そりゃ~TOYOTAのクルマでしょう~って(笑)。(そんなクルマを知っている人もある意味マニアック)
正式?にはプログレッシヴ・ロックと言いますが、1970年代に一部で流行ったロック音楽って感じでしょうか。
なんで今更?と思った方もいらっしゃるかと思いますが、そう言う方はよくご存知なンでしょう。
本ブログでも再三対象になるアルバムを取り上げたりもしているので、自分でも今更感ありありなんですが、最近こんな本買いまして。
個人的には、プログレ関連の本は100冊を超え、CD、LP、VHS、LD、DVD,ブルーレイ等の作品は総数たぶん4桁近い・・・たりもするので”今更”こんな本が出ても普通は買わないんですが、インタビュー受けている人が興味深かったんで買いました。
以前、NHK大河ドラマ「平清盛」でELPのタルカスが使われているって事で登場の吉松隆さん。「・・・・かくれプログレFANが続々出てきたんですよ・・・・」
”かくれプログレFAN”・・・・なぜプログレFANは隠れていたのか。別に隠れていたわけではないですが、あえて”プログレFAN”だと他人に公言しない。
理由1:洋楽リスナーでもプログレは知らない。(この場合、Yesのロンリー・ハートやASIAのヒート・オブ・ザ・モーメントは知っていても、それらのメンバーがかつて”プログレ”を演っていた事並びに”プログレ”と呼ばれたジャンルの存在、音楽自体知らない。)
理由2:聞いても理解するのに時間がかかる(上記本で錦織健さんも、ELPは一聴しても良いとは思わなかったのに、その後何回か聞いていると突然良さがわかるようになった。と語っている。自分も全く同じだった。)もんで、聞かせても”ウケ”ないからあえて勧めない。(基本、そんな面倒な事をあえてしようとする人はいないであろう。プログレFANは”試される系”・・・「これは良いから」と人に進められると一聴して分からなくてモ何度も聞く”修行”をしてしまう人達のことbyみうらじゅん、だそうです。)
理由3:人格否定されるかもしれない(プログレを”知っている人”~この場合はジャンルも音楽自体も知っているが好きではない人、たぶん勧められて気に入らなかった。 に対して自分のイメージを悪くする)。プログレは暗い重い長いイメージがあり70年代後半から80年代はプログレ好きはオタクで暗い人と思われていた。特に80年代は軽薄短小時代軽チャーだったので軽チャーな人には”お前の人生も暗いだろう”とバカにされていた。以前居た会社は音楽好きが多く、自分は「◯◯君プログレ好きなんだって~そんな感じだよね~」と言われた事がある。たぶんオタクっぽかったんだろう。
したがってプログレを語れる友達が居ないので、この手の共通の趣味を持つ人がいると逆に話さずにはおれない。→続々と出てきたわけだ。
エンターティナー振りも素晴らしい宮川彬良さん「・・・宇宙戦艦ヤマトの作曲をしている父に「・・・パパー、これELPに似てない」と言った事がある。」
なるほど~振り返るとめっちゃインスパイアされている。自分の頭の中で”ヤマト”鳴らして、一人で電車でほくそ笑んでしまいました。
コレと コレ。
なるほどね~。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=JFal0CC4Cmw
さらに”みうらじゅん”さん。「・・・・(坂本冬美の)「また君に恋してる」で、あの曲の一番重要な、使ってはイケない禁じ手のフレーズをパクっているでしょ・・・全くサビの部分でしょ(両方とも)・・・・これは”アカン”・・・・。」
いや~、頭で「また君に~」が鳴って、がっくし。な~んで気が付かなかったんだろう。私としたことが・・・。
コレとコレ
びっくりですがな。参ったなーやられたな~。