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伊勢正三~風~海風

え~先日ご紹介の小原礼さん尾崎亜美さん夫妻の番組「MUSICA」のイベント続きです。

その後、次の放映も同じライヴイベントの続きでして、こちらもやっと録画が見れまして、いや~スッごい楽しめました。

多彩なゲストなわけですが、最も感動は伊勢正三さん。かぐや姫の大ファンだとか、そういうわけでは無いんです。風の「海風」と言う曲のファンって事で。

風といえば一般的には「22歳の別れ」かと思うんですが、アルバム「海風」を初め、その後の伊勢さんのソロアルバムはフォークと言うよりは山下達郎さんなんかに近いAOR~シティポップなんですね。ですんで、フォークって括りだと残念ながらこのブログでは多分取り上げる事は無かろうかと思います。

で、もちろんハナからシティポップを期待していたわけではないので、伊勢さん登場して1曲目が(お約束の?)「なごり雪」だったもんですから”ながら見”(本読みながら)ですわな。

で、で、突然、尾崎亜美さんがシャウトし始めて「?なんの曲??」と本から目を離しかけて歌詞が「う~みかぜ~」と聞こえてきて「え~~~~」と驚愕ですわ。

イントロのガット・ギターのフレーズがめっちゃカッコイイ。グル~ヴィ~で、も~”ク~たまらん”って感じですが、どうしてこんなフレーズ作れるの?とホント驚きです。数ある洋楽のクラブナンバーでもそうは無い出来です。このイントロだけで、個人的名曲入りですな。以後の展開もですね、これが素晴らしい。どうしてこうゆう曲があの時代に日本人で作れるの?と思ってしまいます。

で、今回の演奏面子ですが、尾崎亜美さんと佐藤準さんが鍵盤、ドラムが屋敷豪太さん、ギターが是永巧一さん、ベースが小原さん。

いや~この曲聴く為にライヴに足運べば良かったなぁと思わせる演奏も凄かったです。で、この曲とても難しいんです。これだけの面子が目配せしてキメの確認を何度もするほど、フュージョン真っ青のキメキメがバシバシです。3回は繰り返して見ちゃいました。

ま~「海風」のライヴ見れるなんて長生きはするもんだと、其れ位驚きと感動でした。

アルバムはこれね。

イイジャケでしょ。帯もいいんだなぁコレが。”風”じゃないですよ、”kaze”。

さてさて、他のゲストの話ですが、デーモン小暮さんがパープルの「Burn」(バックは「海風」と一緒。屋敷豪太さんが叩くとは驚きでした。譜面見ながらですが、キッチリ叩けているところは流石です。(でもハードロック系じゃないのが分かる)

海風のYouTubeありましたが、別の演奏です。

http://www.youtube.com/watch?v=EckrOhzHMA8

前回感動の鈴木茂さんと林立夫さん、小原さんのトリオでヤードバーズの「ストロール・オン」演ってました。この曲の時代はベックとペイジが在籍していた頃ですが、ペイジ色ありありで、後のツェッペリンを思わせるトコロが興味深かったです。

更新日時 : 2012年03月18日 | この記事へのリンク : 

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