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え~TOTO、エアプレイと言えば熱烈なFANが多いAOR~アメリカンロックの代表的なグループです。(言うまでもないか、)
10年前くらいからAOR系のアルバムのリイシューが盛んになり、元々AORが洋楽シーンを一世風靡した実績のある日本ですから、それなりに売れてその系統のアーティストの新作などもリリースされておりまして、世界的に見ても日本ほどAORシーンが確立されている国は無いのではないか、と思います。(とは言え、この作品はスウェーデン発だったりして、自国のアーティストがAOR作品をリリースするかどうかでは?。あくまで洋楽シーンの話)
で、やれTOTO風です、エアプレイもビックリなど、まあ~色々な宣伝文句で多くのリイシューや新作を聞かされてきましたが、だいたいが「まあまあかなぁ~」、「それなりに良いかも」、「よしとるすか、」、「粒は揃っているが図抜けた曲は無いか」などなど。やはりTOTO1stやエアプレイ唯一のアルバムが孤高の金字塔なモンで、まあ~比較される方もつらいか。
とは言え、そこら辺の洋楽とは雲泥の差(ちょっと言いすぎですが、まあ好みの問題って事で)のクオリティとセンスを持ったアルバムばかりなんですけどねぇ。
で、コレを「TOTO+エアプレイ+スティーリー・ダン=・・・」なんて毎度の謳い文句につられて買いましたわ。
そうそう、それと、こんなマイナーCDなのに読売新聞のディスクレビューに掲載があったもんで。
ジャケからして食えねぇなぁ~って感じでしょ。
だが、しか~~~し、1曲目からいきなりキラートラック登場!。
シャッフルですよ、シャッフル。TOTOファンの耳がダンボになりますね。それっぽい懐かしい音シンセとそれっぽいコード進行のイントロでがっちりと掴まれてしまった感じです。
美メロですし、ハイトーンのサビにコーラスが被ったりと王道です。
http://www.youtube.com/watch?v=myhR1lH3-c4&list=UUGlYfb4v3SmOiDPKYB3ySfw
2曲目以降も基本、捨て曲なしのステ(キな)曲オンパレード。ホーンセクションのかぶり方かたからギターのバッキングと当時の雰囲気たっぷり、おまけにドラムがちょっとポーカロ先生を意識しているか、と思わせるフィルが・・・ただ、ドラムの音については今風というか、ちょっと音の作り方が機械っぽくて迫力に欠けております。
http://www.youtube.com/watch?v=j17qt_90Q9c
で、まあ~ここまで褒めちぎっちゃいましたが、後半はちょっとダレてくると言うか、少々飽きがくると言うか。
CDになって収録分数が増えて、ボーナストラックとか曲数も多くなった弊害かと思うんですが70分フル収録しようとすると、やはり収録曲のクオリテイに差が出てきてしまい散漫な印象を聞き手に与えがちじゃないかと。
ここはカチっと9曲ないし10曲に絞ってですねまとめた方がアルバムとしての印象もずいぶん違ってきて、名盤ともう一歩の違いになるような。かのTOTOの一枚目だってレコーディングまでしてボツになった曲があるんですから。(ボツ曲の存在は当時のライヴで演奏していたり、その後の別CDに収録されたりして陽の目をみている。)
この点は90年代以降の新作にはだいたい当てはまりそうな気がします。
更新日時 : 2011年11月20日 | この記事へのリンク :