さま方は凄すぎです。)、ガールポップブームが復活して再結成させて日本でライヴして欲しいなぁ。・・・・・あ~でも見た目・・・・・どうなんだろう。ハート位なら全然OKなんですけど。
更新日時 : 2013年02月09日 | この記事へのリンク :
え~何度か本ブログに登場しているASIAのこのアルバム。
つい先日まで1988年頃発売のワーナーForeverYoungシリーズのCDを大事に持っていましたが、昨年末に
エイジア(詠時感~時へのロマン)~30周年記念プレミアムBOX【初回限定生産500セット/2DVD+CD+LP+Tシャツ/日本語字幕付】
ってのが発売されまして無事引退することに。多分森川美穂、難波弘之に並んで百回を優に超える皿回しになったかと思います。それだけお世話になったアルバムなので、上記「30周年記念プレミアムBOX」に対しては、モノ申して、ファンの方々に内容をお伝えすべきではないかと。それが私に課せられた使命ではないかと・・・・なんか選挙演説みたいだな。
はい、それではご静聴の程よろしくです。
まず、CDですが音良いです、ボーナスで「RideEasy」入ってます。コレは褒められる。今だにamasonで最も売れているCDは1987年発売のCDであることが基本的な事実なんですが、(それだけにコレまでリマスターが世間の常識で、とっくに引退しているはずの1987CDが未だ現役であることは)、元々音が良いって事があるものの、(それでかも知れないが、)リマスターへの取り組みが手抜きだったかと。で、今回の30’sは一応納得のレベルかと思いました。
それからTシャツ。さすがに50歳近くなってこのTシャツを着るのはどうかと思いますが、ファンにとっては嬉しいです。部屋に飾っても良いか(基本的にそれだけファンです。)
さて問題のDVD。これ2枚ありまして、1枚はドキュメンタリーです。当時物のTVを録画したレベルだと思って下さい。ですので、当時のTV映像と割り切ればなんの問題もありません。それどころか、スタッフショットなので、メンバーの素な姿が見れるし、ライヴ映像はソデの真横から撮っているので、ブートでは見れないアングルに「おおっ!」とはなります。コレはコレでオマケとしてもGoodです。
さてさて、お次はLP。コレは可もなく不可もなく。強いて言えば、100%ピュアLPを入れて欲しかったんですが、100%ピュアLPだけで¥5,800もしますから無理でしょう。でも例えばジャケ写のピクチュアーカラー仕様とか出来なかったかなぁ。次に問題視するDVDなんか付けるんだから。と思ってしまいます。まあ~でもCDと音の比較が出来るのは楽しみであります。
さてそれではお待ちかねの”問題DVD”ですな。
amazonを始めとして悪現雑言跋扈しているDVDです。
例えば「ブートでもこんな酷いDVD見たことないです。例えるなら、温度を測るサーモグラフィの映像のような感じです。」とか言われてます。
なるほど、なるほど。うまいこと言うなぁ。これまで多くの海賊版DVDを見てきた私ですが、ここまでぼやけて遠い映像は初めてです。距離固定で、少しも寄る場面ありません。ず~~~っと東京ドームの外野席中段位から見たセカンド辺りの選手レベルの大きさでさらにソフトフォーカスが強くかかっている感じです。(個人的には、顔出しできない人のインタビュー映像レベル)確かにジョン・ウエットンの脱退直前ライヴってのは大変貴重なのは分かります。しかしこの映像を売るってのは自爆ですわ。会社のイメージダウンってことがスタッフ分かんないのかな。まして、amazonの否定レヴューを削除するように工作したり、褒めるレヴューを多く載せたり、仕業があからさまで困ったものです。非を認めているのか知りませんが、発売価格¥9,800が発売日からamazonでは¥6,700円ですよ。”問題DVD”除いても割安だと思うんですが、如何でしょう。さらにですよ、解説文に”映像は良くないが、音はオフィシャル級で、同ツアーのライヴCD「ライヴ・イン・マサチューセッツ 1983.08.19 」より音が良い”って書いてあるんですよ。ホントに聴き比べたんか?。普通はBD>DVD>CDって順番が音質の基本ですよ。なのにDVDのくせに上記CDに負けとる。(個人的にはこの点が最も腹立たしい。)
