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TOTOの「OnTheRun」

え~またまたTOTOネタですが、昨年のTheStrandに続いてジェフネタってコトですが、今回も驚きでした。

ヤフオクで探しものをしている時に見つけたんですが、こんな映像あったんですね~。まあ~映像どころかモントルーJAZZフェスに出ていた事自体記憶にありませんでした。(基本知っていたはずなんですが・・・・年ですな。トシ)

まあ~所謂パイレート盤ってコトなんで、画質はまあそれなり(多分TV放映のコピーで91年と言う事を考えると荒い)なんですが、映像見れば”長生きはするもんだ”状態ですな。

’91年のモントルーJAZZフェスと言うとかのマイルス・デイヴィス最後のモントルーとして記憶に残るイベントですが・・・・そういえばジェフとマイルスが亡くなったのは同じ年だったんですね。なんとなく当時の事は覚えていますが、そういえばそうだったって感じです。まさか、TOTOも出ていたとはねぇ。

JAZZフェスってコトでオープニングのバンド紹介がクインシー・ジョーンズさんで、マイルスの時もそうでしたが、今回のモントルーはクインシーさん仕切りなんだなぁと思いましたね。

で、1曲目が「OnTheRun」。これが、アルバム「TOTOXX」に収録されていて、当然解説書読んでいるんでモントルーに出ていた事は読んだはず・・・・ははっ。オリジナルアルバム未収録ナンバーでオープニングを飾るのにふさわしいノリノリ&キメキメのロックンロールナンバーで、これが素晴らしい!。ホントに良いです。

当時の最新作が「KingOfDesire」なんですが、正直個人的にはイマイチな印象がありまして、今回この機会に聞き直しおましたが、リスト落ちかぁって位イマゴ。TOTO名義では無くてルーク名義にすればまだ許されますが、これはイカン。ルークもジェフも”ジミヘン”ファンなのですが、君たちが”ジミヘン”することは要らない。思い出せば、買った当時もアルバムの中の1曲だけ聴くためにドライヴ用カセット編集しましたモン。その曲が「Jake To The Bone」でインストですよ。このアルバムに限ってはルークの歌要らん。って言うか、曲もどれもコレもひっかかりません。「Jake To The Bone」とタイトルトラックの「King~」くらいですわ。

当日の様子はYouTubeで見れますが、肝心の「OnTheRun」がありません。

http://www.youtube.com/watch?v=FzqIk3VYyWM&feature=related

で、当時のライヴで演奏した「OnTheRun」。なんでこんなにイイ曲をアルバムに収めんかった?。もちろんグルーヴィなシャッフルナンバーですからルークが「ココは一つ、シャッフルは敢えて止めよう」って言ったのか。それにしては「OnTheRun」でルークさんノリノリではないですか。

または、せっかくモントルーに呼んで頂いたので、「ココは一つ新曲でも持っていくか」。で、ちょっとスタジオに入ってセッションしたら出来たみたいな。まぁ~彼らの実力からするとそんな話はいくらでも転がってそうですが。

いずれにしても「King~」のアルバムは聞いて腹が立つが、「OnTheRun」は超ご機嫌になります。ただ、確かに構成は詰が甘い感じがしますが、ライヴですし、デヴィッドがTOTO結成20周年記念アルバムに収録するくらいですから、本人達も”良い”と思っているんです。そのアルバムはコレね。

メロ良し、ノリ良し、言うことありません。ルークのギターソロは音数が少ないほど良いというのが世評だったりしますが、この曲でのソロは音数多いのにメロディアスで、なんでこんなソロできるの?ッつう位素晴らしいです。気持ち良いくらいキメキメがキマっております。その点、ちょっとフュージョンっぽいんですが、やはりモントルーを意識しているなぁと思います。

と言うか、全体的にフュージョンという印象を受けまして、今後この方向性で行ったら面白かったかもと思いましたね。その方向性もありかもと判断してジェフの後任がサイモンってのも納得いくかなぁと。

画質はそれなりですが、音は良いです。ホント良いです。出来ればCD化希望って位。

それにしてもジェフのグルーヴはどうしてこうも気持ちいいんでしょうねぇ。つくづく思いました。また、「King of desire」からタイトルトラックと「Jake To The Bone」(要は個人的に本アルバムのベスト2曲)を演ってくれたのは嬉しかったですね。と言うかこの曲のライヴ映像を見れるとは(凄い)、って感じです。他に注目点は「Africa」。ライヴの頭からコンガがやたら目立っているなぁ~「Africa」やるんだろうなぁ~と思ってましたが、問題はレコーディングの終わりがフェードアウトの場合のエンディング処理なんですね。(TOTOはそこんところもお上手で前年のパリライヴの「ロザーナ」のエンディングがエラくかっこ良い)で、普通「Africa」といえば日本公演だとかだと、ほぼレコーディング同様にシーケンサーのフレーズにコンガが絡んで2小節くらいでストンと終わるんですが、今回は”タッタンタ!”とユニゾンで終わった後ジェフとコンガの掛け合いが2分くらい続く展開に興奮!。もしかしてコレってドラムソロ??ってなると驚愕なんですが、(ジェフはドラムソロをやらない事で有名。インタビューとかで公言して実際ホントにやらない。こんな人他に知りません。)まぁ~それは大げさですな。でも、貴重なエンディングには間違いありません(えらくマニアックな話ですみません。)

しかし、ホントこの人達お上手。グルーヴの一体感とかなり難しいフレーズのキメが驚くほどスムーズにスラスラと進んで行くのは”見応え”ありました。

この1月後にジェフは亡くなってしまうので、ホント貴重かつ感動な映像かと。ちょっとジェフが肥えていたのが気になりましたけどね。

更新日時 : 2012年03月25日 | この記事へのリンク : 

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