当社の物件紹介や地域情報まで住むにあたりより親近感をもてるブログを目指します。
え~、ちょっと驚きでした。
まだ、そんな年じゃないだろうに。
1月28日亡くなって、自分が知ったのが一昨日。
まあ~、それだけニュースヴァリューが無いんだろうけど、ある意味寂しいというか、そんなもんか、と言うか。
この方、ミュージシャンではない音楽評論家です。
自分が音楽について情報を得る場合、やはり書面からで
その書き手(評論家さん)次第ってところも大きいわけです。
中山さんと出会ったのはコレ。
元、スイングジャーナル編集長ってくらいですから、JAZZの方ってのが一般的見方かと思いますが、JAZZのほんの一部しか見聞きしていなかった自分はJAZZ界の超有名人?な中山さんは当時知りませんでした。
当時から好きだったソフト・マシーンとかが「ジャズ・ロック」と言われていたので、「ジャズ・ロックのおかげです」は書店で見かけて即購入。
いや~中山評論ぶっ飛びましたね~。他に比較の仕様が無い程、個性的で面白い。
まあ~最初のうちは、 批判的なアーティストやアルバムに対して凄いけなし様なんで、”この人怖いものなしやなぁ”と一歩引いてしまうんですが、実に理にかなった物言いと計算された”ウケ”狙いのツッコミにハマってしまうというか。
で、続いてこんなの買ってしまうわけですね。
いや~これでマイルスにハマりました。
と言うか、これで更に中山さんにハマって、この人の書籍だけで30冊位は持っているんじゃないかな。
このブログ、面白いと思ってくださる読者の方がいらっしゃったら、全て中山康樹さんのおかげです。
アルバム紹介の ブログの文面など中山さんの影響大です。
真似しようとか、そんな事は恐れ多いんで、全く考えておりませんが、自然と口調が似てくると言うか、ツッコミ方、モノの見方というか視点の方向性なんかが、無意識にそれっぽく出てくるんですね。
まあ~中山さんというと、コレ ↑ なんですが、JAZZ以外でも
ビートルズ、ディラン、ストーンズなどロック系に造詣が”とても”深く、JAZZ評論家ではなく、”音楽評論家”(桑田佳祐さんの本も出しています。)であって、例えば”ジョンレノンはローリング・ストーンズのメンバーだと”勘違い”しているようなJAZZバカの評論家さん、ビル・エヴァンスとギル・エヴァンスの区別がつかないロック評論家さんとかとは一線を画している孤高の存在かと。
↓ 良かったらココ読んでみてください。
http://kaze.shinshomap.info/interview/toki/02/01.html
その点を含め、中山さんの表現、残した著述は中山さんの敬愛するマイルスによく似ていると思います。
60代でこの世を去るところまで真似しなくても良かったのにねぇ。
亡くなっても新たな作品が世に出るところまで一緒なのは流石過ぎます。(コレ ↓ ネットの連載続いてます。)
http://dot.asahi.com/musicstreet/column/ontama/2015042000031.html
合掌
更新日時 : 2015年05月10日 | この記事へのリンク :