画像は違いますが、こんな感じ(まだコチラの方が、寄っている分マシ)
http://www.youtube.com/watch?v=X95p75nxKuM
個人的には”要らん”まで言いませんが、シークレット・トラックならずシークレット・オマケとか、もっと30’sアニバーサリーを汚さない方法あったんと違いますか?。
・・・・とは言うものの、こころの中では「おおっ!これがジョン最後のライヴなんだぁ~」と想像力をフル発揮で見入ってしまいました。マニアの性ですなぁ。しかし、コレ本物なのかなぁ。こういう売り方されると疑ってしまいますなぁ。騙すならもっとちゃんとファンを騙してほしい。
更新日時 : 2013年02月02日 | この記事へのリンク :
アレッシーって覚えていますか?。80’sファン、AORファンの方々は「あ~いたなぁ」って感じでしょうか。ま~自分もそんなくちですが、最近ちょっとした発見がありまして・・・・。
またまたレトロなアナログレコードの話で申し訳ないんですが、お付き合いの程を。
レコードってプレスの段階によって音が違うんですが、何言っているか解りますか。所謂ビニールをスタンパーで溝を作るんですが、プレス工程を重ねることによってスタンパーが摩擦で減るんですね。で、そのスタンパーがこりゃダメだってなったら新しいのと交換するわけです。って事で、新しいスタンパーでプレスしたレコードと、”もうダメだ”に近い状態でプレスしたレコードでは音が違います、って事ですね。つまり、新しいスタンパーでプレスしたレコードの方が音がいい。
なに細かいこと言ってんだ、と言われそうですが、コレが結構違うんですよ。
で、おうちに2枚同じレコードが有った場合、(よっぽど好きな無人島レコードで、無い限り)どちらか1枚は売っぱらうわけですね。(なんで2枚有るかというと、間違って2枚買っちゃったんだよ。うっかり。)
で、基本音の悪い方を売るでしょう。そこで聴き比べるわけですよ。何枚も(うっかりが多いもんで・笑)やってますが、ほぼ優劣つきますよ。
で、で、先日の聴き比べがアレッシーだったわけですな。
コレ。
で、普通はA面の1曲めで比べるんですが、たまに聴き比べに時間を要すような曲だと2曲めで比べなくてB面1曲めにします。理由は2曲めの頭に針を落とすのが、難しいから(たいした理由じゃないですが・笑。だったらひっくり返す方が面倒じゃないかって。)。
なんで、このアルバムの1曲めが時間かかるかというと、「ギムサムラヴィン」(あの超有名曲:スペンサー・デイヴィス・グループの1967年の大ヒットで、その後のカバー曲は大多数に及びます。作曲&歌はスティーヴ・ウインウッドです。)のカバーが1曲めでイントロはベースのみで数小節進行するもんで。
で、B面なんですが、聴いて驚いたのは曲が違う。ええー!!ってビックリしてクレジット確認したら確かに違う。実は1枚は国内盤だったんですが、国内盤1曲多い。で、で、よく国内盤の帯を見たら1曲多いそのB面1曲めがナント!アルバムタイトルナンバーじゃあ~りませんか。
えっと~写真で確認しましょうね。
これ、輸入盤レーベル。
国内盤。
帯。
ってな訳ですが、英題は「Wards&Music」で同じです。
理由は簡単ですが、「ゴー・オールナイト」いい曲です。日本ではシングルカットまでされてます。何故本国米盤では収録なかったのか、その辺はネットで調べようとしましたが、な~んも出て来ません。
もう一度言いますが、ゴー・オールナイトいい曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=EAVeVy2TFaw
予想するにアルバム全体としてみると雰囲気がちょっと違うのかなと。
CFタイアップとかして、巷に流したら売れたんでしょうなぁ。宣伝ミスだろうなぁ。
