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ひこうき雲~荒井由実

先日、めったに見ないTVで宮崎駿の「風立ちぬ」って映画の宣伝が流れていて耳にしたのが、荒井由実の「ひこうき雲」。

まあ~既に皆さん耳にされていて、J-POPの世界で女王と呼ばれているユーミンですから、知らない人はいないかと思います。

なんであえてこんな有名曲ってトコロですが、実際「ひこうき雲」聞いたことがありますか?。(歌詞の内容まで理解できるくらい)

かの”ウィキペディア”によると

~高校三年生の頃に近くの高層団地での高校生同士の飛び降り心中事件があり、TVで報道されているのを見たことで、高校一年生の頃に小学校の同級生男子が筋ジストロフィで亡くなったことを思い出して書かれた夭逝をモチーフとした曲。松任谷本人は自殺はしないとしながらも自殺・死に対しての一種の理解と羨望が歌われている。(松任谷由実『ルージュの伝言』 角川書店、1984年)~

あらためて聞きますが、「ひこうき雲」が上記の内容だとご存知でしたか?。

メロディが秀逸で素晴らしい歌詞だと思います。

今回「風立ちぬ」では、”飛行機”に引っ掛けたトコロ大ですが、詩の意味するトコロも当然にイメージしているからだと思います。(戦争の時代だし、ヒロインが病気とか)

さて、このコラム声を大にして何が言いたいかというと

今のJ-POPは聞いておりませんが、コレまでも大半のJ-POPが”LoveSONG ”か体制(時代)批判の歌ばかり。(まあ~J-POPに限ったことではありませんが)

人の気持ちの代弁が歌だとすると、シンガーソングライターは性欲旺盛な人と世の中に不満だらけの人しかいないんじゃないかと思っちゃいます。

人間は五感あり(人によっては第六感)、喜怒哀楽の感情を持っているわけで、さらに感受性豊かで多彩な感情を抱くわけだから、色恋以外のドラマがあり、千差満別な感じ方があるわけで、色恋不平不満しか歌にならないとしたら偏りすぎでしょう。

ある意味、LoveSONGは楽ですよね。似たような歌いっぱいあるし、歌にしやすいのも分かるけど、LoveSONGばっかりのアーティストは感受性に乏しいか、手抜きかと。

つまり色恋より遥かに他の事(色恋以外)で感動する事の多い自分はLoveSONGが跋扈する状況はつまらない。多すぎるLoveSONGのほとんどは”つまらない。

ユーミンにしたって、松任谷さんになってから”売れる”方にシフトして、”LoveSONG ”増産に走りますが、個人的に”LoveSONG ”でいいなぁ~と思えるのはほんの一部です。

が、

まあ~”売れる方向”にシフトしてそうなんだから、リスナーが要求しているわけで、個人的に”つまんねぇ”LoveSONGを多くの人々は”良い良い”って言っているわけで、孤立したアンチLoveSONGな私はそんな音楽シーンを冷めた目で見続け早30年。

ジブリに取り上げられて、多くの人の耳に「ひこうき雲」が届いて、あ~”LoveSONG ”以外にも良い曲あるんだなぁ~と思う人増えないかなぁ~無理だろうな~(こころの中で鳴り響く「無理だ」by爆風スランプ)

更新日時 : 2013年06月30日 | この記事へのリンク : 

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