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『ザ・カセットテープ・ミュージック』マキタスポーツとスージー鈴木

ま、いかにも私が好きそうな番組(^^ゞですが・・・。 

これってどのテレビ?って聞かれそうですが、

BS12トゥエルビです。知ってましたか?このテレビ。

ほとんど民放を見ない私ですが、

こういう番組はチェックしていたりします。

民法で見てるのはコレ以外は

タモリ倶楽部、エンター・ザ・ミュージック、音楽交差点、スーパーGTプラスだけです。ホントに”それだけ”です。

ま、それはいいとして、

この二人凄いです。

ホントのところはもっとよく視聴した上で

この二人の名言をどカスカ紹介したいところなんですが、

そんな悠長なことしていたら番組終わるかも~って

(失礼な事)思って投稿です。 

マキタさんはかのタモリ倶楽部でよく出てくるので

知っておりました。

スージーさんは名著「1979年の歌謡曲」

http://www.central-tp.com/blog/central-tp/1/id/103330 

でよく存じておりました。

その二人がタッグを組むんだから強力です。

 

何が凄いかと言うと、

コード進行や似てるメロディの使われ方など

これまで主立って語られなかった歌謡曲の分析方法について

(ある程度わかっていたことだけれども)

体系的にバラしちゃったトコロです。

マキタさん曰く

ミュージシャンは”ネタばらし”したがらない。

もちろん商売道具ってトコロはありますが、

ある程度楽器演っている人はコピーすれば分かるんですよ。

有名な”カノン進行”ですが、

「愛は勝つ」(KAN)、「どんなときも。」(槇原敬之)「TOMORROW」(岡本真夜)と「負けないで」(ZARD) 

すべてコレが使われているワケなんですが、

TVや本であからさまに発言している人はかつて居なかった。

あとやはり感心するのは、

文献もいっぱい読み込んでいるトコロ。

スージーさん曰く

「子どもの頃に渋谷陽一の文章を読んだLed Zeppelinのアルバム『Presence』の渋谷陽一のライナーノーツがすごい濃厚で・・・」

って子供時代が中学なのか小学なのかはわかりませんが、

中学生だとしても早熟といううか。

 

二人共私より年下ですが、研究度合いは頭が下がります。

まっとうなミュージシャンにならないで、

こういった道へ進んで頂いたことはありがたい話です。

 

 

 

 

更新日時 : 2018年10月14日 | この記事へのリンク : 

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