たぶんアレッシーと言えば
コレですよね。普通。
ここまで来るのに、苦節アルバム4枚費やしていますよ。レーベルもA&Mから(クインシー・ジョーンズの)Qwestレコードに移籍して、かのクリストファー・クロスにプロデュースをお願いしてコレです。時代がまさにAOR全盛期ですから。まあ~それまでは見た目で売ろうとして失敗というか、音でも行けるだろうと欲を出したのが中途半端な結果と言うか。それとアメリカよりイギリスで売れた(見た目か?)らしく、「ギムサムラヴィン」とか収録したんだろうけど、それもどうかって感じですよね。で、日本ではAOR路線を狙い「ゴー・オールナイト」で勝負だったんだろけど、宣伝は勝負しなかったんだろうなぁ。ネルソンとかアレだけ売れたんだから可能性はあったかと思うんですけどねぇ。
隠れた名曲ですな。こんな形で発見するとは。(発見でもないか、帯にあんなに大きく書かれていてねぇ。英題が「Wards&Music」っても知っていたのにねぇ。)
それでですね、国内盤は見本盤で間違いなくプレス新しいはずなんですが、僅かながら輸入盤に軍配が上がりました。って事でどちらも売りには出しません。
因みにゴー・オールナイトはこの「Wards&Music」の国内盤CDには未収録です。
がこんなベスト(国内盤)にこっそり収録されています。
←ジャケの色合いもコッチが正解だよねぇ。
更新日時 : 2013年01月26日 | この記事へのリンク :
アメリカン・フォーク・ブルース・フェスティヴァルと言うタイトルのDVDがシリーズで3タイトルありまして。正月休みに見ました。
なんでいきなりコレなのかと言いますと、TSUTAYAがやっているネット宅配のレンタルCD,DVDのお店でディスカスってのがありまして、月に8枚固定レンタル契約すると、8枚借りた後は旧作DVDが無料で借り放題なんですね。(借り放題と言っても発送返送に3日はかかるので、マックス16枚ぐらいでしょうか。
で、そこでミュージック物を色々と借りるわけですな。
で、コレ。
全て映像はモノクロですが、絵も音も予想以上に良かったです。と言うか、音イイです。TV収録なんでしょうけれど、イイ音で録ってくれたんだなぁと思います。アメリカンフォークブルースフェスティバルと言いましてもフォークが付いているからといって、ボブ・ディランとかは出てきません。単に”歌もの”をフォークと呼んでいただけのことかと思います。つまり、ブルースてんこ盛り。演奏者は黒い人ばかりです。
いや~コレが素晴らしい。正直ブルースナメてました。スミマセンm(_ _)m。
まず、楽器の演奏能力が皆さんずば抜けて高いです。メロディのクオリティも高いレヴェルにあります。
ブルースと言うとズッズ、チャッチャって感じのスローシャッフルのビートに乗ってシャガレ声で延々とマイナーメロディの歌が続くだけの印象が強かったですが、基本フォーマットはソレだとして、多彩なヴァリエーションがあって飽きませんでした。で、特に強調したいのが、あれ?これってBeatles? Zeppelin? Purple? ってな感じで元ネタの雨アラレ。さらにはロックに留まらずポップス方面もアレコレ、しまいにはこのフレーズは小田さんのオフコースのあの間奏部分じゃあ~りませんか。
ブルース恐るべしですわ。
ポピュラー・ミュージックの多くがこれだけ影響を受けていて、ソレを良いなぁと聞いている自分が居るわけで、ブルースさまさまじゃないですか。
実はこんなCD持ってまして、もっとちゃんと聴かにゃあアカンですな。
トコロで、先月発売の愛読誌レコードコレクターズ1月号
の特集記事でニッポンのギタリスト名鑑ってのがあって、ライターのKさんが特集の締めくくりにこんな事書いてました。
「・・・J-POPのニューカマーにおける洋楽の影響は目に見えて衰えた。そして近年は毒にも薬にもならない新人ばかり増え、いつのまにか消えている。育成能力もそのキャパシティもない今の邦楽がK-POPに駆逐されていくのは、ある意味、当然のことではないか。」
