え~やっと今シーズン終了ってことで、終わってみればやはり”あの人”かぁ~と面白かったのか、どうか分からないシーズンではないかと思います。
というか、マカオが終わってからのF-1GP最終戦というのが馴染まない。個人的にはまだやってたんだと思わざるを得ません。試合数が多すぎませんか?。優勝と2位のポイント差が少なくて、試合数が多いと優勝の重みが薄れて如何なものかと。特に今シーズンの前半に優勝者が多数輩出されたものの結局チャンピオン争いは2人に早い段階で絞られてしまい、結果1~2勝で終わった人達は、全くチャンピオン争いに絡まいないもんで、「ホントに優勝したんかいな」という印象に終わってますわな。つまり感覚的には3勝ぐらいしないと活躍したと思えない。前半だけで言うと最終的に5人くらいはチャンピオン争いするんじゃなかと思わせといて、結果がコレ(早い段階で2人になって、最終的にはまた”同じ人”)ってのが”つまらない”って印象を呼び起こしたかと。結局ピレリが混乱させただけで、昨年と何も変わってないじゃないか、と思ってしまう。
個人的には、ライコネン復帰が大変面白かった。さすがチャンピオン経験者。来年の活躍が大いに期待できます。
それと後半のマッサの復活も良かったですね。チャンピオンマテルアルだとは思いませんが、速さはあるのでアロンソに振り回させることなく実力を発揮できれば、シーンは必ず面白くなるかと思います。同じブラジルの大先輩バリチェロのしぶとさをよく学んでほしい。
可夢偉の解雇は本ブログの予想通りでしたが、日本GPでの活躍は圧巻でした。
この実力を持って解雇されるのがF-1ですから、そこのところよく理解が出来てないとF-1観戦は辛いかもしれません。どう理解しているか分かりませんが、可夢偉の募金が1億円超えたそうです。この短期に凄いこと(それだけF-1ファンが居るということ、そのファンがそれだけの資金力があること・・・もしかしたら世界でも稀有な国かも。しかし協賛する企業が皆無・・・F-1開催国でこれも稀有なことだと思う。)だと思います。これでレギュラー取れなかったらどうすんだろうなんて余計な心配をしてしまいますが、本人は大変なプレッシャーかと思います。とても普通の人間には耐えられないプレッシャーですよね。このタフさ加減が想像を超えています。(マッサにコレがあったらチャンピオン取れていたかも)継続は力なりですんで、その後のステップアップを期待して”残れる”事を祈っております。
あと言及するとしたらバトンでしょうか。雨に翻弄される展開には滅法強い彼が前半失速したのが痛かったですね。アロンソレベルの”しぶとさ”があったら3強で最終戦までいけたんではないでしょうか。あの雨のマレーシアは勝つべきでした。それに対してアロンソのスパと鈴鹿のぶつけられた展開はほぼ自己責任ないケース。
あまりにも不運というえば不運ですが、アレがなければチャンピオン争いはもっと面白かったでしょう。
来年は5つ巴は要りませんから、3つ巴くらいにはして欲しいもんです。