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知らずにいた名曲の名アーティストのカバーソング

またまた100曲CDネタですみません。

100曲もあると色々とネタがあるもんで、便利です。

で、今回はカバーソングです。

歌手、演奏者の方々からすると、やはり音楽好きですから、他人のイイ曲とか”リスペクト”して自分でライブで演奏したり、アルバムにレコーディングしたりするのは自然なことかと思いますが、リスナーからするとウエルカムなのかどうか、どうなんでしょう。

まあ、好きなミュージシャンが好きなんだから”しょうがないか”と許せるかと思うんですが、アーティスト本人の意思と言うよりはデレクターやプロデューサーなど周りの人たちに”そそのかされた”場合は”許せん”、”要らん”ってトコロでしょうか。

さてさて、今回聞いて思ったことから書いてしまいましたが、対象となるのが以下2曲です。

まずはコレから。

今回はDISCOですな。ディスコのオムニバスとなると昔から”いっぱい”ありますから新鮮味ないですが、100曲となると迫力が違います。また、フロアで盛り上がるように選曲されているのが普通ですが、コレはあくまで”ヒッツ”なモンで、シングルヒットが前提となりまして、巷に溢れるオムニバスとは雰囲気違います。

で、「あれ?」とミミピクがドゥービー・ブラザーズの「ホワット・ア・フール・ビリーブス」(邦題:ある愚か者の場合)のカバー。どっかで聞いたことある歌声だなぁとクレジット見るとアレサ・フランクリン。なるほどね。で、それがどうした。これまた、名曲+稀代のシンガー、鉄壁のバック(TOTO)ときて”それがどうした”。まあ~悪くはないですよ。でもコレだけの才能使って「コレかぁ」ですよ。当時流行りのAORシーンを考えてウケ線狙い見え見えで、没個性で面白くもなんとも無い。AORの面白さ、良さを全く解っていない。曲も良いしアーティストの知名度も半端ないから売れたと思いますよ。でもAORファンをナメちゃいけません。

アルバムはコレね。

TOTO参加してて、「ホワット・ア・フール・ビリーブス」使っているにもかかわらずAOR系のガイド本から無視されている現実が何たるかを物語っています。

次はコレ。

ハイ、またまた登場のRock編ですが、前回紹介のモノとは違います。ってことは、合わせて200曲!ですわ。

で、今回の曲は「シーズノットゼア」です。まあ~カバーも多いんですが、今回は”驚き”のSANTANAです。あの哀愁のヨーロッパと言うか言うまでもなく”あの”サンタナです。

アルバムはコレね。

当時、年一(毎年アルバムが出る)ペースでボリュームのある(2枚組以上)アルバムを出していた絶好調のサンタナの数ある名作の中でもマニアに評価の高いアルバムです。もう、Rockと言うジャンルではくくれないサンタナワールド全開って感じですが、「シーズノットゼア」はここからのシングカットでした。

ラテンロックって言うとどうも”薬”のイメージが強く、フラワームーブメント終わっても”ラリって”いる感じですが・・・90年代に「トライヴ・オブ・ジプシーズ」ってラテンロックバンドが出てきましたが、来日の際もラリっていたらしい・・・・そんな雰囲気が「シーズノットゼア」の暗い感じと合わさるとまるで”ドアーズ”って感じです。コレはコレで強烈なインパクトで流石だなぁ~と言わずにはおれません。

かの「ブラック・マジック・ウーマン」も元はフリートウッド・マックの曲・・・マックもアメリカでブレイクしましたが、英国ミュージシャン・・・ですし、サンタナは英国好きなんだなぁと。

「Aretha」のアルバムはTOTO参加でも”なんかのついでに”買うかもしれませんが、「MoonFlower」は”買い”ですな。

更新日時 : 2012年04月22日 | この記事へのリンク : 

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