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アコースティックYMO/TheToyBox
今日もとても暑いですね~、皆様いかがお過ごしでしょうか?。
昨年の今頃は熱心にクールなCDを紹介しまくっていたのですが、このところは暑苦しいのばっかりで申し訳ありません。で、昨年のラインアップを思い出したトコロで引っ張ってきたのがこのCDです。昨年はYMOのラテンカバーだったのですが、こちらは正面からアコ-ステッィクでまじめ且つ緻密にカバーしたある意味マニアックなCDであります。これが、また、結構クールなんですよ。
先日車の中でかみさんに聞かせたら「こてこてのエレクトリックサウンドをアコースティックでやることに何の意味があるの?」と突っ込まれてしまい・・・~う~む~と明快な答えを出せずにいるのですがこのCDはなかなか個人的にも気に入っているので好きな音に講釈はいらんとも言えないこともないところ、それではこのブログの意味も不明になってしまいかねないので困った感じです。
一般的にアコーステッィクというとクラプトンのアンプラグドに代表されるハードな曲でもエレキ無しで演奏するとよりメロディが引き立って裸にされた時の曲自体の良さがよりよく伝わるのと疲れた時でも鑑賞に堪えるなど効果があるわけですが、このアコースティックYMOは趣旨が違って、シンプルに曲を裸にするのではなく電子楽器を使わずに曲に使われている音全てを再現しようとチャレンジと試みたって事なんですね。
元々シンセサイザー・キーボードといった楽器はアコースティック楽器の出す音を手軽に鍵盤で再現しようとした所から発展していろんな音を作るようになったと自分は思っているのですが、そうするとこのアコーステッィクYMOは逆転の発想で手軽に鳴らしたシンセの音を手間隙かけてアコースティック楽器のさらには大人数で鳴らすというとてもマニアックな(YMOファンはマニアックな人が多い。)CDかと・・・・。
で、結論としてはエジソン誕生以前にYMOの曲を演奏することが出来た!って事かなと思います。この事実に感動するかどうかがこのCDを聴くかどうかの分かれ目かと・・・。ですが、なんというかさっぱり感あるというか油の落ちたお肉と言うか、歳くって脂っこいものを敬遠するようになった私にはちょうど良いかんじなのです。
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更新日時 : 2008年07月19日 | この記事へのリンク :