なるほどねぇ~納得だなぁ。ホントそうだよねぇ。個人的にはほぼ2000年以降ほとんど気になる邦楽ないなぁ(かと言ってK-POPにしてもしかりですが。)今後も期待できないんだな、ってことは。(期待もしてないけど。)
また、有名なレコード・ディレクターの高久 光雄さんが、同じく同誌で語っていたのは
「・・・洋楽部の役割って、邦楽ディレクターの養成にあると・・・」
ブルース知らずに邦楽作れないと。そりゃそうだ。
更新日時 : 2013年01月19日 | この記事へのリンク :
え~遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
年末年始のブログは勝手に恒例にして年始めは干支ジャケなもんで、今年は蛇です。
蛇というと、例のバンド・白蛇がありますが、まあ~あたり前田之助ですので、他をあたってみました。
まあ~個人的にインパクトあったのはコレでしょうか。ジャケいっぱいに絵が書いてあるってトコロが見事に蛇ジャケしてます。が、しかし聞いたことがありません。(でもジャケは覚えていました。)ちょっとネットで試聴しましたが、なかなか良かったです。元々メロには定評があるヒープですからサウンドに変化があろうと無かろうと問題無いわけですな。ヴォーカルがジョン・ロートンに交代したばかりですが、とてもマッチしてGoodです。
はい、こちらは蛇よりもおっさんの顔がクローズアップされているので、若干難ありなんですが、こちらはよく知っているもんで。(実はコレ蛇というかメデューサ・・・ギリシア神話に登場する女の怪物で、蛇の髪の毛と、覗き込むと石になるという瞳を持ち、肌は青銅のウロコでびっしり覆われ、背中には大きな黄金の翼が生え、口からはイノシシのような鋭い牙が覗いているそうですが、この顔はおっさんだろう。)
かのアラン・ホールズワースがこの前のアルバムに参加して弾きまくっているんですが、放浪癖有る方で、このセカンドはいらっしゃいません。がしかし、その代わりに加入のオリー・ハルソール氏がこれまた素晴らしいんですね。その代わりと書きましたが、実は二人共いらっしゃる時期がありまして、なんとライヴ音源も存在してあります。まあ~ギタリスト二人は要らないってホーさんが思ったのかもしれませんが、居て欲しかったなぁと言う感じですな。その後、テンペストはあっさり分解しまして、ジョン・ハイズマンさんはかのゲイリー・ムーアと組んでコロシアムⅡでこれまた素晴らしいお仕事をします。
以下色々出て来ましたが聞いていないのでコメントなしでご鑑賞お願いします。
はい、やっぱ蛇ジャケは印象が良くないというか、ヘビメタ系しか有り得ませんなぁという感じでしょうか。上記3枚はそれぞれ名盤と言われる類なんで聴いて損はないと思います。
今年もよろしくお願いします。
更新日時 : 2013年01月08日 | この記事へのリンク :
え~今年も早いもので仕事納めになりました。毎年恒例の今年の墓碑銘振り返ってみましょう。
玉木宏樹さん
え~知る人ぞ知るかと思いますが、ジャパニーズ・プログレ史上欠かすことの出来ない名作「タイムパラドックス」を1975年に発表しております。東京芸大出身のバイオリニスト、作編曲家で昨年まで盛んな音楽活動を続けられておりました。「タイムパラドックス」には羽田健太郎、高中正義、鈴木キサブロー、吉川忠英、松武秀樹ら多数のゲストを迎えその才能を存分に発揮した完成度の高い作品です。コレ1作しかプログレしてませんが、それだけに圧倒的な存在感を放っているかと思います。ジャケも最高です。
ホイットニー・ヒューストンさん
80年代後半にモデルのような容姿端麗で美声かつ声量あるすぐれた歌唱力で世界に衝撃を与えたスーパースター。後のスキャンダラスなことはすっぱり忘れて良き80年代を思い出しましょう。かのボディガードのさらなる世界的大ヒットは個人的にはオマケがついた感あり。まだまだ良作をたくさん出せる人だと思います。
デイヴィー・ジョーンズさん
