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WhereInTheWorld/Stylas

フリーソウルの名盤待望の再発!らしいです・笑。

オーストラリアのグループで1976年のLPです。

AORのFanには有名な4thアルバム「PartOfItAll」で知られている?スタイラスのアルバムでは2008年に初CD化もしくはどこぞの国で人知れずCD化され廃盤でまったく手に入らない状態での再発かどちらかでその筋のFan待望の発売だそうです。

自分はAOR筋・笑・なのでフリーソウルFanの熱い思いはそれほど分かりませんが、フリーソウルもそこそこ聞くので良さは良く分かります。

さて今回取り上げた理由は5曲目収録の「SummerBreeze」がツボはま状態なので。

この曲は1972年にシールズ&クロフツが大ヒットさせたナンバーでアラフォーの洋楽Fanにはおなじみかと思います。自分もシールズ&クロフツのナンバーでよく知っていたのですが、スタイラスのヴァージョンがあまりに自分の好みだったので”おおっ”と一聴して感動しました。

よくカバー曲は原曲を超えることがないと言われており、自分もめったにカバーの方が凄いってケースに逢うことがありません。原曲が売れてなかったり、アルバム曲やB面だったりする場合にカバーの方が売れて人々が知るようになるケース(例えば三木聖子の”まちぶせ”は知らなくとも石川ひとみの”まちぶせ”は知っているとか)がありますが、原曲が売れている場合にはまずありません。

この曲は”サマー・ブリーズ”と言うわりには哀愁あるメロディで個人的には枯葉の季節に合うなぁなんてこのところはまっているわけです。

そんなわけでシールズ~のアレンジだと哀愁を強調しすぎていてさびしい感漂ってとてもサマーって感じじゃないんです。スタイラスはギターが泣いて哀愁出しているんですが(そこがまたいいのよ!)他の演奏がからっとしていると言うか、オーストラリアしているというか。

たとえて言うとシールズ&クロフツがさだまさしのグレープで、スタイラスがサザンてトコでしょうか。

まあ、好みの問題ですが・・・。

ところでこの曲はアイズレー・ブラザースもカバーしており、近年ではGreat3もカバーしていたとか。どちらも聞きたいですね。

追記:アイズレーがカバーしたヴァージョンをスタイラスがカバーしたんですね。つまり元ネタはアイズレーの演奏って事です。ややこしいな。

入手:芽瑠璃堂、情報:レココレ   byトシ

更新日時 : 2008年12月14日 | この記事へのリンク : 

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