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記憶に残るF-1マシン 3 Tyrrell 006

いわゆる”速い車は美しい”と言った定説を覆した”史上最も醜いチャンピオンマシン”。

と、言われてますが、個人的にはそれほど醜いとは思いません。もちろん大好きなマシンの一つであります。無論、ジャッキーとフランソワの最後のマシンと言った感情論はありますが、それを抜きにしてもチャンピオンマシンなりの風格を備えた傑作ではないかと思います。

まあ~醜いと言われたシルエットはコレでしょうなぁ。

ここまでウエッジシェイプにしたんだからフロントもウイングノーズにすればよかったのに、と思いますが、そうするとロータス72と区別がつかなくなるんではないかと。

このカットを見るとよく分かりますが、細かいトコロは除いてフロントタイヤより後ろは基本、ロータス72とよく似ています。タダ決定的に違うのは実はフロントにはなくて、ショートホイールベースってトコロです。だからカッコ悪いんだ!と納得のポイントですが、ロータス72がロングだったにもかかわらず、同様の速さだったので、どっちが良いか悪いかにはならないんですが、そんな所も現代共通なんだなあと感じますね。要はバランスなんだってことですよね。

それと人と同じことしていては相手より速いマシンは出来ないって言うプライドというか、マシンの許容範囲が広く、個性の時代70年代を強く感じるフロントノーズだったりします。そんなトコロが好きな要因なんでしょうね。

因みに上記カットはモナコだと写真の出処に書いてましたが、ジャンピングスポットあったっけ?キャッチネットあったけ?って事でモンジュイックではないかと推測しております。

更新日時 : 2012年12月23日 | この記事へのリンク : 

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