かのモンキーズで一世風靡したヴォーカリスト。実は、モンキーズ前にソロ作品があったことは意外と知られておりません。今年CD再発されて買いました。でも、やっぱりモンキーズ良かったですよね。中学時代に番組が再放送されて再ブレイク。あの時に知ることができて僕の人生幸せだと思います。
←中身よりジャケで選びました。
レボン・ヘルムさん
言うまでもなく、アメリカの偉大なるBand、ザ・バンドのドラマー。ヴォーカルもとってました。アメリカの国民的Bandってイーグルスとかキッスよりもザ・バンドとザ・バーズだそうですよ。歳くって最近よく分かります。アンサンブル、グルーヴ、ハーモニー、メロディどれをとっても素晴らしい、深い。って事でどの作品も良いんですが、あえて批判覚悟でコレでしょうか。
ドナルド・ダック・ダンさん
ブッカーT&TheMG'sのベーシスト。”メンフィス”出身の60年代、70年代にソウルシーンには欠かせない存在。かのスタックス専属って言えば十分でしょう。お世話になった方多いと思います。
←出てました。
ドナ・サマーさん
これまた、言うまでもないスーパースター。全盛期は全米チャートベスト5に2曲ランクインなど当時の記録を次々に塗り替えるバカ売れ状態。それまで普通に売れていたのにソレが下積み時代思えるほどの世界制覇でした。ディスコ・ブームってのがありましたが、ソレを牽引する実力があったんでしょう。他の人が霞む勢いはかのBeatlesを思わせると言っても過言ではないでしょう。それくらい当時は凄かったんだから!。(リアルタイムに聞いてないとここまでは言えません。)
←ケバイジャケットとか言わないでよ。当時はコレをみんな買ってたのよ。(byマツコ)
で、時を同じくしてディスコシーン(=当時の音楽シーン)を牽引していたのがビージーズ。オーストラリア出身ながら60年代からアメリカでヒットをだして活躍。3兄弟ならではのハーモニーとメロディセンスを生かした曲で既に多くのファンがいたにもかかわらず、時代を読んで(いい意味です。ポップスは時代とともにあるということをよく理解して万人に良い思いをさせる曲を作るのがヒットメーカーであるということ。)ディスコにその才能を全てぶつけた結果が世界制覇になったかと。とかくリズムが強調されるディスコにありながらそのメロディは他のポップスをも卓越するものがありました。当時、ドナにBeeGees,それにABBAを加えたら世界の音楽総売上の50%は行っていたんじゃないでしょうか。
で、その3兄弟のロビンさんが亡くなりました。すでにモーリスさんは鬼籍に入っておりまして、3兄弟の弟でこちらも全米No.1を出しているアンディも若くして夭折しています。のこりはバリー・ギブさんだけになってしまいました。
数ある名作の中から1枚選ぶとしたらコレ。サタデーナイトフィーバーの巨大ヒット直後にプレッシャーとか有ったと思うのにさらにソレを超えるといっても良い傑作を作ったのは奇跡にしか思えません。才能が溢れかえっていたんでしょう。
ジョニー吉長さんはこちらで取り上げています。
http://www.central-tp.com/blog/central-tp/1/id/51997
ジョン・ロードさん
まあ~この方もあえて言う事も無いというか、このブログを読んでくださる方で知らない人は居ないんじゃないかと思えるビッグネームです。ハードロックの鍵盤の基礎を形作ったというか、鍵盤で名を残したのは、この人とキース・エマーソンくらいではないかと。ギタリストは星の数くらい有名人居ますけど、キーボードプレーヤーですよ。(マニアな人は、ドン・エイリーだとか、リック・ウエイクマンだとか、エディ・ジョブソンだとか、難波弘之だとか色々出てきますけどね。)
で、コレ。
こりゃ、沢山の批判来そうですな。個人的には正直言って融合してないと思うんですが(他にもっと融合している作品を多々知っているもんで)、作品として悪くはなく、パープルFANにそっぽ向かれている立場を少し回復してあげたいなと言う気持ちとこの作品までジョン・ロードさんがパープルのイニシアチブを握っていた事実から取り上げるべき作品と感じたまでの事です。その後、2000年を超えてこのアルバムをライブで演奏したり、新たにオーケストラとのアルバムを制作したりしているトコロを考えてもジョン・ロードさんがやりたかった事ってのがコレなんではないかと思います。
