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イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル2013最終楽章

いや~なんか大袈裟なタイトルですなぁ。

知らない人には、イタリアのロックのお祭り?。なんで日本で・・・・。ってな感じでしょうか。さらに、イタリアのロックって???。が普通の洋楽ファンの反応でしょう。イ・プーを知っていたら、「守備範囲広いなぁ」 PFMを知っていたら「御幾つですか?大昔プログレ聞いていたでしょ。」くらいにはなりますが、今回の川崎クラブチッタのこのイベントに遥々イタリヤくんだりからお越しいただくイタリアン・プログレッシヴ・ロックお歴々の方々は、基本だ~れも知らないかと思いますが、知っている人にとっては”現代の奇跡”と言っても過言ではない凄いラインナップだったりします。

正直、友人から「コレ3日間とも行きます」とメールを受け取って下記URLを見た時は、ビックリしました。

http://clubcitta.co.jp/001/italianprogfes/

「マクソにムゼオ・・・・マジか・・・」絶句

てな感じでしょうか。

”ど”プログレFANにとって”マクソ”、”ムゼオ”ってネームは神々しい孤高の存在でありまして、(正式名称は”マクソフォーネ”、”ムゼオ・ローゼンバッハ”なのに省略形で呼ばれる程、その筋には知られた存在)生で見れるなんて、想像すらしなかった出来事になります。

例えばですね、かの山口百恵さんが、外国(ここでは逆にイタリアにしましょうか。)イタリヤの一部の人達に絶大な人気があったとしましょう。今年その百恵さんがイタリヤでコンサートを開きますって事になったらその人達はどれほどビックリするかって想像してみて下さい。なんとなく分かりましたか?。有り得ない話でしょう。それに匹敵する来日だと思って下さい。

当時の話ですが、新宿のSとかEとか言ったレコード店や、目白のWとかのレコード店で、マクソとかムゼオのオリジナルLPがン十万で売られていたんですよ。(まあ~それでも買う人がいたんだからこれまたビックリな話ですが)何故かというと、当時は(何度も言いますが)プログレ氷河期で、聞きたい人に対する”餌”が大変不足していたんですね。それで某Kingってレコード会社が”ユーロロックシリーズ”と名打ってプログレの過去現在のイタリヤやフランス、ドイツのロックを次々とLP化(まだCD以前)して、FANにヨーロッパにプログレの宝庫の存在を知らしめたんですね。そこで国内盤になっていないプログレの発掘にFANが躍起になって株価が高騰・・・ではなくて稀少盤の値がつり上がったと。

しかし、軽く10万超えですからねぇ~。ギターとかオーディオじゃないんだからと思いますが、当時はスゲ~ってレコ店で眺めるだけ。それも、数少ないミニコミ誌とかでもライターが絶賛とかしてるんだよねぇ。当時でもう何年も前にバンドは解散しているし、情報はレコジャケとン十万のプライスタグだけというこの状況。

それが、30年経って来日ですよ。

実は、CD化もされまして、もちろん即買でしたが、どちらも噂に違わない素晴らしい音楽です。

マクソはコレ。

http://www.youtube.com/watch?v=ExpvU4VbSBk

ジャケがまたイイんだなぁ~。

ムゼオはコレ

http://www.youtube.com/watch?v=br0A2Rtq3BE

まだチケットあったら行こうかなぁ

こうなったらクエラ・ベッキア・ロカンダにも再結成して頂きたいなぁ~。

http://www.youtube.com/watch?v=cDjEeJX908Q

更新日時 : 2013年03月02日 | この記事へのリンク : 

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