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今更って事でもないんですが、松原さんいいっすね。
特にこのアルバム、各方面で絶賛だとか・・・・想像です。(笑)
2008年発売なもんで、知っている人にとっては今更・さらさら感ありありかと思いますが、仙人状態なモンで、4年経っても”最近”なのさ・・・ほっといて下さい。はいはい、Amazonでもマーケプレイスでしか手に入りませんよ。しかし本人のサイト経由で買えるみたいですよ。
ジャケこれです。
良い感じですな。
さてさて、言うまでもなく”ユーミン”を始めとして日本の音楽シーンを支えてきた松原さんだけあってキャリア、センス共に他の追随を許さない素晴らしいミュージシャンかと思いますが、なんでもこのアルバムはデビュー30周年記念だそうで、そりゃあ気合が入っていたんでしょうなぁ、非の打ち所ありません。皆無、全くなし。
まづ、バックミュージシャンが凄い。曲が良い。ハイ終わり・・・・ってだけじゃあ~りません。適材適所、配置とアレンジが絶妙。
つまりですね、凄腕ミュージシャンも使い方次第ってことですよ。その実力をいかんなく発揮できる場所を用意する。用意できる”腕”も必要ってことですな。曲も良ければ”聴かせどころ”の配置もキマっていると。つまりアレンジね。もう、ハッキリ言って”設計”ですよ。組立とも言いますが、松原さんの頭の中にはキッチりとした”青写真”が出来ていて具現するのに”設計図”を起して現場(ミュージシャン)にしっかりと仕事してもらう。AORですなぁ~。例えば、スティーリー・ダンとか、アラン・パーソンズ・プロジェクト。AOR系ライターの方々が異口同音同じ事おっしゃっておりますが、AORはプロダクションが大事だと。つまり、上に書いたことがきっちりできているかどうか。耳馴染みの良いAORですが、実はかなり練られた”設計”の下、狂いなく作り上げられたポップスであるって事ですね。
で、今回特に注目したいのが、ヴォーカリストも曲によって変えているんです。佐藤竹善さんでしょう、根本要さんでしょう。コレまたハマる曲を歌わせてるんだなぁ。
そうかぁ、それもありだなぁ。と感心しきりですよ。数あるAORの中でも、これだけ”お上手な歌い手”を豪勢に使っているアルバムを他に知りません。ギターだとか鍵盤だとかは、アレンジ上使い分けるのは当たり前ですが、ヴォーカルを変えるってのは、なんか贅沢な感じしませんか。まあ、ギタリストのソロアルバムなんで、そうなんでしょうけど、例えば、エアプレイにしてもヴォーカルは一人だしねぇ。まあAORと言えば”シンガーソングライター”的な側面もあるもんで、同じアルバムでヴォーカルが違うってもの考えにくいのかもしれませんが、今後海外のアーティストもヴォーカリストを豪盛に使ったアルバムを制作してもらいたいモンです。
正直自分の好みに直球ストライクど真ん中ですわ。やっぱ、最近のミュージシャンには”ピン”とこないよねぇ。
YouTubeありました。
http://www.youtube.com/watch?v=FQYplDtWM6U
更新日時 : 2012年04月28日 | この記事へのリンク :