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いきなりカマっぽいタイトルですみません。いや~こうもいい音だと機械にすりすりしたくなる気持ち、ちょっと出てしまいました。
いや~このところすっかりアナログの音に回帰と言うか、CDの音がショボくて家でもCDは聴く気になれない日々が続いておりました・・・・と言いつつ家でCDをちゃんと聴く時間なんて日に30分もありません(睡眠時間削れば別ですが)。
お休みの日にカミサンが出かけて子守して子供の一人を寝かしつけて、一人をパソコンに釘付けできた(最近簡単な操作ができるようになった)時が唯一のリスニングタイムですわ。
で、何やるかというと、同じALBUMをCDとアナログで聴き比べて「やっぱレコードはエエなぁ」と。例えばTOTOの「TurnBack」のマスターサウンド盤とか・・・これ普通盤が2500円のところ3000円もした音質重視盤・・・中古で1000円もしなかったんじゃないかな。
で、折角持っている、ん千枚のCDが聴く気にならんと言うのは困った話で、どうしたモンかと思案をず~~~っとしてたんですね。まあ、そんなコンナでHDCDだのSACDだのソフト頼みな展開もありましたが、基本ただのCDばっかりですから、ハードで何とかするしかない。
何度も価格com.のレビューとにらめっこで、CDプレーヤーのアレコレを色々物色しては見たものの読めば読むほど高い機種が良く見えてくる。が、果たしでその高い機種で望みの音が出るかどうか、アキバに行って試聴する時間も勇気もない。
先日のCDドライブでもお話させて頂きましたが、オーディオに関しては新しいものが必ず良いとは限らない。むしろ昔が良かったりする。ウチの機材も2000年超えて揃えたアンプもレコードプレーヤーも築20年もとい生産後20年モノだったりします。
さすがに世に現れたのが1980年代と新しい機械なのでソコはCDプレーヤーに関しては当てはまらないか、とも思いました。
したら見つけましたよ!価格com.のクチコミ!!。流石です。それがコレ。
今の機種の操作性からするともんの凄く古臭いんですが・・・・リコモンありません・・・まあ冒頭で褒めまくったので、今更ですが、んまあ、驚きました。教室の後ろの方にいた森川さんがメガネを外して一番前の席に移動してきました。
その昔、XRCDってのがありまして・・・・1枚3000円くらいした音質重視のCD・・・サンプルで何枚か持っているんですが、XRCDかけたらアート・ペッパーがスピーカーの前に立って吹いていました。(有名なミーツ・リズムセクション)
幽霊が現れたのはVictorの試聴ルームで何千万円とする機材でXRCDの試聴して以来です。
なんでもオランダのフィリップス社が開発したスインアームメカってのがピックアップに使われていて、音にはこの方式が一番あっているらしい。今の製品のピックアップは売価30万円のプレーヤーでもパソコン共通なのでその点、ちっとも音のことは考えていないと、通なFANは憤っているらしい。
で、このCDプレーヤーはCD-34と言いまして、marantzから1986年頃発売、当時の価格が6万円くらい(CD普及の為、採算度外視の低価格らしい。)、オークションで3万位です。
で、実はコレだけでもスゴイんですが、さらに音追求のアイテムがコレ。
マタマタmarantzですが、ライントランスと言いまして、ギターで言うとエフェクターでしょうか。(すみません、よく分かっておりません。)使い方として、プレーヤーとアンプの間に繋ぐ。ね、エフェクターみたいでしょ。
効果としては、「・・・音の厚みが増して、腰の強い筋肉質な音調に・・・」とか「ミドルががっちりしてくる代わりに高域方向が丸くなる・・・」だそうです。もちろんmarantzなのでCD-34との相性はバッチリだそうです。
ついでにコレ
ベルデン8412とノイトリックRCAピンプラグです。
これで安心してCDを聴くことが出来ます。
やっとぐっすり眠れそうです。
更新日時 : 2010年11月28日 | この記事へのリンク :