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ついにでたか!と言った感じのクリムゾンです。なんのこっちゃって人も多くいらっしゃるかと思いますが、洋楽Rock界?では生きる伝説!?として神格化されている大御所バンドです。リーダーのロバート・フィリップという御仁がまあ(いろんな意味で)エライ方でしてコンサートでは座ってしか演奏しないとか、インタビュー許可しても録音させないとか、自身のレコード会社の通販CDを大手レコード会社から発売するときは収録曲を減らすとか・・・・。
で、そんなリーダー様ですからメンバーの出入りも結構あって大まかにメンバーによってその活動時期を5期ぐらいに分けることが出来ます。このところの懐かしのバンド再結成ブームにのって最初期のメンバーで別バンドを結成して(当然かのリーダー様は加わりません。)世界ツアーを回るなどかつてのメンバーの活動が盛んなのもそれだけネームバリューのなせる業かと思います。
前置きが長くなりましたが、そんなクリムゾンの第二期と言われるメンバーにイアン・ウォーレスさんとボズ・バレルさんがいます。下の写真の向かって前列右のヒゲの方がボズさんでその斜め後ろの笑っている方がイアンさんです。
(ちなみにリーダー様は向かって前列左のメガネの方です。)
クリムゾンのサウンドは形容しがたい個性的なものですが、クラシック的格調とダイナミズムをもってJAZZ的アプローチで切り込むシリアスかつ叙情的、攻撃的なRockです。(ほら何言ってるか自分でも分からなくなった・爆)前のブログで書いたのですが、ダンス・ミュージックとは相容れないサウンドなのですが、イアンとボズ、さらにメル・コリンズ(上記写真後列左)というファンキー3人集がライヴではグルーヴィーにかましてくれて、第二期クリムゾンのことをファンキー・クリムゾンと呼ぶ人もいます。
で、かのお二人、ボズ・バレルさんが2006・9・21、イアン・ウォーレスさんが2007/2/22に亡くなられています。これで第二期のメンバーでの再結成?はできなくなりました。実は最初期のメンバーによる別バンドにイアンさんも参加していたのでそちらのライヴもどうなることやらと言う感じです。
で、で推薦盤はです。黒くて味気ないジャケットだなぁ~と思われるかもしれませんが、これが素晴らしい内容なのです。一昨年リマスターされたCDが発売になりましたが、当時のLPからすると音も格段に良くなり彼らの凄さが良く分かるようになりました。第二期の終焉はファンキー野郎の暴走にリーダー様がついていけなくなったということが周知の事実ですが、そのバンドの破錠振りがよく分かります。でもそこはプロ中のプロなので演奏がバラバラと言うことではなくてリーダーが求めているアドリブや演奏の進行を好き勝手し放題するという・・・。
で、で、で今回はお二人なのでもう一枚。いわずと知れた?アイランズです。見ての通りある星座の一部の拡大写真です。ライヴと違ってこの写真のイメージ通り深遠なる宇宙の神秘に想いを馳せるって感じの叙情的かつ情熱的な雰囲気が全体を支配している感動的作品です。とくにタイトル曲の「アイランズ」は泣きのサックスとボズが歌い上げる叙情的なメロディが感動を呼ぶ名曲です。まるで亡くなった二人の鎮魂歌のように涙を誘うバラードです。
入手:レンタル~友&愛、購入~ディスク・ユニオン 情報:FMfan
更新日時 : 2008年04月26日 | この記事へのリンク :