前回はCamel キャメルって事で、メル・コリンズの項でも書きましたがこのバンドはフルートが結構フューチャーされたおりまして、今回はフルートが活躍するバンド、アルバム紹介。
キャメルで有名なのはコレ。
曲はコレ
http://www.youtube.com/watch?v=VEu1cele7BI
まあ~見事にキャメル節と言うか、素晴らしい。このアルバムは有名なスノーグースの物語をコンセプトにまるまる1枚を使って作られた傑作です。是非、全曲の流れを堪能して頂きたい作品。
続いては、同じく英国のバンド、ジェスロ・タルです。中黒をどこに入れるか・・・・ジェス・ロタルとか間違えそうです。(ファンならそんなコたァないか・笑)
近年発売されたワイト島のライヴ盤のジャケがコレ。
コレ、足を上げているのがポイント。有名っちゃあ有名なポーズですな。イアン・アンダースンが若くて別人のようですが、他のアルバムではこんな感じでなもんで。
で、多作な方々なもので、コレというと色々あるのですが、反則ワザの批判覚悟でコレ。
曲はコレ
http://www.youtube.com/watch?v=poy89VS19LE
な~んでかは、分かる人はすぐ分かるんですが、このアルバムだけかのエディ・ジョブソンが参加しておりまして、よりU.K.とかのプログレ寄りになっているからで、ハイ、個人的趣味に走っておりますな。やはりタル寄りになるとこちらでしょうか。
http://www.youtube.com/watch?v=iWJgJkVL0xM
さてさて次はオランダのフォーカス。オランダはイギリスから見ると海を隔てているんですが、例のパーレーツ・ラジオが聞こえる場所なもんで、英国ロックの影響が顕著なんですね。で、そのオランダから出てきた世界的ロックバンドが”フォーカス”。全米のチャートで100位位内にインするくらいですから。で、その世界的ヒット曲がコレ。
http://www.youtube.com/watch?v=g4ouPGGLI6Q
ヒットしたもんで、YouTubeもいっぱい出てきますな。タイトルが「悪魔の呪文」。アルバムはコレ。
なんでこんな曲が大ヒットと思わないわけではないですが、プログレが世界的にウケていた稀有な時代の象徴かと。それにしてもコミカルで、コレを勧めるのは正直勇気要りました。もっとコレ!って曲有るんですが、なにせ長い。
フルート吹いているのが、タイス・ヴァン・レアって上のジャケの右端の人。タルのイアン・アンダースンと共に”唾飛ばし”系の代表って感じです。クラシックの人が見たら卒倒モンですな。フルートもロックするとこうなるって事でしょうか。
最後に、フランスのアジア・ミノールをご紹介。
う~んジャケ小さい。80年代の数あるプログレの中でも最上位に置かれるジャケのセンスとサウンドです。LPでも持っていますが、このアートワークはLPじゃないとと声高に言いたい一品です。
そのアルバム1曲めがコレ。
http://www.youtube.com/watch?v=rl2LRrgUFdc
イントロのリズム出しから、緩急激しい展開、楽器の配置など文句のつけようがありません。プログレはかくあるべしと言いたくなるお手本のような曲です。メインヴォイスがフルートって事ですが、聴きこんであっという間に時間が過ぎてしまう程個人的には魅力的な曲です。
いや~、やはりフルートでくくるとプログレばっかりや~。