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私事ですがTVは見ても1週間にいいとこ合計で5~6時間、
そのうちNHKが99%かと。
で、そのNHK-BSで「名盤ドキュメント」って番組があります。
これが誠に素晴らしい番組で2回は繰り返して見てしまいます。
なんですが、不定期かつ年に2回ぐらいしか放送されない。
ま、コレだけの番組ですから制作に時間がかかるのは分かるが、放映スケジュールを前もって知ることができないか、それが問題。
ま~上記の通りNHKっこなんで、
”たまたま”当たる場合もある。
まあ~それだけ好きな番組なんで全く放映スケジュール知らなくてもこれまで3回も”当たっている”んだから、縁が有るんだろう。
で、今回は矢野顕子さんの「JAPANESE GIRL」でした。
ハッキリ言って言わずもがなの”大名盤”。さ
すが天下のNHKさん、お目が高い。
これまでもRCの「シングルマン」やはっぴえんど「風街ろまん」、井上陽水「氷の世界」など、非の打ち所の無い傑作を取り上げてきただけある。
ココらへんの傑作だと流石に難波さんとか正直及びません。
個人的にも好き嫌いは別にして
歴史に残すべきアルバムだといい切れます。
まあ~その傑作の中でもこの「JAPANESE GIRL」は個人的には別格かと。
今回のTVでも
どんだけ凄いか、コレでもか!って検証されてですね、
ハタチ前後でこれを聞いてぶっ飛んだ私の感性も
まんざらではないと確認できた次第であります。
ま、中高生だと分からなかったかもね~。
これよ、コレ。
もちろん、春咲小紅やYMOの”東風”とかで存在は知っていましたよ。
このアルバムを初めて知ったのは清水ミチコさんの
「10年前の矢野顕子」というネタ。
ピアノの弾き語りで演っておられましたが、ぶっ飛びました。
本人の演奏ではないのにぶっ飛びました。
翌日、”レコ探し”したのは言うまでもありません。
もちろん、当時はネットもないし、レコードは廃盤だし、入手には時間かかりましたね~。
先日、あらためてTV番組を通して聴きましたが、良いですね~。
この番組はマスターテープで”音”を聴くんで、
TVでもかなり音良いです。
本人矢野顕子さんの弁ですが、
この時に既にアーティスト、プレーヤーとして完成されていた、と。
まあ、そうでないとデビュー作でコレですから。
ゲストの細野晴臣さんは、もう今、こんなベースプレイは出来ないって言ってました。
アメリカ録音の時のリトル・フィートのメンバーもグレイトだと。
なんでも、「力不足でギャラいらん」と申し出があったそうです。ホンマかいな?あのリトル・フィートが?。耳を疑うようなエピソードも紹介されていました。
本アルバム制作の数年前に細野晴臣さんらとアルバムのデモレコーディングをされていたそうですが、
矢野顕子本人が
”まだ、自分の思い描くような形にする姿勢が甘い”
と厳しい断を下してお蔵入りになったそうです。
名盤は1日にして成らず。
https://www.youtube.com/watch?v=7dTJ9lRX-eM
更新日時 : 2017年02月26日 | この記事へのリンク :