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はや今年も終わりと言うか、弊社の営業最終日を迎えました。今年も皆様には大変お世話になりました、来年もまた宜しくお願いいたします。(とブログで挨拶してもって感じですが・・・)
さて、音楽探し歩記の年末特集としてある企画を暖めていたのですが、あっという間にこんな時期に来てしまいました(笑)。
話題の発端は去ること2月前ぐらいに買った「Beatleg」という音楽誌でピップ・パイルとブラッド・デルプが亡くなっていた事実を知ったことに有ります。今年亡くなった音楽家で有名な方はZARDの坂井泉水さんかと思いますが、個人的にはBOSTONのブラッド・デルプ、Crimsonのイアン・ウォーレス、ウエザー・リポートのジョー・ザビヌル、フライド・エッグの成毛滋の方が思い入れがあるかなぁといったところです。
と言うことでここ数年に亡くなった個人的に思い入れのあるミュージシャンのアルバムを追悼を込めて紹介していきたいという企画です。
第一弾?はディック・ヘクストール=スミスという言葉にしたらかみそうな名前ですがRock界でもっとも有名なSAX奏者かと思います。2本いっぺんに演奏したりします。アレクシス・コナーのブルース・インコーポレイテッド、ジョン・メイ・オールのブルース・ブレイカーズ、ジョン・ハイズマンズ・コロシアムなど歴戦のブリティッシュ・ロックバンドを渡り歩いたつわもので、特にコロシアムは1960年代にデビューしたバンドですが解散後1994年に再結成して今年初来日したのですが、彼がいなかったことを残念に思うファンも多かったかと思います。
で今回紹介するのはそのディック・ヘクストール=スミスのソロアルバム「A Story Ended」です。
コロシアムはいわゆるJAZZ・ROCKというジャンルに括られる事が多いのですがこのアルバムはまさにそんな感じですが、コロシアムがメンバーの技の競い合いで格闘技系の熱い音を発しているのにに対して、ほぼ同じメンバーで録音されているにもかかわらずJAZZ的なクールさを保っているところがとても好感が持てるアルバムです。また、ブリティシュ・ロックとしてもクリス・ファーロウなどの活躍でまさに正統派といった感じの貫禄を感じさせます。この手のジャンルのファンは必聴です。このアルバムがCD化されたのは再結成コロシアムのニューアルバムが発売された04年です。ディック・ヘクストール=スミスさんはその翌年05年12月に亡くなられました。
彼の元気な姿はコロシアム関連のDVDで見ることが出来ます。(港北ミナモでレンタルDVD有りました。)コロシアムの演奏を聞くとJAZZとRockがぶつかり合って融合していた時代(1970年ごろ)に思いが馳せます。個人的にとても好きな時代なのでその頃を体験させてくれるコロシアム再結成などはとてもうれしいことなのですが、ディックさんがいないことが残念でなりません。
情報ルート&購入:芽瑠璃堂
更新日時 : 2007年12月28日 | この記事へのリンク :