このところは気温も高くなってきて、朝に雨戸を開けるとさわやかな感じかと思います。そんなときに似合うCDの一つがコレです。
ジャケットも雰囲気よく出来ていて作品としての完成度の高さをうかがわせます。
ドライブ向きと言うより朝食時のBGMってなかんじです。でも、イージーリスニングほど心地良すぎて印象に残らないわけではありません。
http://www.youtube.com/watch?v=SSYO7eRcteU
イントロからフックの効いたアレンジと印象に残るメロディの1曲目からキラートラックなのでジャケ良しもあって個人的に記憶に残るアルバムなのですが、全体を聴くとシリアスなナンバーありで、全部が朝に似合うと言うわけではありません。
なぜかと言うと・・・・理由はアーティスト側の考えとしか言い様がないのですが、時代背景ってことで・・・・この作品は1975年発売で、一般的にAORと言われる言葉が使われる前の事になります。作品のカラーを統一的にAORし始めるのは2年後くらいからになります。
で、上のジャケットの左側がドン・ブラウンさんで、彼の2年後のソロアルバムが下記です。
しずかな佇まいが良い感じのジャケットです。
サウンドはブラウンスミスの音をさらにAOR化させた感じで、バックのメンバーもFusion系スタジオミュージシャンの凄腕を起用してさらに完成度を高めています。
1曲目からまたまたスムース和み系のAORキラートラック登場です。2曲目がタイトルナンバーでこれまたハイトーンのサビメロがちょっと泣きが入っている感じでとても良いです。
http://www.youtube.com/watch?v=jvc7zg5AUXk
こちらはさすがにAOR全盛期に近いので全体的に同じカラーです。エレピの音もGood。
どちらもこれからの時期、特にオススメですな。