佐藤博さんはこちらで取り上げています。
http://www.central-tp.com/blog/central-tp/1/id/58438
最後にデイヴ・ブルーベックさん
プログレファンにはお馴染みの変拍子ですが、一般的には言葉からして「なんのこと?」かもしれません。・・・拍子から説明かあ・・・・手を叩く事を手拍子って言いますよね。つまりリズムの事ですな。
皆さんご存知のヒット曲、好きな曲、知っている曲の99%は4分の4拍子、4分の3拍子(8分の6拍子)いずれかかと思います。ところが実はどっかで聞いた事があるけど曲名を知らない曲には上の拍子以外のモノが結構有ったりします。その一般的ではない拍子のことを変拍子。
変拍子で世界で一番有名かと思われる曲がデイヴ・ブルーベック・カルテットの「テイク・ファイヴ」その名の通り5拍子。
なぜ、変拍子が存在するか。ソレはいろんなリズムがあってしかるべき必然・・・つまり当たり前。人は左右対称な体を持っていて両手で叩いてリズムを作ると右左で一回づつ叩くと2回になるので、自然にはリズムは偶数回になりますが、世の中には奇数と言う数字も存在するので3拍子、5拍子あって当たり前。なのですが、体の構造上偶数回の方が馴染みやすい。だから4拍子がポピュラー(ちょっと強引ですが)かと。ところがこの「テイク・ファイヴ」は実に軽快に5拍子に乗せてくれます。あれ?なんか違うけど楽しいって感じてくれたらあなたはもう変拍子の虜です。というか、きっと何処かで聞いたことあると思いますよ。(ただ、実は作曲はメンバーのポール・デズモンドさんなんですけどね。)
http://www.youtube.com/watch?v=7dmfS8WdK1I
ね、聞いたこと有るでしょう。
というわけで、今年も以上の方々が去ってしまいました。残念です。
ただ、ミュージシャンに限らないとJAZZ評論家の岩浪洋三さん、俳優の大滝秀治さん、歌舞伎の中村勘三郎さんが無くなったのが個人的には寂しい限りです。
では、良いお年を。
更新日時 : 2012年12月29日 | この記事へのリンク :
いわゆる”速い車は美しい”と言った定説を覆した”史上最も醜いチャンピオンマシン”。
と、言われてますが、個人的にはそれほど醜いとは思いません。もちろん大好きなマシンの一つであります。無論、ジャッキーとフランソワの最後のマシンと言った感情論はありますが、それを抜きにしてもチャンピオンマシンなりの風格を備えた傑作ではないかと思います。
まあ~醜いと言われたシルエットはコレでしょうなぁ。
ここまでウエッジシェイプにしたんだからフロントもウイングノーズにすればよかったのに、と思いますが、そうするとロータス72と区別がつかなくなるんではないかと。
このカットを見るとよく分かりますが、細かいトコロは除いてフロントタイヤより後ろは基本、ロータス72とよく似ています。タダ決定的に違うのは実はフロントにはなくて、ショートホイールベースってトコロです。だからカッコ悪いんだ!と納得のポイントですが、ロータス72がロングだったにもかかわらず、同様の速さだったので、どっちが良いか悪いかにはならないんですが、そんな所も現代共通なんだなあと感じますね。要はバランスなんだってことですよね。
それと人と同じことしていては相手より速いマシンは出来ないって言うプライドというか、マシンの許容範囲が広く、個性の時代70年代を強く感じるフロントノーズだったりします。そんなトコロが好きな要因なんでしょうね。
因みに上記カットはモナコだと写真の出処に書いてましたが、ジャンピングスポットあったっけ?キャッチネットあったけ?って事でモンジュイックではないかと推測しております。
更新日時 : 2012年12月23日 | この記事へのリンク :