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今年の2017Indy500は日本人として初の快挙!、
佐藤琢磨選手の優勝と言う結果で
モータースポーツFANは大盛り上がりだったわけですが、
日本の皆様の多くの方はこのNews自体知らない。
100人に一人くらいは「なんかどこかでそんなNews見たような気がする」、
1000人に一人くらいは「なんかアメリカのレースで日本人が優勝したらしいが佐藤琢磨選手って誰?」、
1万人に一人くらいは「あ~その昔F-1に乗っていた人ね。Indy500ってアメリカの草レースでしょ」
なんて具合かと想像しますが如何なもんでしょうか?。
この快挙でアメリカでは佐藤琢磨の名前は
羽生結弦さん、高梨沙羅さん、吉田沙保里さん等などの日本でのビッグネームより知られた存在に成ったことは間違いありません。
アメリカレース界の頂点ということ、
世界の三大レースとしてルマン24時間、モナコグランプリと並んで世界的に認知されているレースであるんで
個人的には世界選手権、オリンピック競技の金メダルに匹敵するケースであると思っています。
ま、こんな事言っても
日本の皆様の多くは「ふ~んそうなんだぁ」で
終わるネタなんで興味ない方はここでサヨナラでよろしいかと思います。
さて、ココからは
日本のかたで1万人に一人いるか居ないかの
この快挙に心踊ったレースFANの方対象で
本音を言いたいかと。
1万人に一人いるかどうかのそんなレースFANの方々が
多くのコメントをSNSとかに寄せていらっしゃいます。
それはそれで、みんなで盛り上がって良い事だと思います。
そのコメントの中で目についたのが
「マスコミが凄いことなのに取り上げない」、
「国民栄誉賞をあげたい」。
気持ちは分かるんですけど、
何故マスコミは取り上げなかったか、
大多数の日本人が理解できない”スポーツ”であるモータースポーツに
日本人の国民が栄誉賞あげる道理が無いことを伝えたくて書いてます。
多くの年齢40代後半の日本人のモータースポーツの認識は
暴走族です。
推測ですが、
日本を代表する自動車会社の幹部クラスにも少なからずそう思っている人多いと思います。
暴走族は社会悪ですから、
村社会な日本では悪いイメージが付いたら徹底的叩くんで、
マスコミさんも
事故は大きく取り上げるが、栄光は知らんぷり。
この構図は昭和時代から変わっておりません。
ネットもない時代からコレですから
多くの日本の方がモータースポーツの本質を知るよしもありません。
さらに本質を知ってしまったら
スポーツ=武士道である日本人のメンタリティと全く合わないもんで、理解に苦しむに違いありません。
正々堂々清く正しく美しくが武士道とするならば
F-1なんて規則の抜け道まっしぐら、バレなければ何でもOKですから一刀両断でダメでしょう。
インディにしたってコーナーが4つしか無い
インディアナポリス・スピードウエイをぐるぐる200周も回るわけで、
「おんなじ所ぐるぐる回るだけの何処が面白いの?」
と真顔で多くの人に言われた経験があります。
競馬、競輪、競艇、トラック競技いずれも楕円コースをぐるぐる回るだけなのにオーバルコースだけがそう言われるのは偏見以外のなんでもありません。
フジTVがF-1中継するのにセナ人気を煽って
普通の人がF-1を「エフワン」と読めるようになった時代に比べて、
現在の日本でのモータースポーツ認知度がゼロに等しいほどに落ちたのは
やはりモータースポーツは日本に根づかない良い例かと思います。
更新日時 : 2017年06月04日 | この記事へのリンク :