いよいよ開幕しましたF-1GPですが、ココ数年まともにTV放映を見ることが無かったのですが、昨日はつい見てしまったモンで色々と言いたくなってブログってしまいました。
とりあえず、今年のエフワンは面白いと思います。2年前が群雄割拠で面白かったんですが、結局下馬評通りのチャンピオンが誕生したんで、結果的にはなんだかなぁだと、それに比べて今年はより期待できるかなってコトです。その理由が下記って事でしばしお付き合いを。
TOP優勝のバトン独走で、その点は一見面白みがありませんが、本来”行ってこい”の展開は同僚ハミルトンのパターンだったのをそのお株を奪う展開は実に意味深く、1周あたりコンマ2~3秒の攻防は見応えがあったかと思います。昨年の後半から”晴れ”でも”行ってこい”で勝てるようになった事実は、バトンがマクラーレンに入った時点より自身が勝てるように色々と積み重ねてきたコトの結実である、ということが実によくわかる結果だと思います。ハミーは今回不運でしたが、勝てるレースをキッチリ勝っていかないとバトンに対抗できなくなるので、昨年のような予選速くて決勝ポカは避けて欲しいところです。
ブルは、よりセバスチャンに傾注することになりそうですね。KARSがあろうとDRSがあろうと抜けないくらい2チームの実力が拮抗していますから。
以下ですが、中段5チームの拮抗状態、実力伯仲具合には良い意味で驚かされました。ミスると順位が9ランク落ちるということを意味しています。ペーター・ザウバーさんが、予選(Q2)で可夢偉にえらく怒ったらしいですが、そう云う事だと思います。決勝で結果が出ましたが、本来望んでいたのはTOP2に次ぐ結果であることは言うまでもありません。それだけのポテンシャルがクルマとドライバーにあると言うことなので厳しい言い方ですが、頑張って欲しいトコロです。
今回注目は、何と言ってもパストール・マルドナードでしょう。速さもさることながら、ポカリ具合が実に素晴らしです。ファイナルラップに自滅なんて、かのマンセルを彷彿とさせます。昔は”滅法速いがポカも多くて結果がでない”レーサー多かったモンで、そうゆう人大好きなんです。例えばヴランヴィラ、ジャリエ、チェザリスとかね。今年はパストール応援します。
実際に注目は勿論ライコネン。最後尾から追い上げ見事です。可夢偉が居なければもっと上位を伺えたかもしれません。久しぶりのエフワンで興奮しているのが、無線で伝わってきて面白かったです。全然アイスマンじゃなかったですね。
まあ~あとロメイン・グロージャンとか、言及すべきところ、まだまだありますが、省略します。
今回のオーストラリアGP決勝の結果がそのまま今年のランキングになりそうな、そんな気がします。メルセデスが信頼性を回復すれば、可夢偉の前に来るかも、ってところでしょうか。