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下田逸郎/飛べない鳥、飛ばない鳥/LOVE SONGS AND LAMENTATIONS

音楽のジャンルって曖昧で分かり難くくて分ける必要あるのか?

と言った意見あるかと思いますが、

一つの世界を表しているとすれば、

その世界を覗くのには、必要不可欠であるとも言えるかと思います。

何故なら、

日常でマイナーなジャンルの音楽は耳にする機会が殆ど無いからです。

コレだけ大量の種類のCDやアナログが手に入る国なのに、

その殆どが知られていない変な国に住んでいると言えます。

まあ~音楽はやはり文化たり得ない土壌なんでしょうか。

もちろん娯楽で十分なんでしょうけど。

 

このアルバムを聞くとそんな事思いました。

分からない人には

”ただのフォークソング”で終わるんでしょうけど、

ジャンル的には

「アシッド・フォーク」、

「アシッド・サイケ・フォーク」だそうなんですけど、

そのジャンルでは日本の最高峰とも言われております。

 

 

 https://www.youtube.com/watch?v=zjAeuX7uMsM

シンプルな構成(ギターとボンゴ→斎藤ノブさん、のみ)で

このグルーヴィー感が良いですな。

1973年の時代なりなんでしょうけど、古臭くないと言うか。 

https://www.youtube.com/watch?v=H7GUleSKgaI

フォークというとルーツ的には、

一つにはアイリッシュ・トラッド・ミュージックかと思うのですが、

そのへんの香りがして、

所謂日本のフォーク・ソングとは、全く違ってます。

やはり、ルーツに近い方が本物感有るんですかね。

https://www.youtube.com/watch?v=ZgVIKwIfexM

一緒に歌っている

ヴィッキー・スー・ロビンソンさん、アレキサンダー・イーズリィさん

が良すぎですわ。

とこれまで聴いてもらったのはB面の洋楽っぽいナンバーなんですが、

A面はちょっと日本フォーク寄りかな。

この方、個性が強い分、

おんなじ雰囲気の曲が多くて、

アルバム1枚のコンセプトとしては、イイんですが、

興味湧かない人にとってはみんな同じに聞こえるかと。

(因みに私はAKBとか、欅坂とか全て同じに聞こえます。)

https://www.youtube.com/watch?v=mS6qi_TCEQM

好きな人には、癖になるやはりアシッド的なアルバムです。 

 

 

 

更新日時 : 2018年02月04日 | この記事へのリンク : 

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