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前回に続き
モントルー・ジャズ・フェスティバル映像のご紹介。
今回はアヴェレイジ・ホワイト・バンドの1977年。
もう40年も前になるんですね~。
平均的な白人のバンドってお名前、謙遜し過ぎですな。
ピックアップザピーシーズでどんだけの人がデスコで
踊ったかわかりません。
40年たった今でもどこかで
この曲で踊っていらっしゃるんじゃないでせうか。
https://www.youtube.com/watch?v=3ISLeHByD-I
流石に太鼓系の人は黒い方々ですが、他は白い人です。
さすがのグルーヴ感はとても”平均的”とは思えません。
思うんですが、
1960年代はかのビートルズをはじめ、
ストーンズにしてもブルースやソウルなどの
ブラック・ミュージックをリスペクトして自作曲に
グルーヴ感を取り込んだり、カバーしたりしておりましたが、
まだまだ本家ミュージシャンとは比べられないか
と思っています。
この1970年代のアヴェレイジ・ホワイト・バンド
になると本家顔負けのグルーヴ感が出ていると。
40年も大昔の話ですが
60年代→70年代のたかだか10年もない期間に
いかにに進歩したか。
で、この進歩がどういう展開を生んだかと言うと
個人的にはマイケルのスリラーの大ヒットにつながる
と考えているんですね。
スリラーの前のアルバム「オフ・ザ・ウォール」では
ほとんど白い人をバックに使っていないんですが、
スリラーではいっぱい白い人をバック
(TOTOとかヴァンヘイレンとか)使っているんですね。
この二作の大きな違いは
ご存知通りスリラー知らない人はいない、
「オフ・ザ・ウォール」知っている人はいない、
かと思います。
まあ~極端な例えですが、
日本人にとってメジャーリーガーの日本人以外の選手
ってよっぽどのメジャーリーグFANじゃないと知らいないですが、
大谷翔平は誰でも知っている。
それくらいの認知差があるかと思うんですよ。
つまり、「オフ・ザ・ウォール」はアメリカ制覇
しているけど、世界制覇に程遠いんですよ。
それがスリラーでは世界制覇できた。
これってやはり白い人のバックでサウンド作った事が
大きい要素なんじゃないですかね。
ま~た極論すると黒い人ばかりのバックは独りよがり
というか、耳慣れしていない人にはわかりにくい。
それをわかりやすくしたのがTOTOとか。
で、そういうバックの起用につながるのが、
白い人たちのグルーヴ感の進歩ではないかと想像するわけです。
なんて事を思わせるノリノリの
アヴェレイジ・ホワイト・バンド全盛期のライヴでした。
曲の中に
マーヴィン・ゲイやジェームス・ブラウンのカバーも
織り交ぜるなど
そういったリスペクトに対してもお客さん大盛り上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=15GTKt7j9Ps
更新日時 : 2018年11月18日 | この記事へのリンク :